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公開番号2024004922
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-17
出願番号2022104826
出願日2022-06-29
発明の名称乾燥装置
出願人株式会社バイオマスレジンホールディングス
代理人IBC一番町弁理士法人
主分類F26B 17/22 20060101AFI20240110BHJP(乾燥)
要約【課題】バイオマス材料を使用して得られる樹脂組成物の乾燥の際に樹脂同士が互着することを防止または抑制することである。
【解決手段】樹脂組成物を乾燥させるための乾燥装置100は、樹脂組成物を収容可能な内部空間を設けたタンク29と、配管p2、p3、p4、p5によってタンクと接続され、内部空間に流入する樹脂組成物を乾燥させる気体を発生可能な気体発生部11と、タンクの内部空間に配置され、回転軸31を中心に回転して内部空間を流通する樹脂組成物を撹拌させる撹拌翼32を備える第1乾燥部10を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
樹脂組成物を乾燥するための乾燥装置であって、
前記樹脂組成物を収容可能な内部空間を設けたタンクと、
配管によって前記タンクと接続され、前記内部空間に流入する前記樹脂組成物を乾燥させる気体を発生可能な気体発生部と、
前記タンクの前記内部空間に配置され、回転軸を中心に回転して前記内部空間を流通する前記樹脂組成物を撹拌させる撹拌翼を備える乾燥部を有する、乾燥装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記乾燥部の下流に設けられ、前記樹脂組成物の含水率を検出可能な含水率検出部を有する請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項3】
前記乾燥部は、配管によって前記気体発生部と接続され、前記気体発生部から流通する気体を除湿する除湿部を備える請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項4】
前記乾燥部は、配管によって前記気体発生部からの気体が流通可能であり、前記気体発生部から流通する気体を圧縮する圧縮部を備える請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項5】
前記乾燥部は、前記タンクに流入する前記樹脂組成物を加熱可能なヒーターを含む第1乾燥部と、
前記第1乾燥部よりも下流側に設けられ、前記第1乾燥部から流通する前記樹脂組成物を冷却可能な冷却部を含む第2乾燥部と、を備える請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の乾燥装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、乾燥装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、循環型社会の構築を求める声の高まりとともに化石燃料からの脱却が望まれており、バイオマスの利用が注目されている。バイオマスは、二酸化炭素と水から光合成された有機化合物であり、それを利用することにより、再度二酸化炭素と水になる、いわゆるカーボンニュートラルな再生可能エネルギーである。昨今、天然由来の澱粉、米粉、木粉、竹粉、紙粉、食品残渣といったバイオマス材料を配合した樹脂組成物の開発がなされている。
【0003】
例えば、特許文献1では、バイオマス材料として、食品残渣(コーヒー搾りかす等)を使用し、樹脂組成物を得る取り組みがなされている。例えば、特許文献2では、バイオマス材料として、余剰米を有効活用することを目的として、米を使用し樹脂組成物を得る取り組みがなされている。得られた樹脂組成物は成形され、所望の成形品となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-57920号公報
特開2005-330402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
成形品を得るまでの過程で、樹脂組成物は乾燥に付されうる。本発明者らは樹脂組成物の乾燥工程中に樹脂同士が互いに接着してしまう(以下、互着ともいう)ことがあることを見出した。
【0006】
よって発明が解決しようとする課題は、バイオマス材料を使用して得られる樹脂組成物の乾燥の際に樹脂同士が互着することを防止または抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る樹脂組成物を乾燥させる乾燥装置は、タンクと、気体発生部と、乾燥部と、を有する。タンクは、樹脂組成物を収容可能な内部空間を設けている。気体発生部は、配管によってタンクと接続され、内部空間に流入する樹脂組成物を乾燥させる気体を発生可能に構成している。乾燥部は、タンクの内部空間に配置され、回転軸を中心に回転して内部空間を流通する樹脂組成物を撹拌させる撹拌翼を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様に係る乾燥装置によれば、バイオマス材料を使用して得られる樹脂組成物の乾燥の際に樹脂同士が互着することを防止または抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る樹脂組成物を乾燥させる乾燥装置を示す概略斜視図である。
図1の正面図である。
図1の平面図である。
図1に係る乾燥装置を構成する第1乾燥部の圧縮機を示す模式図である。
図1に係る乾燥装置を構成する第1乾燥部の気体発生部および樹脂組成物を乾燥させるタンク等を示す概略斜視図である。
図5に含まれる第1乾燥部のタンクの内部等を示す概略斜視図である。
図6の正面図である。
図6の平面図である。
図1に係る乾燥装置を構成する第2乾燥部の圧縮機を示す模式図である。
図1に係る乾燥装置を構成する第2乾燥部の気体発生部および樹脂組成物を乾燥させるタンク等を示す概略斜視図である。
図10に含まれる第2乾燥部のタンクの内部等を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ここで示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するために例示するものであって、本発明を限定するものではない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者などにより考え得る実施可能な他の形態、実施例および運用技術などは全て本発明の範囲、要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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