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公開番号2024004665
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-17
出願番号2022104388
出願日2022-06-29
発明の名称プリンタ
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人
主分類B41J 29/393 20060101AFI20240110BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】プリンタの大型化を抑制しつつ、読取部により媒体の印刷品質を検査できるプリンタを提供する。
【解決手段】プリンタ1Aは、ラベルと台紙が重なった媒体Mに印刷を実行する。媒体供給部86は、媒体Mを供給する。ヘッド84は、媒体供給部86により供給された媒体Mに印刷を実行する。第一排出口21は、媒体Mの排出口であって、ヘッド84により印刷が実行され、ヘッド84と第一排出口21とを結ぶ第一排出経路を搬送される媒体Mを排出する。巻き取り部450は、ヘッド84よりも下方に配置され、ヘッド84により印刷が実行された媒体Mを巻き取り可能である。読取部31は、ヘッド84と巻き取り部450とを結ぶ巻取経路Q3に配置され、ヘッド84により印刷が実行され、巻取経路Q3を搬送される媒体Mを読み取る。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ラベルと台紙が重なった媒体に印刷を実行するプリンタであって、
前記媒体を供給する媒体供給部と、
前記媒体供給部から供給された前記媒体に印刷を実行するヘッドと、
前記媒体の排出口であって、前記ヘッドにより印刷が実行され、前記ヘッドと前記排出口とを結ぶ排出経路を搬送される前記媒体を排出する前記排出口と、
前記ヘッドよりも下方に配置され、前記ヘッドにより印刷が実行された前記媒体又は前記媒体から前記ラベルが剥離された台紙を巻き取り可能な巻き取り部と、
前記ヘッドと前記巻き取り部とを結ぶ巻取経路に配置され、前記ヘッドにより印刷が実行され、前記巻取経路を搬送される前記媒体を読み取る読取部と
を備えたことを特徴とするプリンタ。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記巻取経路は、前記ヘッドよりも下方において、下方に延びる第一経路を含み、
前記読取部の読み取り面は前記第一経路に対向する
ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
【請求項3】
前記巻き取り部は、前記ヘッドよりも下方で且つ前記排出経路における前記媒体の搬送方向において前記ヘッドに対し前記排出口の反対の位置に設けられ、
前記巻取経路は、前記ヘッドよりも下方において、下方に延びる第一経路と、前記搬送方向において前記第一経路の下端部から前記巻き取り部へ向けて延びる第二経路とを含み、
前記読取部の読み取り面は前記第二経路に対向する
ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
【請求項4】
前記読取部を支持すると共に、前記第二経路の下方で且つ前記第二経路に沿って搬送される前記媒体を読み取り可能な読取位置と、前記第二経路から退避する退避位置との間を移動可能に設けられるキャリッジと、
前記キャリッジを移動させるモータと
を備えたことを特徴とする請求項3に記載のプリンタ。
【請求項5】
前記搬送方向において、前記巻き取り部に対して前記第一経路の反対に配置された板を備え、
前記キャリッジの前記退避位置は、前記板の下方である
ことを特徴とする請求項4に記載のプリンタ。
【請求項6】
前記板は、照度補正板であり、
前記読取部は、前記キャリッジが前記退避位置にある場合に前記照度補正板を読み取る
ことを特徴とする請求項5に記載のプリンタ。
【請求項7】
前記読取位置と前記退避位置との間に配置されたブラシを備え、
前記読取部の前記読み取り面は、前記キャリッジが前記退避位置と前記読取位置との間を移動する場合、前記ブラシに当接する
ことを特徴とする請求項4に記載のプリンタ。
【請求項8】
前記キャリッジが前記退避位置にある場合、前記読取部の前記読み取り面に向けて風を送る、又は、前記読取部の前記読み取り面の上方の空気を吸引するファンを備えた
ことを特徴とする請求項4に記載のプリンタ。
【請求項9】
本体と前記本体に対し開閉するカバーとを備え、
前記巻き取り部は、前記ヘッドよりも下方で且つ前記排出経路における前記媒体の搬送方向において前記ヘッドに対し前記排出口の反対の位置に設けられ、
前記巻取経路は、前記ヘッドよりも下方において、下方に延びる第一経路と、前記搬送方向において前記第一経路の下端部から前記巻き取り部へ向けて延びる第二経路とを含み、
前記読取部は、前記カバーが開いた状態で、前記第一経路又は前記第二経路に設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
【請求項10】
前記カバーは、前記本体のうち、前記搬送方向において前記ヘッドに対し前記媒体供給部の反対の位置に設けられる
ことを特徴とする請求項9に記載のプリンタ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタ
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のプリンタでは、媒体は、媒体掛けからヘッドアッセンブリへ供給される。リボンは、リボン供給スピンドルからヘッドアッセンブリへ供給される。ヘッドアッセンブリのプリントヘッドによって、リボンのインクが媒体へ転写される。印刷済みの媒体は、開口部から排出されるか、又は、巻戻しスピンドルによって巻き取られる。リボンは、リボン巻取りスピンドルによって巻き取られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-127564号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記プリンタにおいて、印刷された媒体の印刷品質を検査するため、媒体に印刷されたバーコードを読み取る読取部を設ける場合が想定される。この場合、印刷済の媒体を排出する開口部近辺の位置に読取部を追加する必要がある。しかしながら、上記プリンタでは、開口部近辺の位置に読取部を設けるのに十分なスペースがない。この場合、プリンタの外側に読取部を取り付けるか、又は、ヘッドから排出口までの距離を大きくし、そのスペースに読取部を設ける等の対策が必要となる。いずれの場合にも、読取部を取り付けることでプリンタが大型化する可能性があった。
【0005】
本発明の目的は、プリンタの大型化を抑制しつつ、読取部により媒体の印刷品質を検査できるプリンタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第一態様に係るプリンタは、ラベルと台紙が重なった媒体に印刷を実行するプリンタであって、前記媒体を供給する媒体供給部と、前記媒体供給部から供給された前記媒体に印刷を実行するヘッドと、前記媒体の排出口であって、前記ヘッドにより印刷が実行され、前記ヘッドと前記排出口とを結ぶ排出経路を搬送される前記媒体を排出する前記排出口と、前記ヘッドよりも下方に配置され、前記ヘッドにより印刷が実行された前記媒体又は前記媒体から前記ラベルが剥離された台紙を巻き取り可能な巻き取り部と、前記ヘッドと前記巻き取り部とを結ぶ巻取経路に配置され、前記ヘッドにより印刷が実行され、前記巻取経路を搬送される前記媒体を読み取る読取部とを備えたことを特徴とする。
【0007】
上記プリンタでは、ヘッドと巻き取り部とを結ぶ巻取経路に読取部が配置される。故に、プリンタは、大型化するのを抑制しつつ、読取部により媒体の印刷品質を検査できる。
【0008】
本発明の第一態様に係るプリンタでは、前記巻取経路は、前記ヘッドよりも下方において、下方に延びる第一経路を含み、前記読取部の読み取り面は前記第一経路に対向してもよい。プリンタでは、媒体の下方に紙粉が落下する場合がある。読取部の読み取り面が第一経路に対向するので、読取部が媒体から排出される紙粉の影響を受けにくい。
【0009】
本発明の第一態様に係るプリンタでは、前記巻き取り部は、前記ヘッドよりも下方で且つ前記排出経路における前記媒体の搬送方向において前記ヘッドに対し前記排出口の反対の位置に設けられ、前記巻取経路は、前記ヘッドよりも下方において、下方に延びる第一経路と、前記搬送方向において前記第一経路の下端部から前記巻き取り部へ向けて延びる第二経路とを含み、前記読取部の読み取り面は前記第二経路に対向してもよい。プリンタでは、読取部が第二経路に設けられるので、プリンタ下方のスペースを有効に利用できる。
【0010】
本発明の第一態様に係るプリンタは、前記読取部を支持すると共に、前記第二経路の下方で且つ前記第二経路に沿って搬送される前記媒体を読み取り可能な読取位置と、前記第二経路から退避する退避位置との間を移動可能に設けられるキャリッジと、前記キャリッジを移動させるモータとを備えてもよい。プリンタでは、媒体の下方に紙粉が落下する場合がある。この場合、キャリッジが読取位置から退避位置に移動可能なので、読取部は、未使用時に紙粉の影響を受ける可能性を低減できる。
(【0011】以降は省略されています)

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