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公開番号2025176633
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-04
出願番号2024082915
出願日2024-05-21
発明の名称近くの物体を遠くに鏡像させて見る光学器具
出願人吉祥園株式会社
代理人
主分類G02B 25/02 20060101AFI20251127BHJP(光学)
要約【課題】近くの物体を遠くに鏡像させて見る光学器具を提供する。
【解決手段】本やゲーム機などの物体(6)を筐体(1)の下に設置し、光源(5)が物体(6)を照らす。半透明半反射鏡(3)と反射鏡(4)による二重反射を介して、使用者は筐体(1)の前で遠くにある物体の像を見ることができる。
支持具(2)を調整することで、筐体(1)の高さを変えることができ、反射鏡(4)と物体(6)の間の距離を変えると使用者の目と物体(6)の像の距離を調整できる。
二重反射により、像は使用者から遠くに現れたように見える。これにより、近くの物体(6)を見ているときでも、使用者の目は遠くの物を見る状態にあり、目の疲れを軽減し、近視を予防できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
近くの物体を遠くに鏡像させて見る光学器具であり、
筐体は支持具によって支えられており、筐体の前面と下部は透明である。
半透明半反射鏡は筐体内に設置され、上部が奥の方に傾いている。
反射鏡は筐体内に設置され、半透明半反射鏡の後方に位置する。
続きを表示（約 98 文字）【請求項２】
前記光学器具は、
半透明半反射鏡の下部に光源が付いている。
【請求項３】
前記光学器具は、
筐体は支持具によって高さ調整可能である。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本考案は、光学機器に関するものである。
続きを表示（約 920 文字）【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００２】
本発明が解決しようとする課題は、長時間近くの物体を見ることによる目の疲れを解消し、近視を予防することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００３】
本やゲーム機などの物体（6）を筐体（1）の下に設置し、光源（5）が物体（6）を照らす。半透明半反射鏡（3）と反射鏡（4）による二重反射を介して、使用者は筐体（1）の前で遠くにある物体の像を見ることができる。
支持具（2）を調整することで、筐体（1）の高さを変えることができ、反射鏡（4）と物体（6）の間の距離を変えると使用者の目と物体（6）の像の距離を調整できる。
【発明の効果】
【０００４】
二重反射により、像は使用者から遠くに現れたように見える。これにより、近くの物体を見ているときでも、使用者の目は遠くの物を見る状態にあり、目の疲れを軽減し、近視を予防できる。
【図面の簡単な説明】
【０００５】
立体構造の模式図
平面構造の模式図
光学の原理図参照符号リスト1筐体 2支持具 3半透明半反射鏡 4反射鏡 5光源 6物体 7前面 8下部
【実施例】
【０００６】
物体（6）が半透明半反射鏡（3）から30cm、半透明半反射鏡（3）が45度の傾斜角度であり反射鏡（4）から30cm、反射鏡（4）は半透明半反射鏡の30 cm +反射鏡の30 cm =60cm手前の対象物を反射することになる。反射鏡（4）が曲率半径1mの凹面鏡であれば、
凹面鏡がつくる像は、以下のような公式により表され、
1/u+1/v =2/R
物体と鏡との距離：u
鏡と像との距離：v
反射鏡の曲率半径：R
u =0.6 R=1 v=3
成像距離は3mとなる。つまり、このとき、使用者は前方3.6mの位置にある物体の像を見ることができる。
また、2回の反射を経るため、使用者は正立の像を見ることができる

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