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公開番号2025178858
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-09
出願番号2024085706
出願日2024-05-27
発明の名称車種識別装置、車種識別モデル生成装置および車種識別モデル生成方法
出願人日新電機株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G06T 7/00 20170101AFI20251202BHJP(計算;計数)
要約【課題】自動車の車種をより正確に識別することが可能な技術を提供する。
【解決手段】車種識別装置(2)は、切出し領域サイズを計算する切出し領域サイズ計算部(21)と、切出し領域サイズに応じて、撮影画像から、自動車の車種を識別するための画像を切出す切出し処理部(23)と、切出し処理部(23)によって切出された画像から、自動車の車種を識別する第1車種識別部(24)と、切出し処理部(23)によって切出された画像から、自動車の販売主を識別する販売主識別部(25)と、第1車種識別部(24)によって識別された自動車の車種及び販売主識別部(25)によって識別された自動車の販売主に基づいて、自動車の車種を識別する第2車種識別部(26)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
自動車を撮影した撮影画像におけるナンバープレート位置座標に基づいて、切出し領域サイズを計算する切出し領域サイズ計算部と、
前記切出し領域サイズ計算部によって計算された前記切出し領域サイズに応じて、前記撮影画像から、前記自動車の車種を識別するための画像を切出す切出し処理部と、
前記自動車の車種を識別するための車種学習画像と車種ラベルとの関係を学習した車種学習モデルを用いて、前記切出し処理部によって切出された画像から、前記自動車の車種を識別する第1車種識別部と、
前記自動車の販売主を識別するための販売主学習画像と販売主ラベルとの関係を学習した販売主学習モデルを用いて、前記切出し処理部によって切出された画像から、前記自動車の販売主を識別する販売主識別部と、
前記第1車種識別部によって識別された前記自動車の車種及び前記販売主識別部によって識別された前記自動車の販売主に基づいて、前記自動車の車種を識別する第2車種識別部と、を備える車種識別装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記車種学習画像及び前記販売主学習画像はそれぞれ、第1の学習画像と、当該第1の学習画像に対して画像処理を行うことによって得られた第2の学習画像とを含む、請求項1に記載の車種識別装置。
【請求項3】
前記第2の学習画像は、前記第1の学習画像に対して、ホモグラフィ変換行列を用いて変換した画像である、請求項2に記載の車種識別装置。
【請求項4】
前記第2の学習画像は、前記第1の学習画像に対して、画像を左右にシフトするための第1の変換行列、画像を上下にシフトするための第2の変換行列、画像を台形補正するための第3の変換行列、および画像を拡大縮小するための第4の変換行列、の少なくともいずれかを用いて変換した画像である、請求項3に記載の車種識別装置。
【請求項5】
前記車種学習画像及び前記販売主学習画像はそれぞれ、前記第1の学習画像に対して、前記第1の変換行列、前記第2の変換行列、前記第3の変換行列、および前記第4の変換行列のうちの複数の変換行列の順序を並び替えた行列積を用いて変換した複数の前記第2の学習画像を含む、請求項4に記載の車種識別装置。
【請求項6】
前記第2の学習画像は、前記第1の学習画像に対して、明るさ補正を行った画像である、請求項2~5のいずれか1項に記載の車種識別装置。
【請求項7】
前記第2の学習画像は、前記第1の学習画像に対して、色反転を行った画像である、請求項2~5のいずれか1項に記載の車種識別装置。
【請求項8】
前記切出し領域サイズ計算部は、前記ナンバープレート位置座標の高さ方向の座標と、前記切出し処理部が画像を切出すときの基準となる基準ナンバープレート位置座標の高さ方向の座標とが一致するときに、前記切出し領域サイズを計算する、請求項1~5のいずれか1項に記載の車種識別装置。
【請求項9】
前記ナンバープレート位置座標の高さ方向の座標をY座標とし、前記撮影画像の縦方向のサイズをα、当該Y座標が最大のときの切出し領域サイズをβ、当該Y座標が最小のときの切出し領域サイズをγとすると、前記切出し領域サイズ計算部は、次式(式1a)によって切出し領域サイズL×Lを計算する、請求項8に記載の車種識別装置。
L=(β-γ)×y/α+γ ・・・(式1a)
【請求項10】
前記販売主識別部は、前記切出し処理部によって切出された画像から前記自動車のエンブレムを含む画像を切り出して前記自動車の販売主を識別する、請求項1に記載の車種識別装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車種識別装置、車種識別モデル生成装置および車種識別モデル生成方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、視野内に侵入した走行中の車両をITV(Industrial Television)カメラで連続的に撮像し、そのITVカメラにより撮像された画像情報に基づいて、車両のナンバープレートを映し出した画像をコンピュータ処理で検出し、そのナンバープレート中の文字情報を読み取ることにより車両を識別する車両ナンバー読取装置がある。これに関連する技術として、下記の特許文献1に開示された発明がある。
【0003】
特許文献1には、撮像カメラにより得られたナンバープレートのグレースケール画像を二値化した二値画像からナンバープレート中の記号の水平エッジ位置を特定し、記号の水平エッジ位置を中心としてグレースケール画像上で水平方向左右に所定の画素数オフセットした勾配値計測範囲および基準値計測範囲を設定し、その勾配値計測範囲内でのグレースケール濃度の勾配値を計測値として算出すると共に、基準値計測範囲内でのコントラスト値を基準値として算出し、その基準値に対する計測値の割合をフォーカス評価値として算出するフォーカス評価部が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-140160号公報(2009年6月25日公開)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
車両ナンバー読取装置は、車両のナンバープレート中の文字情報を読み取ることで、駐車場や構内の入出管理、道路上における不審車両の追跡調査等を行うことができる。ナンバープレート情報は車両を一意に識別できるため、管理を行ううえでは十分であるが、ナンバープレート情報に加えて車種の情報があれば、管理者、監視者が該当の車両を目視で発見しやすくなる。
【0006】
しかしながら、ナンバープレート情報は、車両の種類についての大まかな区別(乗用車、軽自動車等)しか識別することができず、詳細な車種(車名)を識別することはできない。このような問題は、上述の特許文献1を用いたとしても解決することはできない。
【0007】
本開示は、自動車の車種をより正確に識別することが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記の課題を解決するために、本開示に係る車種識別装置は、自動車を撮影した撮影画像におけるナンバープレート位置座標に基づいて、切出し領域サイズを計算する切出し領域サイズ計算部と、前記切出し領域サイズ計算部によって計算された前記切出し領域サイズに応じて、前記撮影画像から、前記自動車の車種を識別するための画像を切出す切出し処理部と、前記自動車の車種を識別するための車種学習画像と車種ラベルとの関係を学習した車種学習モデルを用いて、前記切出し処理部によって切出された画像から、前記自動車の車種を識別する第1車種識別部と、前記自動車の販売主を識別するための販売主学習画像と販売主ラベルとの関係を学習した販売主学習モデルを用いて、前記切出し処理部によって切出された画像から、前記自動車の販売主を識別する販売主識別部と、前記第1車種識別部によって識別された前記自動車の車種及び前記販売主識別部によって識別された前記自動車の販売主に基づいて、前記自動車の車種を識別する第2車種識別部と、を備える。
【0009】
前記の課題を解決するために、本開示に係る車種識別モデル生成装置は、自動車の車種及び販売主を識別するためのそれぞれの第1の学習画像に対して、画像処理を行うことによってそれぞれの第2の学習画像を生成する画像処理部と、前記第1の学習画像および前記第2の学習画像とラベルとの関係を学習して学習モデルを生成する学習部と、を備える。
【0010】
前記の課題を解決するために、本開示に係る車種識別モデル生成方法は、自動車の車種及び販売主を識別するためのそれぞれの第1の学習画像に対して、画像処理を行うことによってそれぞれの第2の学習画像を生成する工程と、前記第1の学習画像および前記第2の学習画像とラベルとの関係を学習して学習モデルを生成する工程と、を含む。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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