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公開番号
2025177112
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024083652
出願日
2024-05-22
発明の名称
真空バルブ
出願人
日新電機株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
H01H
33/662 20060101AFI20251128BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】真空バルブが備える真空容器の全体を覆うように絶縁被膜を形成した場合、真空遮断器の放熱性が低下する。
【解決手段】真空バルブ(1)は、真空容器(2)と、固定側通電軸(3)と、固定側通電軸(3)から真空容器(2)の長手方向における一部の領域にかけて、固定側通電軸および真空容器の周囲を覆う、絶縁性の被覆部材(6)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
真空容器と、
前記真空容器に対して固定された固定側通電軸と、
前記固定側通電軸から、前記真空容器の長手方向における一部の領域にかけて、前記固定側通電軸および前記真空容器の周囲を覆う、絶縁性の被覆部材と、を備える、真空バルブ。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記被覆部材と前記真空容器との間に充填される樹脂組成物を備える、請求項1に記載の真空バルブ。
【請求項3】
前記被覆部材は、前記真空容器の側面を覆う第1部分を有しており、前記第1部分の厚みは、前記固定側通電軸から離れるに従い薄くなっている、請求項1に記載の真空バルブ。
【請求項4】
前記被覆部材は、前記固定側通電軸の側面を覆う第2部分を有しており、
前記第2部分は、周方向に延在する突出部を1つ以上備える、請求項1に記載の真空バルブ。
【請求項5】
前記突出部は1つである、請求項4に記載の真空バルブ。
【請求項6】
前記第2部分の直径は、前記真空容器の直径よりも小さく、
前記被覆部材は、前記真空容器の上面を覆う第3部分を有する、請求項4に記載の真空バルブ。
【請求項7】
上面視において、前記突出部の外縁は、前記真空容器の外縁よりも外側に位置している、請求項6に記載の真空バルブ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は真空バルブに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、真空遮断器の外側面の絶縁性能を向上させるために、真空遮断室を覆うようにエポキシ樹脂混合物からなる絶縁被膜が形成された真空遮断器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2009-505373
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、真空バルブが備える真空容器の全体を覆うように絶縁被膜を形成した場合、真空遮断器の放熱性が低下する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る真空バルブは、真空容器と、前記真空容器に対して固定された固定側通電軸と、前記固定側通電軸から、前記真空容器の長手方向における一部の領域にかけて、前記固定側通電軸および前記真空容器の周囲を覆う、絶縁性の被覆部材と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本開示の一態様によれば、放熱性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の一実施形態に係る真空バルブの要部構成を説明する図である。
第1部分の長さ毎に測定した電界強度分布の可視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
〔実施形態1〕
以下、本開示の実施形態1について、図1を用いて詳細に説明する。図1は、実施形態1に係る真空バルブ1の要部構成を説明する図である。以下の説明では、真空遮断器や真空開閉器などの電力用の電流遮断設備に適用される真空バルブを例示して説明する。しかしながら、本開示の真空バルブは、変電設備などの他の電力設備に使用される真空バルブにも適用することができる。
【0009】
図1に示すように、本実施形態の真空バルブ1は、真空容器2と、固定側通電軸3と、可動側通電軸4と、樹脂組成物5と、被覆部材6とを備える。
【0010】
真空容器2は、内部が所定の真空度に保たれた容器である。真空容器2は、例えば、円筒形の本体21と、本体の両端の開口を気密に封止する固定側蓋体22および可動側蓋体23とから構成される。また、真空容器2は、絶縁性を備えた材料により構成されており、例えばセラミックなどを用いて構成される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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