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公開番号2025168773
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-12
出願番号2024073512
出願日2024-04-30
発明の名称液滴吐出装置
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類B41J 2/17 20060101AFI20251105BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】記録媒体の汚損の抑制と、メンテナンスの手間の低減とを実現可能な液滴吐出装置を提供する。
【解決手段】液滴吐出装置1は、複数のローラー間に張架された記録媒体Mを搬送する搬送部10と、不溶性を有する粒子を含む液体を記録媒体Mに吐出する液滴吐出部20と、を備え、搬送部10は、液滴吐出部20から吐出された液体を受ける液体受け溝131を備え、液体受け溝131は、液体の堆積を抑制する堆積抑制部として、例えば仕切部1312を備える。
【選択図】図1B
特許請求の範囲【請求項1】
複数のローラー間に張架された記録媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、
不溶性を有する粒子を含む液体を前記記録媒体に吐出する液滴吐出部と、
前記液滴吐出部から吐出された前記液体のうち、前記記録媒体から裏抜けしたあるいは前記記録媒体からはみ出した液体を受ける液体受け溝と、を備え、
前記液体受け溝は、前記液体の堆積を抑制する堆積抑制部を備える液滴吐出装置。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記液滴吐出部は、顔料を含むインクを吐出するインク吐出部を備える請求項1に記載の液滴吐出装置。
【請求項3】
前記液滴吐出部は、前記インクを凝集させる凝集剤を含む処理液を吐出する処理液吐出部を備える請求項2に記載の液滴吐出装置。
【請求項4】
前記堆積抑制部は、前記搬送方向と交差する幅方向に延設する仕切部であり、
前記仕切部は、前記液体受け溝を、前記インクを受けるインク受け部及び前記処理液を受ける処理液受け部と、に二分する請求項3に記載の液滴吐出装置。
【請求項5】
前記搬送部は、搬送される前記記録媒体を支持する支持部を備える請求項4に記載の液滴吐出装置。
【請求項6】
前記支持部には、前記液体受け溝が設けられ、
前記仕切部と前記支持部の天面が略同一の高さである請求項5に記載の液滴吐出装置。
【請求項7】
前記液体受け溝は、深さが5cm以上である請求項1に記載の液滴吐出装置。
【請求項8】
前記堆積抑制部は、前記液体受け溝中を所定のタイミングで走査するワイプ部材である請求項1に記載の液滴吐出装置。
【請求項9】
前記堆積抑制部は、前記液体受け溝中に液体を流す液体流出部である請求項1に記載の液滴吐出装置。
【請求項10】
前記堆積抑制部は、前記液体受け溝を加振する加振部である請求項1に記載の液滴吐出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液滴吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ノズル面に設けられたノズルから液滴を吐出して記録媒体の所望の位置に着弾させる液滴吐出装置が知られている。特に、搬送ベルトを用いずに、ロール状に巻かれた記録媒体を、下面をプラテンで支持しながら、直接他のローラーで引き出して搬送する、プラテン支持での搬送方式の液滴吐出装置が知られている。記録媒体の搬送部を、このように搬送ベルトを用いないベルトレスの構成とすると、液滴吐出装置を小型化及び軽量化できる。また、搬送ベルトを用いるベルト搬送方式の場合は、記録媒体を搬送ベルトに固定する地張剤を用いるが、この地張剤の塗布には有機溶剤を用いる。これに対して、ベルトレスの構成では、地張剤の塗布が不要となるため、環境上好ましい。
【0003】
ところで、液滴吐出装置においては、液滴が記録媒体を透過したり、記録媒体からはみ出したりすることがある。ベルト搬送方式の液滴吐出装置の場合は、液滴吐出部よりも搬送方向下流側に搬送ベルトに付着した液滴を除去するクリーニング部を設けることで、後続する記録媒体の汚損を抑制できる。しかしながら、特にプラテン支持での搬送方式の液滴吐出装置の場合は、搬送部に付着した液滴がそのまま残るため、後続する記録媒体が当該液滴によって汚損されるおそれがある。また、プラテンを備えない構成においても、記録媒体をすり抜けた液滴が装置を汚損するおそれがある。
【0004】
そこで、例えば特許文献1には、液滴吐出装置であるインクジェット記録装置において、インクジェットヘッドの直下の領域に、滴下インクを受けて集めるインク受け溝を設ける構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4333969号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、インク受け溝を設けても、インク受け溝で固着したインクが堆積を重ねると、記録媒体を汚損するおそれがある。そのため、定期的にインク受け溝のメンテナンスを行ってインクの堆積を抑制する必要があり、手間である。
【0007】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものである。その目的は、記録媒体の汚損の抑制と、メンテナンスの手間の低減とを実現可能な液滴吐出装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に記載の発明は、液滴吐出装置であって、
複数のローラー間に張架された記録媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、
不溶性を有する粒子を含む液体を前記記録媒体に吐出する液滴吐出部と、を備え、
前記搬送部は、前記液滴吐出部から吐出された前記液体のうち、前記記録媒体から裏抜けしたあるいは前記記録媒体からはみ出した液体を受ける液体受け溝を備え、
前記液体受け溝は、前記液体の堆積を抑制する堆積抑制部を備える。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の液滴吐出装置であって、
前記液滴吐出部は、顔料を含むインクを吐出するインク吐出部を備える。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の液滴吐出装置であって、
前記液滴吐出部は、前記インクを凝集させる凝集剤を含む処理液を吐出する処理液吐出部を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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