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公開番号2025170854
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024075647
出願日2024-05-08
発明の名称画像読取装置及び画像形成システム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20251113BHJP(電気通信技術)
要約【課題】用紙の搬送性を向上させるとともに読取部による読取精度を向上させる。
【解決手段】画像読取装置30は、画像形成後の用紙の画像情報を読み取る画像読取装置であって、用紙搬送方向と直交する用紙幅方向に移動可能であって、用紙の画像情報を読み取る読取部32と、読取部32と対向する位置に設けられ、対向する搬送ガイド(上側搬送ガイド342a)とともに用紙の搬送経路を形成可能であるバッキング部35と、用紙が読取部32の読取位置に進入する際にバッキング部35を、用紙搬送経路を広げる状態である第1状態に保持にして、用紙を所定の搬送距離だけ搬送した後にバッキング部35を第1状態から、用紙搬送経路を形成する状態である第2状態に変更する制御部(第3制御部31)と、を備え、読取部32は、制御部によりバッキング部35を第2状態に変更された後に用紙を読み取る。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成後の用紙の画像情報を読み取る画像読取装置であって、
用紙搬送方向と直交する用紙幅方向に移動可能であって、前記用紙の画像情報を読み取る読取部と、
前記読取部と対向する位置に設けられ、対向する搬送ガイドとともに前記用紙の搬送経路を形成可能であるバッキング部と、
前記用紙が前記読取部の読取位置に進入する際に前記バッキング部を、前記搬送経路を広げる状態である第1状態に保持にして、前記用紙を所定の搬送距離だけ搬送した後に前記バッキング部を前記第1状態から、前記搬送経路を形成する状態である第2状態に変更する制御部と、
を備え、
前記読取部は、前記制御部により前記バッキング部を前記第2状態に変更された後に前記用紙を読み取る、画像読取装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記読取部は、前記用紙幅方向において前記用紙の搬送領域外まで移動可能であり、
前記読取部が前記搬送領域外に位置することを検知する位置検知部を備える、請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記読取部の移動範囲上に前記搬送経路を形成する搬送ガイドを備えない一方で、前記読取部の前記用紙搬送方向の上下流における前記用紙の搬送領域に前記搬送ガイドをそれぞれ備える、請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記読取部よりも前記用紙搬送方向の上流側に設けられ、前記用紙が前記読取部から所定距離内に進入したことを検知する用紙検知部を備える、請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記用紙に関する情報及び前記用紙に形成された調整画像に関する情報に基づいて前記搬送距離を算出し、前記用紙検知部により前記用紙が前記読取部から所定距離内に進入したことが検知された後に、前記用紙を前記搬送距離だけ搬送した後に前記用紙の搬送を一時停止する、請求項4に記載の画像読取装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記用紙の搬送を一時停止した後に前記バッキング部を前記第1状態から前記第2状態に変更し、
前記用紙の先端は、前記第2状態において、前記読取部よりも前記用紙搬送方向の下流側における前記用紙の搬送領域に設けられた上側搬送ガイドに重なる位置に位置する、請求項5に記載の画像読取装置。
【請求項7】
前記バッキング部を前記読取部に向かって付勢する付勢部を備え、
前記付勢部は、前記読取部が前記画像情報を読み取る際に前記バッキング部上に位置する用紙を前記読取部に当接させる、請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記読取部が前記画像情報を読み取り後に前記用紙の搬送領域に位置する場合、前記バッキング部を前記第2状態から、前記搬送経路を広げる状態である第3状態に変更してから前記用紙を搬送し、
前記第3状態における前記搬送経路に対する前記バッキング部の開放距離は、前記第1状態より小さい、請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記読取部が前記画像情報を読み取り後に前記用紙の搬送領域外に位置する場合、前記バッキング部を前記第2状態に保持したまま、読み取り後の前記用紙を搬送する、請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記バッキング部の前記用紙搬送方向における上流側に設けられた支点を中心に前記バッキング部を回動させることにより前記バッキング部の状態を変更する、請求項1に記載の画像読取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取装置及び画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像読取手段が幅方向に移動してシートの画像情報を読み取り可能でありながら、シートのジャムが発生する可能性を低減できる画像読取装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-182686号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示されている画像読取装置では、ジャムが発生する可能性を低減するために上流ガイドシャッタと下流ガイドシャッタとが設けられている。上記画像読取装置では、画像読取手段によりシートの画像情報の読み取りを行う際に、各ガイドシャッタを観音開きの態様で動作させる。このため、画像読取手段に対するシートの姿勢が安定せず、画像読取手段の読取精度が低下する可能性がある。
一方で、画像読取手段にシートを当接させることにより画像読取手段に対するシートの姿勢を安定させる場合、シートの搬送経路が狭まることでシートの搬送性が低下する。これにより、シートの姿勢が変化した際、またはシートの種類及び/または厚さを変更した際にシートのジャム、角折れ等の不具合が発生する可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、上記課題に鑑みてなされたもので、用紙の搬送性を向上させるとともに読取部による読取精度を向上させることができる画像読取装置及び画像形成システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の画像読取装置は、
画像形成後の用紙の画像情報を読み取る画像読取装置であって、
用紙搬送方向と直交する用紙幅方向に移動可能であって、前記用紙の画像情報を読み取る読取部と、
前記読取部と対向する位置に設けられ、対向する搬送ガイドとともに前記用紙の搬送経路を形成可能であるバッキング部と、
前記用紙が前記読取部の読取位置に進入する際に前記バッキング部を、前記搬送経路を広げる状態である第1状態に保持にして、前記用紙を所定の搬送距離だけ搬送した後に前記バッキング部を前記第1状態から、前記搬送経路を形成する状態である第2状態に変更する制御部と、
を備え、
前記読取部は、前記制御部により前記バッキング部を前記第2状態に変更された後に前記用紙を読み取る。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像読取装置において、
前記読取部は、前記用紙幅方向において前記用紙の搬送領域外まで移動可能であり、
前記読取部が前記搬送領域外に位置することを検知する位置検知部を備える。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の画像読取装置において、
前記読取部の移動範囲上に前記搬送経路を形成する搬送ガイドを備えない一方で、前記読取部の前記用紙搬送方向の上下流における前記用紙の搬送領域に前記搬送ガイドをそれぞれ備える。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の画像読取装置において、
前記読取部よりも前記用紙搬送方向の上流側に設けられ、前記用紙が前記読取部から所定距離内に進入したことを検知する用紙検知部を備える。
【0010】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像読取装置において、
前記制御部は、前記用紙に関する情報及び前記用紙に形成された調整画像に関する情報に基づいて前記搬送距離を算出し、前記用紙検知部により前記用紙が前記読取部から所定距離内に進入したことが検知された後に、前記用紙を前記搬送距離だけ搬送した後に前記用紙の搬送を一時停止する。
(【0011】以降は省略されています)

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