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公開番号2024013786
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-01
出願番号2022116143
出願日2022-07-21
発明の名称学習支援プログラム
出願人株式会社英語アカデミー
代理人個人,個人
主分類G09B 5/02 20060101AFI20240125BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】この発明は、タッチパネルに表示される事項から見たい領域と隠したい領域を学習者自身が簡単かつ自由に選択でき、暗記学習に適した学習支援プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】
学習支援プログラム10は、演算装置によって実行されることによりタッチパネル5に学習支援画面を表示させるコンピュータプログラムであり、
複数の第1学習事項21をタッチパネル5の第1表示域23に表示し、第1学習事項21の各要素に一対一で対応する第2学習事項22をタッチパネル5の第2表示域24に表示する学習事項表示処理11と、
長方形のマスク6をタッチパネル5に表示するマスク表示処理12と、
タッチパネル5の表面への接触位置を検知し、接触位置の移動に対応してマスク6の表示位置を平行移動させるマスク移動処理13を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
演算装置によって実行されることによりタッチパネルに学習支援画面を表示させるコンピュータプログラムであり、
複数の第1学習事項をタッチパネルの第1表示域に表示し、第1学習事項の各要素に一対一で対応する第2学習事項をタッチパネルの第2表示域に表示する学習事項表示処理と、
長方形のマスクをタッチパネルに表示するマスク表示処理と、
タッチパネルの表面への接触位置を検知し、接触位置の移動に対応してマスクの表示位置を平行移動させるマスク移動処理を有する学習支援プログラム。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
第1学習事項の要素とそれに対応する第2学習事項の要素の組合せごとにタッチパネルに表示された非表示選択ボタンへの接触を検知した時に、対応する第1学習事項の要素と第2学習事項の要素の組合せをタッチパネルに表示させなくする非表示選択処理を有する請求項1に記載の学習支援プログラム。
【請求項3】
サーバコンピュータにインストールされ、サーバコンピュータにより実施され、通信回線によりサーバコンピュータに接続される携帯通信端末のタッチパネルに学習支援画面を表示させるコンピュータプログラムである、請求項1または請求項2に記載の学習支援プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、英単語の暗記などの学習を支援するためのコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
学習のための教材としては、古来より教科書など紙媒体の印刷物は古くから使用されてきた。学習においては、思考力の養成よりも、記憶が重要な事項もある。特に、英語など言語の単語や歴史の年代などは、多数の事項を暗記することが求められ、単語帳のように暗記に適した教材が使用される。
【0003】
紙媒体の教材に加えて、コンピュータなど電子機器を利用した教材も開発されてきている。たとえば、特許文献1には、表示デバイスの画面の上から順に、問題 、確信度 、選択肢群を表示し、学習者が選択すると、「正解」または「誤答」と表示する。
【0004】
特許文献2には、教材編集時には、教材原稿として表示されているテキストや図から暗記学習対象とする複数の領域を隠蔽指定するマスク設定手段と、隠蔽指定された各々のマスク設定領域に対する解答領域を選択し、選択された該解答領域から解答を設定する解答設定手段と、暗記学習時には、マスク設定領域と解答領域の情報をもとに実際の隠蔽領域を決定後、該隠蔽領域を隠蔽するマスク手段と、隠蔽領域に対する回答を操作者が入力する回答手段と、解答設定手段によってあらかじめ設定された解答を表示する解答表示手段と、を備えたコンピュータを用いた暗記学習システムが記載されている。ここで、マスクにより隠蔽する領域を指定するのは教材編集時である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-22081号
特開2002-62792号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
教科書や単語帳などの印刷物は嵩張り、持ち運びのは不便である。また、かばんの中から取り出すのは不便であり、短い空き時間に利用しにくい。特許文献1のような携帯電話機を利用する学習支援装置であれば、どこでも簡単に利用できて便利である。しかし、特許文献1の学習支援装置は一問一答であり、画面に一つの問題を表示し、これに対する答えを4つの選択肢から選択するというものである。したがって、多数の事項を学習するには、その事項の数に対応した回数で画面の表示を切り替えていく。しかも、用意された選択肢から選ぶという解答であり、まったく手がかりがない条件で解答するという学習方法は実現できない。このような方法は、英単語の暗記のような大量の事項を短時間に習得するのには適していない。
【0007】
特許文献2の暗記学習システムでは、教材の編集者が指定した領域がマスクにより隠蔽され、学習者はその領域に隠蔽された事項を答えるという学習方法しか選べない。学習者自身が隠蔽領域を自由に指定することはできない。
【0008】
この発明は、タッチパネルに表示される事項から見たい領域と隠したい領域を事項学習者自身が簡単かつ自由に選択でき、暗記学習に適した学習支援プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述の課題を解決するため、この発明の学習支援プログラムは、演算装置によって実行されることによりタッチパネルに学習支援画面を表示させるコンピュータプログラムであり、
複数の第1学習事項をタッチパネルの第1表示域に表示し、第1学習事項の各要素に一対一で対応する第2学習事項をタッチパネルの第2表示域に表示する学習事項表示処理と、
長方形のマスクをタッチパネルに表示するマスク表示処理と、
タッチパネルの表面への接触位置を検知し、接触位置の移動に対応してマスクの表示位置を平行移動させるマスク移動処理を有する。
また、第1学習事項の要素とそれに対応する第2学習事項の要素の組合せごとに非表示選択ボタンをタッチパネルに表示し、非表示選択ボタンへの接触を検知した時に対応する第1学習事項の要素と第2学習事項の要素の組合せをタッチパネルに表示させなくする非表示選択処理を備えてもよい。
さらに、サーバコンピュータにインストールされ、サーバコンピュータにより実施され、通信回線によりサーバコンピュータに接続される携帯通信端末のタッチパネルに学習支援画面を表示させるコンピュータプログラムであってもよい。
【発明の効果】
【0010】
この発明の学習支援プログラムは、第1学習事項の要素とそれに対応する第2学習事項の要素の組合せを一つの画面に複数表示するので、暗記に必要な情報を効果的に提供できる。タッチパネルへの操作によりマスクを自由に自動させることができ、見たい領域や隠したい領域を簡単に変えることができ、効果的に暗記の支援ができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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