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公開番号2025158744
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-17
出願番号2024061597
出願日2024-04-05
発明の名称表示装置、表示方法、およびプログラム
出願人日新電機株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G05B 23/02 20060101AFI20251009BHJP(制御;調整)
要約【課題】発生した複数の事象のデータの比較を容易にする。
【解決手段】表示装置(1)は、特定事象の発生を監視するための第1項目の時系列データから、前記特定事象が発生していることを示す第1条件を満たす前記第1項目のデータを事象発生時データとして抽出するデータ抽出部(12)と、データ抽出部(12)が抽出した、複数の前記事象発生時データを一覧する比較グラフを作成する比較グラフ作成部(13)と、作成された比較グラフを表示する表示部(30)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
特定事象の発生を監視するための第1項目の時系列データから、前記特定事象が発生していることを示す第1条件を満たす前記第1項目のデータを事象発生時データとして抽出するデータ抽出部と、
前記データ抽出部が抽出した、複数の前記事象発生時データを一覧する比較グラフを作成する比較グラフ作成部と、
作成された前記比較グラフを表示する表示部と、を備える表示装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1条件は、設定された閾値を超える条件である、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記データ抽出部は、前記第1項目のデータが前記第1条件を満たしている期間に加えて、直前および直後の所定期間内の前記第1項目のデータを含んで前記事象発生時データとして抽出する、請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記比較グラフ作成部は、前記第1項目のデータが取得された日時に関する日時データを前記事象発生時データに付して前記比較グラフを作成する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記データ抽出部は、指定された期間において、前記時系列データから前記事象発生時データを抽出する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記データ抽出部が抽出した前記事象発生時データを含む表を作成する表作成部をさらに備える、請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
ガス絶縁開閉装置の監視に用いられ、前記特定事象はガス絶縁開閉装置における電流遮断事象であり、前記第1項目はアーク電流値である、請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
前記比較グラフ作成部は、前記アーク電流値の最大値を示す遮断電流値、前記ガス絶縁開閉装置が備えるモータから測定されるモータ電流値、および前記遮断電流値を累積した値を示す累積遮断電流値のうち少なくとも1つをさらに含む比較グラフを作成する、請求項7に記載の表示装置。
【請求項9】
特定事象の発生を監視するための第1項目の時系列データから、特定事象が発生していることを示す第1条件を満たす第1項目のデータを事象発生時データとして抽出する第1工程と、
前記時系列データから抽出した、複数の事象発生時データを一覧する比較グラフを作成する第2工程と、
作成された前記比較グラフを表示する第3工程と、を含む表示方法。
【請求項10】
コンピュータに、
特定事象の発生を監視するための第1項目の時系列データから、特定事象が発生していることを示す第1条件を満たす前記第1項目のデータを事象発生時データとして抽出する処理と、
前記時系列データから抽出した、複数の事象発生時データを一覧する比較グラフを作成する処理と、
作成された前記比較グラフを表示させる処理と、を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は表示装置、表示方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、時系列データ情報として、長周期でデータ収集される長周期データと、短周期でデータ収集される短周期データとを、それぞれ互いに関連して画面上に情報として表示する装置が開示されている。この装置は、長周期データ情報と、短周期データ情報とを、全体傾向および最新傾向を示す一連の時系列データ情報としてトレンドグラフ形式で表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-87057号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、長周期で収集されるデータにおいて、データ値の変化を伴う特定の事象が複数発生する場合、該複数の特定事象同士の間隔が長いと、複数の特定事象発生時のデータ同士を比較することが容易ではない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る表示装置は、特定事象の発生を監視するための第1項目の時系列データから、前記特定事象が発生していることを示す第1条件を満たす前記第1項目のデータを事象発生時データとして抽出するデータ抽出部と、 前記データ抽出部が抽出した、複数の前記事象発生時データを一覧する比較グラフを作成する比較グラフ作成部と、作成された前記比較グラフを表示する表示部と、を備える。
【0006】
また、上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る表示方法は、特定事象の発生を監視するための第1項目の時系列データから、特定事象が発生していることを示す第1条件を満たす第1項目のデータを事象発生時データとして抽出する第1工程と、
前記時系列データから抽出した、複数の事象発生時データを一覧する比較グラフを作成する第2工程と、作成された前記比較グラフを表示する第3工程と、を含む。
【0007】
また、上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、特定事象の発生を監視するための第1項目の時系列データから、特定事象が発生していることを示す第1条件を満たす第1項目のデータを事象発生時データとして抽出する処理と、前記時系列データから抽出した、複数の事象発生時データを一覧する比較グラフを作成する処理と、作成された前記比較グラフを表示させる処理と、を実行させる。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一態様によれば、発生した複数の事象のデータの比較を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。
本開示の一実施形態に係る表示装置が実行する処理を示すフローチャートである。
本開示の一実施形態に係る表示装置が表示する時系列グラフの一態様である。
本開示の一実施形態に係る表示装置が表示する比較グラフの一態様である。
本開示の一実施形態に係る表示装置が表示する表の一態様である。
本開示の一実施形態に係る表示装置が表示する時系列グラフの別の態様である。
本開示の一実施形態に係る表示装置が表示する比較グラフの別の態様である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔実施形態〕
以下、本開示の一実施形態について詳細に説明する。本開示に係る表示装置は、設備、装置または機器などの監視対象の監視に用いられ、該監視対象における監視項目に関するデータの傾向または動向を示すトレンドグラフを表示し得る装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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