TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2023150383
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-16
出願番号2022059477
出願日2022-03-31
発明の名称水回収装置
出願人株式会社富士通ゼネラル
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類F26B 3/347 20060101AFI20231005BHJP(乾燥)
要約【課題】吸着部材から脱離した水蒸気を効率良く凝縮させ、水として回収することができる水回収装置を提供すること。
【解決手段】実施形態に係る水回収装置は、加熱炉と、吸着部材と、回収部とを備える。加熱炉は、発振器によって内部にマイクロ波が入力される。吸着部材は、加熱炉に形成された開口部を介して加熱炉の内外に移動可能に設けられ、水分子を吸着する。回収部は、加熱炉の内部に接続され、発振器による加熱で気化した水分子を筐体内に回収する。回収部は、加熱炉の内部に対して、吸着部材の上方、または、吸着部材における移動方向の側方から筐体が接続される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
発振器によって内部にマイクロ波が入力される加熱炉と、
前記加熱炉に形成された開口部を介して前記加熱炉の内外に移動可能に設けられ、水分子を吸着する吸着部材と、
前記加熱炉の内部に接続され、前記発振器による加熱で気化した前記水分子を筐体に回収する回収部と
を備え、
前記回収部は、
前記加熱炉の内部に対して、前記吸着部材の上方、または、前記吸着部材における移動方向の側方から前記筐体が接続される
水回収装置。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記回収部は、
前記筐体の内部に凝縮器が設けられる
請求項1に記載の水回収装置。
【請求項3】
前記吸着部材は回転軸周りに回転駆動する円板形状であって、
前記加熱炉の内部に対して、前記吸着部材の回転軸の上方、または、前記吸着部材における移動方向の側方から接続される前記筐体は、第1筐体であり、
前記回収部は、
前記吸着部材が前記加熱炉の外部へ移動するために設けられた前記開口部である後段開口部に接続される前記筐体である第2筐体をさらに有する
請求項1または2に記載の水回収装置。
【請求項4】
前記第2筐体は、
内部に凝縮器が設けられる
請求項3に記載の水回収装置。
【請求項5】
前記回収部は、
前記吸着部材が前記加熱炉の内部へ移動するために設けられた前記開口部である前段開口部に接続される前記筐体である第3筐体をさらに有する
請求項3または4に記載の水回収装置。
【請求項6】
前記第3筐体は、
内部に凝縮器が設けられる
請求項5に記載の水回収装置。
【請求項7】
前記回収部は、
前記吸着部材が前記加熱炉の内部へ移動するために設けられた前記開口部である前段開口部とともに前記吸着部材を覆う半密閉構造部を有する
請求項1~6のいずれか1つに記載の水回収装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水回収装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、水分を吸着したデシカント材を加熱し、加熱時に脱離した水蒸気を凝縮させ、水として回収するデシカント除湿機が知られている。この種において、マイクロ波を利用してデシカント材を加熱する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-236984号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、デシカント材の吸着部材から脱離した水蒸気を効率良く凝縮させ、水として回収する点で改善の余地があった。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、吸着部材から脱離した水蒸気を効率良く凝縮させ、水として回収する水回収装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の水回収装置は、加熱炉と、吸着部材と、回収部とを備える。前記加熱炉は、発振器によって内部にマイクロ波が入力される。前記吸着部材は、前記加熱炉に形成された開口部を介して前記加熱炉の内外に移動可能に設けられ、水分子を吸着する。前記回収部は、前記加熱炉の内部に接続され、前記発振器による加熱で気化した前記水分子を筐体に回収する。前記回収部は、前記加熱炉の内部に対して、前記吸着部材の上方、または、前記吸着部材における移動方向の側方から前記筐体が接続される。
【発明の効果】
【0007】
本願の開示する水回収装置の一態様によれば、吸着部材から脱離した水蒸気を効率良く凝縮させ、水として回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施例の水回収装置の斜視図を示す図である。
図2は、実施例の水回収装置の断面図である。
図3は、変形例に係る水回収装置の断面図である。
図4は、水回収装置の断面図である。
図5は、水回収装置の断面図である。
図6は、加熱炉の開口部側の構造を説明する図である。
図7は、加熱炉の開口部側の構造を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願の開示する水回収装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例によって、本願の開示する水回収装置が限定されるものではない。
【0010】
図1は、実施例の水回収装置の斜視図を示す図である。図2は、実施例の水回収装置の断面図である。なお、図1では、水回収装置1全体を覆う筐体については省略している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
乾燥器
7か月前
個人
乾燥装置
1か月前
個人
乾燥装置
1か月前
個人
麺類乾燥室
3か月前
個人
乾燥炭化装置
6か月前
株式会社ki-ya
木材乾燥機
27日前
井関農機株式会社
穀物乾燥機
2か月前
三菱化工機株式会社
乾燥装置
8か月前
三菱化工機株式会社
乾燥装置
8か月前
東レエンジニアリング株式会社
乾燥装置
7か月前
株式会社EST電設工業
乾燥装置
1か月前
東レエンジニアリング株式会社
乾燥システム
15日前
東レエンジニアリング株式会社
乾燥システム
7か月前
東レエンジニアリング株式会社
乾燥システム
7か月前
株式会社フジタ
乾燥装置
7か月前
株式会社フジタ
乾燥装置
7か月前
フルタ電機株式会社
乾燥装置
3か月前
株式会社サタケ
循環式穀物乾燥機
7か月前
三菱重工業株式会社
蓄熱付き温風乾燥システム
7か月前
株式会社サタケ
循環式穀物乾燥機
2か月前
株式会社竹中工務店
バイオマスボイラーシステム
4か月前
個人
乾燥方法
3か月前
栗田工業株式会社
含液物の乾燥方法及び装置
3か月前
株式会社大気社
乾燥装置および乾燥方法
2か月前
富士機械工業株式会社
乾燥装置、印刷装置及び乾燥方法
7か月前
グンゼ株式会社
水切り装置
1か月前
大阪瓦斯株式会社
浴室乾燥時期推定システム
8か月前
株式会社SCREENホールディングス
減圧乾燥装置
2か月前
フロイント産業株式会社
粉粒体乾燥装置及び粉粒体乾燥方法
4か月前
個人
薪生産用木材乾燥装置
21日前
アルテミラ製缶株式会社
カップ乾燥装置
5か月前
株式会社SCREENホールディングス
減圧乾燥装置
3か月前
リンナイ株式会社
浴室暖房乾燥装置
5か月前
株式会社富士通ゼネラル
水回収装置
7か月前
大島農機株式会社
穀物類・種子等の乾燥機の作業用設備
22日前
株式会社リコー
温度センサの支持構造及び乾燥装置
5か月前
続きを見る