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公開番号2023127165
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-13
出願番号2022030776
出願日2022-03-01
発明の名称車両監視システム
出願人株式会社MCS
代理人個人,個人
主分類B61D 37/00 20060101AFI20230906BHJP(鉄道)
要約【課題】車両内、特に鉄道車両内において、カメラによって撮影された画像の通信費を軽減することができる車両監視システムを提供する。
【解決手段】車両監視システムは、各々の車両10に設置される複数のカメラ付きLED照明装置2と、各々の車両10に設置され、複数のカメラ付きLED照明装置2と短距離無線通信により接続されるルータ3、ルータ3と遠距離無線通信により接続される外部サーバとを備えている。ルータ3は、追加のLED照明装置に取付けられている。カメラ付きLED照明装置2で撮影された画像は、同じ車両10に設置されたルータ3に短距離無線通信を介して送信され、ルータ3から遠距離無線通信を介して外部サーバに送信される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の車両を連結した列車で用いられる車両監視システムであって、
各々の車両に設置される複数のカメラ付きLED照明装置と、
各々の車両に設置され、前記複数のカメラ付きLED照明装置と短距離無線通信により接続されるルータと、
前記ルータと遠距離無線通信により接続される外部サーバとを備える、車両監視システム。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両監視システムであって、さらに、
各々の車両に設置される追加のLED照明装置を備え、
前記ルータは、前記追加のLED照明装置に取付けられる、車両監視システム。
【請求項3】
請求項2に記載の車両監視システムであって、
前記複数のカメラ付きLED照明装置は各々、カメラ収容部を有し、
前記追加のLED照明装置は、ルータ収容部を有し、
前記カメラ収容部の奥行き寸法と前記ルータ収容部の奥行き寸法との差は、5cm以内である、車両監視システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、主として複数の鉄道車両を連結した列車内で用いられる車両監視システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、鉄道車両内において、犯罪及びトラブルの発生の抑制、並びに、犯罪及びトラブルの早期発見及び正確な状況把握を目的として、鉄道車両内に監視カメラが設置される傾向にある。
【0003】
特許第6654767号公報(特許文献1)は、LED照明システムを開示している。LED照明システムは、LEDが組み込まれた照明部と、照明部の周りの外部情報をリアルタイムで取得する外部情報取得部(撮像部)及び外部情報を解析サーバに送信する無線通信部を有する機能部と、を備えている。
【0004】
特許第6868290号公報(特許文献2)は、照明範囲監視・警報システムを開示している。照明範囲監視・及び警報システムは、小型カメラを備えた多機能LEDランプとホストコンピュータ・端末装置を備えている。小型カメラによって撮影された画像は、直接的に通信ネットワークを介して多機能LEDランプからホストコンピュータ・端末装置に送信されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6654767号公報
特許第6868290号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1のLED照明システムは、複数の機能部から解析サーバに直接的に外部情報を送信している。無線通信部は、例えば、LTE(登録商標)を通信方式としたものを用いている。そのため、LED照明システムは、通信費が増大するという問題があった。
【0007】
また、特許文献2の照明範囲監視・警報システムは、小型カメラによって撮影された画像を多機能LEDランプからホストコンピュータ・端末装置に直接的に送信している。そのため、照明範囲監視・警報システムは、通信費が増大するという問題があった。
【0008】
そこで、本開示は、車両内、特に鉄道車両内において、カメラによって撮影された画像(静止画像及び動画像を含む。以下、同じ。)の通信費を軽減することができる車両監視システムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本開示は次のように構成した。すなわち、本開示に係る車両監視システムは、複数の車両を連結した列車に用いられる車両監視システムであってよい。各々の車両に設置される複数のカメラ付きLED照明装置と、各々の車両に設置され、複数のカメラ付きLED照明装置と短距離無線通信により接続されるルータと、ルータと遠距離無線通信により接続される外部サーバとを備えてよい。
【0010】
これにより、車両監視システムは、カメラ付きLED照明装置で撮影された画像を、同じ車両に設置されたルータに短距離無線通信を介して送信し、ルータから遠距離無線通信を介して外部サーバに送信するため、通信費を軽減することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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