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公開番号2023177955
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-14
出願番号2022090935
出願日2022-06-03
発明の名称温度センサの支持構造及び乾燥装置
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類F26B 13/18 20060101AFI20231207BHJP(乾燥)
要約【課題】温度センサの取付け・取外しが容易な温度センサの支持構造を提供する。
【解決手段】フロント側板210Fとリヤ側板210Rとの間に配設された加熱ローラ310の表面温度を検出する温度センサ(サーモパイル430)の支持構造であって、フロント側板210Fとリヤ側板210Rに両端が着脱可能に支持された第1支持部材410と、温度センサを搭載すると共に第1支持部材410に対して着脱可能な第2支持部材420と、を有することを特徴とする。
【選択図】図2B
特許請求の範囲【請求項1】
フロント側板とリヤ側板との間に配設された加熱ローラの表面温度を検出する温度センサの支持構造であって、
前記フロント側板と前記リヤ側板に両端が着脱可能に支持された第1支持部材と、
前記温度センサを搭載すると共に前記第1支持部材に対して着脱可能な第2支持部材と、
を有することを特徴とする温度センサの支持構造。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記フロント側板に開口部が形成され、当該開口部を通して前記第1支持部材と前記第2支持部材を前記フロント側板と前記リヤ側板との間に配置可能にしたことを特徴とする請求項1の支持構造。
【請求項3】
前記第2支持部材が前記温度センサを覆うカバー部材を有し、当該カバー部材に冷却エアを供給するエアダクトが前記リヤ側板側から着脱可能に接続されていることを特徴とする請求項1の支持構造。
【請求項4】
前記温度センサが前記第2支持部材の長手方向両端部に搭載されると共に、前記第2支持部材の長手方向中間部に前記冷却エアの流量を調整する流量調整用オリフィスが配設されていることを特徴とする請求項3の支持構造。
【請求項5】
前記流量調整用オリフィスが、前記第2支持部材の長手方向中間部において、前記冷却エアの上流側と下流側に2つで配設されていることを特徴とする請求項4の支持構造。
【請求項6】
前記カバー部材に、前記温度センサから前記加熱ローラの外周面を透視可能な透孔が形成され、当該透孔を通して前記冷却エアを排気可能に構成したことを特徴とする請求項5の支持構造。
【請求項7】
前記リヤ側板に、前記第1支持部材と前記第2支持部材のリヤ側端部を位置決めする第1の位置決めピンが配設され、
前記フロント側板に、前記第1支持部材と前記第2支持部材のフロント側端部を位置決めする第2の位置決めピンが配設されていることを特徴とする請求項1の支持構造。
【請求項8】
前記第1支持部材の短手方向両側に、前記第2支持部材の短手方向両側を位置決めする立上り部が形成されると共に、当該立上り部に前記透孔に続く切欠き部が形成されていることを特徴とする請求項6の支持構造。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか1項の温度センサの支持構造を有することを特徴とする乾燥装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は温度センサの支持構造及び乾燥装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
ロール紙を印刷する画像形成装置と、印字後のロール紙を後処理する装置(巻取り装置やチラー装置等)との間に、インクの定着性を向上させるために、図1A、図1Bに示すような箱型形状の乾燥装置200が設置される場合がある(特許文献1、2参照)。当該乾燥装置200はフロント側板210Fとリヤ側板210Rを有し、当該一対の側板間に複数の加熱ローラユニット300を配設している。
【0003】
そして、インクや処理液が塗布された記録媒体(例えば連帳紙P)を複数の加熱ローラユニット300の加熱ローラに掛け回して乾燥するようにしている。加熱ローラはハロゲンランプなどの熱源を内蔵し、当該熱源の温度をサーモパイルなどの温度センサを使用して制御する。
【0004】
従来の温度センサは、特許文献1に記載のように装置本体に固定的に取付けられて取外しが困難なものが多かった。したがって、温度センサを定期的に清掃・点検したり、温度センサが故障した場合に新品と交換したりする作業が長時間に及ぶという課題があった。
【0005】
特に、近年では印刷時間を短縮し生産性を向上するため、幅20インチ以上の幅広印刷用紙に対応した画像形成装置と乾燥装置の需要が増えている。このような大型装置ではフロント側板とリヤ側板の間隔が広くなるため、前述した清掃・点検の作業時間がいっそう長くなる傾向にある。また、特許文献2の乾燥装置では加熱ローラユニットに温度センサを一体化しているため、温度センサが故障すると加熱ローラユニットごと取替えなければならないという課題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで本発明は、温度センサの取付け・取外しが容易な温度センサの支持構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するため、本発明の温度センサの支持構造は、フロント側板とリヤ側板との間に配設された加熱ローラの表面温度を検出する温度センサの支持構造であって、前記フロント側板と前記リヤ側板に両端が着脱可能に支持された第1支持部材と、前記温度センサを搭載すると共に前記第1支持部材に対して着脱可能な第2支持部材と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明により、温度センサの取付け・取外しが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る乾燥装置の概略図である。
本発明の実施形態に係る乾燥装置の斜視図である。
加熱ローラユニットとサーモパイルユニットの斜視図である。
サーモパイルユニットを引抜く状態を示す斜視図である。
第2支持部材を引抜いた後の第1支持部材を示す斜視図である。
第1支持部材を引抜く状態を示す斜視図である。
第1支持部材を引抜いた後の加熱ローラユニットを示す斜視図である。
引抜いた第1支持部材の斜視図である。
加熱ローラユニットとサーモパイルユニットの斜視図である。
加熱ローラに対するサーモパイルの配置状態を示す平面図である。
ヒータランプに対するサーモパイルの配置状態を示す平面図である。
加熱ローラユニットとサーモパイルユニットの端面図である。
加熱ローラユニットとサーモパイルユニットの断面図である。
加熱ローラユニットとサーモパイルユニットのリヤ側端部斜視図である。
第1支持部材のフロント側端部斜視図である。
第1支持部材を取外した後のフロント側板の開口部の斜視図である。
サーモパイルユニットのカバー部材を透視して示す斜視図である。
サーモパイルユニットの長手方向中央とカバー部材を省略して示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(●乾燥装置)
以下、本実施形態に係る乾燥装置200と、当該乾燥装置200の加熱ローラ310の温度を検出する温度センサとしてのサーモパイル430の支持構造を図面を参照して説明する。図1Aは、画像形成装置100と、その後段(下流側)に接続される乾燥装置200の概略図である。
(【0011】以降は省略されています)

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