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公開番号2024065500
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022174399
出願日2022-10-31
発明の名称ポリ乳酸発泡シート及びその製造方法、並びに、製造物
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類C08J 9/12 20060101AFI20240508BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】発泡倍率が高く、緩衝性、しなやかさ、巻き付き追従性、及び表面性に優れるポリ乳酸発泡シートを提供すること。
【解決手段】少なくともポリ乳酸樹脂を含有し、かさ密度が0.250g/cm3以下であり、190℃における溶融粘度が5,000Pa・s以上30,000Pa・s以下であり、示差走査型熱量測定によって求められる結晶化度が35%以下であるポリ乳酸発泡シートである。
【選択図】なし


特許請求の範囲【請求項1】
少なくともポリ乳酸樹脂を含有し、
かさ密度が0.250g/cm

以下であり、
190℃における溶融粘度が5,000Pa・s以上30,000Pa・s以下であり、
示差走査型熱量測定によって求められる結晶化度が35%以下であることを特徴とするポリ乳酸発泡シート。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記示差走査型熱量測定によって求められる前記結晶化度が30%以下である、請求項1に記載のポリ乳酸発泡シート。
【請求項3】
発泡径が300μm以下である、請求項1又は2に記載のポリ乳酸発泡シート。
【請求項4】
独立気泡率が50%以上である、請求項1に記載のポリ乳酸発泡シート。
【請求項5】
前記ポリ乳酸樹脂の構成モノマー単位であるポリ乳酸の光学純度が99%以下である、請求項1に記載のポリ乳酸発泡シート。
【請求項6】
更にフィラーを含有する、請求項1に記載のポリ乳酸発泡シート。
【請求項7】
前記フィラーがマイカである、請求項6に記載のポリ乳酸発泡シート。
【請求項8】
前記フィラーの体積平均粒径が0.1μm以上100μm以下である、請求項6に記載のポリ乳酸発泡シート。
【請求項9】
前記フィラーの含有量が、前記ポリ乳酸樹脂に対して、0.3質量%以上5質量%以下である、請求項6に記載のポリ乳酸発泡シート。
【請求項10】
厚みが0.5mm以上1.55mm以下である、請求項1に記載のポリ乳酸発泡シート。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリ乳酸発泡シート及びその製造方法、並びに、製造物に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
プラスチック製品は、袋、容器などの様々な形状に加工されて広く流通している。これらの中でも、プラスチックを発泡させた発泡シートは、優れた断熱性や緩衝性を有し、かつ軽量であることから、緩衝材や食品容器等に大量に用いられていることが知られている。そのような中で、近年、環境意識への高まりからSDGsの活動が活発になり、生分解性樹脂や植物由来のプラスチックへの期待が高まりつつあり、植物由来かつコンポスタブルであるポリ乳酸樹脂によるプラスチック製品の開発が進められてきている。
【0003】
ポリ乳酸樹脂によるプラスチック製品は、既に一部で商品化が進められているが、その樹脂特性の影響で、従来のプラスチック製品との品質が大きく変わってしまうため、なかなか普及していないのが現状である。その中でも、例えば、梱包材等に用いられる緩衝材用途の薄膜のポリ乳酸発泡シートでは、樹脂の粘度により押出装置出口で糸引きや破泡によるシート表面のざらつきや、樹脂が硬いためシートのしなやかさに欠けるなどの問題があった。
【0004】
例えば、光学純度が80%以上である高結晶性ポリ乳酸(A)と、光学純度が54%以上80%未満である低結晶性または非晶性ポリ乳酸(B)とを、(A)/(B)=10/90~90/10の重量割合で含み、動的粘弾性の温度依存性に関する試験(JIS-K7198B法)での貯蔵弾性率が、少なくとも30℃の温度範囲にわたって、6×10

Pa以下で安定しているポリ乳酸組成物よりなるフィルムが提案されている(特許文献1参照)。
【0005】
また、動的粘弾性測定にて得られた、貯蔵弾性率曲線と損失弾性率曲線との交点における温度Tと、融点(mp)とが、[(ポリ乳酸系樹脂の融点(mp)-40℃)≦貯蔵弾性率曲線と損失弾性率曲線との交点における温度T≦ポリ乳酸系樹脂の融点(mp)]の条件を満たす結晶性のポリ乳酸系樹脂、及び、気泡調整剤を押出機に供給して発泡剤の存在下にて溶融混練した後、押出機の先端に取り付けられた金型から押出発泡させて密度が0.13~0.6g/cm

のポリ乳酸系樹脂発泡体を製造することを特徴とするポリ乳酸系樹脂発泡体の製造方法が提案されている(特許文献2参照)。
【0006】
また、ヒドロキシ基を含む(メタ)アクリル系ポリマー(B)を開始剤として得られたポリ乳酸系樹脂が、(メタ)アクリル酸エステル化合物(C)により架橋されてなり、(i)(B)の数平均分子量が20000以上、ヒドロキシ基1個あたりの数平均分子量が200~1500である、及び(ii)ポリ乳酸系樹脂のポリ乳酸成分(A)100質量部に対して、(B)の含有量が1.0~5.0質量部、(C)の含有量が0.1~1.0質量部である、ポリ乳酸系樹脂組成物が提案されている(特許文献3参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、発泡倍率が高く、緩衝性、しなやかさ、巻き付き追従性、及び表面性に優れるポリ乳酸発泡シートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するための手段としての本発明のポリ乳酸発泡シートは、少なくともポリ乳酸樹脂を含有し、かさ密度が0.250g/cm

以下であり、190℃における溶融粘度が5,000Pa・s以上30,000Pa・s以下であり、示差走査型熱量測定によって求められる結晶化度が35%以下であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、発泡倍率が高く、緩衝性、しなやかさ、巻き付き追従性、及び表面性に優れるポリ乳酸発泡シートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明のポリ乳酸発泡シートの製造方法に用いる連続式発泡シート化装置の一例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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