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公開番号
2025168772
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-12
出願番号
2024073511
出願日
2024-04-30
発明の名称
インクジェット記録装置及びプログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20251105BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】ロールトゥロール方式で搬送される記録媒体に高精度な画像を形成可能なインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】インクジェット記録装置1は、吸水性を有する記録媒体Mをロールトゥロール方式で搬送方向に搬送する搬送部10と、記録媒体Mにインクを吐出することで画像を形成する画像形成部40と、記録媒体Mに前処理液を塗布する前処理液塗布部20と、を備え、前処理液塗布部20は、画像形成部40による画像形成前に、記録媒体Mの坪量の50%以上の前処理液を記録媒体Mに塗布する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
吸水性を有する記録媒体をロールトゥロール方式で搬送方向に搬送する搬送部と、
前記記録媒体にインクを吐出することで画像を形成する画像形成部と、を備え、
前記画像形成部は、坪量の50%以上の前処理液が塗布された前記記録媒体に画像を形成するインクジェット記録装置。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記画像形成部は、坪量の300%以下の前記前処理液が塗布された前記記録媒体に画像を形成する請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項3】
前記前処理液は、成分として水を含む請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項4】
前記記録媒体の皴を低減させる皴低減部を備え、
前記皴低減部は、前記画像形成部による画像形成前に前記記録媒体の皴を低減させる請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項5】
前記前処理液は、凝集剤を含む請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項6】
前記前処理液は、白色顔料を含む請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項7】
前記前処理液は、樹脂粒子を含む請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項8】
前記前処理液は、柔軟剤を含む請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項9】
前記記録媒体は、布帛である請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項10】
前記記録媒体に前記前処理液を塗布する前処理液塗布部を備える請求項1から9のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェット記録装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ヘッドのノズル面に設けられたノズルからインクを吐出して記録媒体の所望の位置に着弾させることで画像を記録するインクジェット記録装置が知られている。一般に、インクジェット記録装置は、地張剤で輪状のベルト上に固定した記録媒体を、当該輪の内側に設けられたローラーを搬送方向に回転させることで搬送する。
【0003】
しかしながら、このようなベルト搬送機構により、インクジェット記録装置は大型化及び重量化する。また、地張剤には有機溶剤等が用いられるため、環境上好ましくない。そこで、例えば特許文献1には、搬送ベルトを用いずに、ロール状に巻かれた記録媒体を直接他のローラーで引き出しながら搬送する、いわゆるロールトゥロール方式で記録媒体を搬送するインクジェット記録装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4333969号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、記録媒体が吸水性を有する繊維からなる場合、インクを塗布して画像を形成している最中に、当該インクを吸水することで記録媒体が伸縮して、着弾ズレが生じることがある。
【0006】
図6は、搬送方向と平行に4つ並べられたインク吐出部で、搬送方向に伸びる線あるいは点を、記録媒体である搬送方向50cm×幅方向100cmの布に印字した際の、幅方向の印字位置と線幅の関係をまとめたグラフである。図6のグラフにおいて、横軸は記録媒体の幅方向の端部からの位置を示す。また、図6のグラフにおいて、縦軸は線幅、すなわち、インクの着弾ズレ量を示す。線を印字すると、点を印字する場合よりも記録媒体の吸水量が増えるため、伸縮量が多くなり、図6に示すように、特に記録媒体の幅方向の端部で着弾ズレが生じて、顕著に線幅が太くなる。
【0007】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ロールトゥロール方式で搬送される記録媒体に高精度な画像を形成可能なインクジェット記録装置及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に記載の発明は、インクジェット記録装置であって、
吸水性を有する記録媒体をロールトゥロール方式で搬送方向に搬送する搬送部と、
前記記録媒体にインクを吐出することで画像を形成する画像形成部と、を備え、
前記画像形成部は、坪量の50%以上の前処理液が塗布された前記記録媒体に画像を形成する。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインクジェット記録装置であって、
前記画像形成部は、坪量の300%以下の前記前処理液が塗布された前記記録媒体に画像を形成する。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のインクジェット記録装置であって、
前記前処理液は、成分として水を含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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