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公開番号2024066071
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022175331
出願日2022-11-01
発明の名称フレーム、定着装置、及び、画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 21/16 20060101AFI20240508BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】回動させたフレームが意図せずに閉鎖してしまう不具合を軽減する。
【解決手段】フレーム50は、第1分割フレーム51と第2分割フレーム52とに分割可能である。第1分割フレーム51は、支軸51aと、軸部51bと、が設けられている。第2分割フレーム52は、支軸51aが嵌合する溝部52aと、溝部52aの底部52a1に位置する支軸51aを中心に第1分割フレーム51が回動したときに軸部51bが当接する当接部52cと、が設けられている。そして、底部52a1に位置する支軸51aを中心に第1分割フレーム51が回動されて、当接部52cに軸部51bが当接した状態で当接部52cを中心に第1分割フレーム51が回動されるのにともない支軸51aが溝部52aをスライド移動した後に溝部52aから外れて、第2分割フレーム52に対して第1分割フレーム51が分割可能な状態になる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1分割フレームと第2分割フレームとに分割可能なフレームであって、
前記第1分割フレームは、支軸と、前記支軸から離れた位置に位置する軸部と、を具備し、
前記第2分割フレームは、前記支軸が嵌合する溝部と、前記溝部の底部に位置する前記支軸を中心に前記第1分割フレームが回動したときに前記軸部が当接する当接部と、を具備し、
前記第2分割フレームの前記底部に位置する前記支軸を中心に前記第1分割フレームが回動されて、前記当接部に前記軸部が当接した状態で前記当接部を中心に前記第1分割フレームが回動されるのにともない前記支軸が前記溝部をスライド移動した後に前記溝部から外れて、前記第2分割フレームに対して前記第1分割フレームが分割可能な状態になることを特徴とするフレーム。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記当接部は、前記溝部において前記底部から離れた位置に位置する前記溝部の始端であって、曲面状に形成され、
前記溝部は、前記底部が前記支軸の外径に合わせて半円状に形成されたU字溝であって、前記始端から前記底部に向けて下方に傾斜するように形成されたことを特徴とする請求項1に記載のフレーム。
【請求項3】
前記当接部は、前記溝部と、前記第2分割フレームにおける側面の上端と、が交わる位置に形成されたことを特徴とする請求項2に記載のフレーム。
【請求項4】
前記支軸と前記軸部とは、いずれも、前記第1分割フレームの側面から外側に突出するように形成され、
前記溝部と前記当接部とは、前記第1分割フレームの前記側面の外側に位置する前記第2分割フレームの側面に形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフレーム。
【請求項5】
前記支軸は、前記第1分割フレームの両側面にそれぞれ形成され、
前記軸部は、前記第1分割フレームの前記両側面のうち一方の側面にのみ形成され、
前記溝部は、前記第2分割フレームにおいて2つの前記支軸に対応する位置にそれぞれ形成され、
前記当接部は、前記第2分割フレームにおいて前記軸部に対応する位置に形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフレーム。
【請求項6】
前記当接部に前記軸部が当接した状態で前記当接部を中心に前記第1分割フレームが90°未満の範囲で回動されるのにともない前記支軸が前記溝部をスライド移動した後に前記溝部から外れて、前記第2分割フレームに対して前記第1分割フレームが分割可能な状態になることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフレーム。
【請求項7】
前記支軸と前記軸部とのうち少なくとも一方に軸受が設置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフレーム。
【請求項8】
請求項1又は請求項2に記載のフレームを備えたことを特徴とする定着装置。
【請求項9】
請求項1又は請求項2に記載のフレームを備えたことを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、第1分割フレームと第2分割フレームとに分割可能なフレームと、それを備えた定着装置と、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置と、に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、2つのフレームが合体して1つのフレームが構成されたものが広く知られている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、このような2つのフレームは、一方が支軸を中心に回動して、その内部が開放されて、内部のメンテナンスなどがおこなわれる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来は、2つのフレームのうち、一方のフレームを支軸を中心に回動させて内部を開放した状態で、その状態が維持されず、回動させたフレームが意図せずに閉鎖してしまうことがあった。
【0004】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、回動させたフレームが意図せずに閉鎖してしまう不具合が軽減される、フレーム、定着装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明におけるフレームは、第1分割フレームと第2分割フレームとに分割可能なフレームであって、前記第1分割フレームは、支軸と、前記支軸から離れた位置に位置する軸部と、を具備し、前記第2分割フレームは、前記支軸が嵌合する溝部と、前記溝部の底部に位置する前記支軸を中心に前記第1分割フレームが回動したときに前記軸部が当接する当接部と、を具備し、前記第2分割フレームの前記底部に位置する前記支軸を中心に前記第1分割フレームが回動されて、前記当接部に前記軸部が当接した状態で前記当接部を中心に前記第1分割フレームが回動されるのにともない前記支軸が前記溝部をスライド移動した後に前記溝部から外れて、前記第2分割フレームに対して前記第1分割フレームが分割可能な状態になるものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、回動させたフレームが意図せずに閉鎖してしまう不具合が軽減される、フレーム、定着装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。
定着装置を示す構成図である。
定着装置のフレームが2つの分割フレームに分割される動作を示す概略図である。
2つの分割フレームが合体した状態を示す概略図である。
変形例としての、2つの分割フレームが合体した状態を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0009】
まず、図1にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのタンデム型カラー複写機、2は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部、3は原稿Dを原稿読込部4に搬送する原稿搬送部、4は原稿Dの画像情報を読み込む原稿読込部、を示す。
また、7は用紙等のシートPが収容される給紙部、9はシートPの搬送タイミングを調整するレジストローラ(タイミングローラ)、11Y、11M、11C、11BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される感光体ドラム、を示す。
【0010】
また、12は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面を帯電する帯電部、13は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面に形成される静電潜像を現像する現像部、14は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面に形成されたトナー像をシートPの表面に重ねて転写する1次転写バイアスローラ、15は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面に残留した未転写トナーを回収するクリーニング部、を示す。
また、16は中間転写ベルト17を清掃する中間転写ベルトクリーニング部、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、18は中間転写ベルト17上のカラートナー像をシートP上に転写するための2次転写バイアスローラ、20はシートP上のトナー像(未定着画像)を定着する定着装置、を示す。
(【0011】以降は省略されています)

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