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公開番号2025171695
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024077288
出願日2024-05-10
発明の名称車両の空力特性制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B62D 37/02 20060101AFI20251113BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】簡便な構成で、車両の操縦安定性を向上させる。
【解決手段】車両100の空力特性制御装置20であって、車体10の後側部に配置され、車体10に加わる車両幅方向の加速度に応じて車両幅方向に移動可能なストリップ26を備え、ストリップ26は、直進走行時にリアバンパ12の内側面12Aとの平均距離S1が閾値以上であり、旋回走行時にリアバンパ12の内側面12Aとの平均距離S1が閾値未満となるように、リアバンパ12の内側面12Aに対して進退する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両の空力特性制御装置であって、
車体の後側部に配置され、前記車体に加わる車両幅方向の加速度に応じて車両幅方向に移動可能な導電性部品を備え、
前記導電性部品は、直進走行時に前記車体の内側面との距離が閾値以上であり、旋回走行時に前記距離が前記閾値未満となるように、前記車体の前記内側面に対して進退するように車両幅方向に移動すること、
を特徴とする車両の空力特性制御装置。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両の空力特性制御装置であって、
前記車体の前記内側面に取付けられたベース部材を備え、
前記導電性部品は、一端が前記ベース部材に対して回転自在に取り付けられ、前記一端が前記ベース部材に対して回転することにより、他端が車両幅方向に搖動すること、
を特徴とする車両の空力特性制御装置。
【請求項3】
請求項1に記載の車両の空力特性制御装置であって、
前記車体の前記内側面に取付けられたベース部材と、
前記車体の前記内側面に設けられた溝部と、を備え、
前記導電性部品は、一端が前記ベース部材に対して回転自在に取り付けられ、他端が前記溝部にスライド可能に差し込まれ、
前記導電性部品は、前記一端と前記他端の中間に折れ曲がり可能な関節部を更に備え、前記一端が前記ベース部材に対して回転する際に前記他端が前記溝部の内部をスライドすることにより、前記関節部が車両幅方向に搖動すること、
を特徴とする車両の空力特性制御装置。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の車両の空力特性制御装置であって、
前記導電性部品は、少なくとも一部が前記車体の前記内側面の曲面形状と同一の曲面形状を有していること、
を特徴とする車両の空力特性制御装置。
【請求項5】
請求項2又は3に記載の車両の空力特性制御装置であって、
前記導電性部品に取り付けられる錘を備えること、
を特徴とする車両の空力特性制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車体の外側面の空気流を制御する空力特性制御装置の構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、車両の空力特性制御装置に関するもので、車体、構成部材に電源の正極、負極を接続し、車体又は内外の表面部位に電子の供給を行うことで車体側面の空気流を制御する装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-143555号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された装置では、車両状況を判断するためのセンサ、各部位に電位を生じさせるための電線、電位を与える部位、電位の極性を変化させる電源等が必要であるためシステムが複雑になってしまうという問題があった。
【0005】
そこで、本開示は、簡便な構成で、車両の操縦安定性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の車両の空力特性制御装置は、車体の後側部に配置され、前記車体に加わる車両幅方向の加速度に応じて車両幅方向に移動可能な導電性部品を備え、前記導電性部品は、直進走行時に前記車体の内側面との距離が閾値以上であり、旋回走行時に前記距離が前記閾値未満となるように、前記車体の前記内側面に対して進退するように車両幅方向に移動すること、を特徴とする。
【0007】
この構成により、旋回走行時に導電性部品を車体の内側面に対して進出させ、車体後部の外側面に沿って流れる空気流を車体の外側面に引き付けることにより、車体後方の空気流の乱れを抑制して車両幅方向の変動力の発生を抑制できる。また、この構成により、直進走行時に導電性部品を車体の内側面から閾値以上に遠ざけ、直進時に車体後部の外側面の空気流を車体後方の外側面に引き付けないようにできる。このため、直進走行時に車両の空力中心を後方に移動させないようにできる。これにより、本開示は、簡便な構成で旋回走行時と直進走行時の操縦安定性を向上できる。
【0008】
本開示の車両の空力特性制御装置において、前記車体の前記内側面に取付けられたベース部材を備え、前記導電性部品は、一端が前記ベース部材に対して回転自在に取り付けられ、前記一端が前記ベース部材に対して回転することにより、他端が車両幅方向に搖動してもよい。
【0009】
このように、導電性部品を搖動させる簡便な構成により、導電性部品を車体の内側面に対して進退させて、旋回時と直進時の操縦安定性を向上できる。
【0010】
本開示の車両の空力特性制御装置において、前記車体の前記内側面に取付けられたベース部材と、前記車体の前記内側面に設けられた溝部と、を備え、前記導電性部品は、一端が前記ベース部材に対して回転自在に取り付けられ、他端が前記溝部にスライド可能に差し込まれ、前記導電性部品は、前記一端と前記他端の中間に折れ曲がり可能な関節部を更に備え、前記一端が前記ベース部材に対して回転する際に前記他端が前記溝部の内部をスライドすることにより、前記関節部が車両幅方向に搖動してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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