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公開番号2023047039
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-05
出願番号2021155935
出願日2021-09-24
発明の名称窓の昇降装置
出願人株式会社成田製作所
代理人個人,個人
主分類B61D 25/00 20060101AFI20230329BHJP(鉄道)
要約【課題】可動窓を上方に付勢するとともに、可動窓を任意の場所で保持できる窓の昇降装置を提案する。
【解決手段】鉄道車両に用いられる可動窓4を、昇降可能に設け、前記可動窓4を、付勢部材15により上方に付勢し、開口部34
が、可動窓4の移動方向に形成されたバネ材30を、鉄道車両に設け、バネ材30の開口部35に、可動窓4に対し回動可能に摺動輪35を設け、バネ材30により、摺動輪35を挟持するとともに、バネ材30との当接部30d,30dを、摺動輪35の軸芯方向に付勢して、摺動輪35の回動を抑制するようにした。
【選択図】 図17
特許請求の範囲【請求項1】
鉄道車両に用いられる可動窓を、昇降可能に設け、
前記可動窓を、付勢部材により上方に付勢し、
開口部が、前記可動窓の移動方向に形成されたバネ材を、前記鉄道車両に設け、前記バネ材の開口部に、前記可動窓に対し回動可能に摺動輪を設け、
前記バネ材により、該摺動輪を挟持するとともに、バネ材との当接部を、前記摺動輪の軸芯方向に付勢して、前記摺動輪の回動を抑制するようにしたことを特徴とする窓の昇降装置。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
前記バネ材の前記摺動輪は、一方の当接部と他方の当接部で相互に当接し、
一方の当接部を、前記摺動輪の軸芯方向へ付勢する力と、他方の当接部を、前記摺動輪の軸芯方向へ付勢する力が、異なるようにしたことを特徴とする請求項1記載の窓の昇降装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、窓の昇降装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
鉄道車両の客室の側壁に設けられた窓を、固定しており開閉しないようになっているが、近年、客室内の換気の観点から、客室の側壁に設けられた窓を開閉できるようにすることが望まれている。
【0003】
従来、客室の側壁に設けられた固定窓に対し、可動窓を上下方向に開閉可能に設けることが行われている。軽い力、可動窓を閉じることができるように、コイルバネで、可動窓を上側方向に付勢することが行われている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、可動窓をコイルバネで上側方向に付勢しているため、可動窓を開いた際に、換気のため少しだけ開けておくなど、可動窓を任意の位置で停止させることが困難であるという問題がある。
【0005】
そこで、任意の場所で可動窓を停止させることができる窓の昇降装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の課題を解決するために、本願発明は、鉄道車両に用いられる可動窓を、昇降可能に設け、
前記可動窓を、付勢部材により上方に付勢し、
開口部が、前記可動窓の移動方向に形成されたバネ材を、前記鉄道車両に設け、前記バネ材の開口部に、前記可動窓に対し回動可能に摺動輪を設け、
前記バネ材により、該摺動輪を挟持するとともに、バネ材との当接部を、前記摺動輪の軸芯方向に付勢して、前記摺動輪の回動を抑制するようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
また、前記バネ材の前記摺動輪は、一方の当接部と他方の当接部で相互に当接し、
一方の当接部を、前記摺動輪の軸芯方向へ付勢する力と、他方の当接部を、前記摺動輪の軸芯方向へ付勢する力が、異なるようにしてもよい。
【発明の効果】
【0008】
本願発明によれば、開口部が、前記可動窓の移動方向に形成されたバネ材を、鉄道車両に設け、バネ材の開口部に、可動窓に対し回動可能に摺動輪を設け、
バネ材により、摺動輪を挟持するとともに、バネ材との当接部を、摺動輪の軸芯方向に付勢して、摺動輪の回動を抑制するようにしたことにより、可動窓が付勢部材で上方に付勢された状態においても、可動窓を任意の位置で保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施例1に係る窓の昇降装置において、可動窓を閉じた状態の室内側から見た図。
図1のA-A線断面図。
図2の状態から、可動窓を下降させた状態の断面図。
本発明の実施例に用いる付勢部材で、ロッドを伸長させた状態の図。
図4の状態からロッドを伸縮させた状態の図。
本発明の実施例1に用いる付勢部材の他例で、ロッドを伸長させた状態の図。
図6の状態からロッドを伸縮させた状態の図。
可動窓を閉じた状態の、可動窓と鉄道車両との関係を示す側面図。
図8の状態から可動窓を降下させた状態の可動窓と固定窓の関係を示す側面図。
可動窓を全開状態にした状態の可動窓と固定窓の関係を示す側面図。
図10の状態から可動窓を上昇させた状態の可動窓と固定窓の関係を示す側面図。
本発明の実施例1の窓の昇降装置の操作例を示す一例の図。
本発明の実施例1の窓の昇降装置の操作例を示す他例の図。
本発明の実施例1に用いる可動窓の上面図。
図14の正面図。
本発明の実施例1に用いるバネ材と摺動輪と付勢部材と可動窓との関係を示す模式図。
バネ材と摺動輪の鉄道車両への取付状態を示す模式図。
本発明の実施例1に用いるバネ材と摺動輪の他例を示す図。
本発明の実施例1に用いる付勢部材の他例を示す図。
本発明の実施例1に用いる付勢部材の他例を示す図。
図20の状態から伸縮部材を伸縮させた状態の図。
本発明の実施例2に係る窓の昇降装置において、可動窓を最も高い位置に保持した図。
図22の状態から可動窓を降下させた状態の図。
図23の状態から可動窓を更に降下させた状態の図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明を実施するための形態を実施例に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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