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公開番号2025169219
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-12
出願番号2025075059
出願日2025-04-29
発明の名称逆電圧クランプ解除機構を備えた照明装置
出願人厦門普為光電科技有限公司
代理人AIPPAY弁理士法人
主分類H05B 45/54 20200101AFI20251105BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】逆電圧クランプ解除機構を備えた照明装置を提供する。
【解決手段】
逆電圧クランプ解除機構を備えた照明装置は、電流制限ダイオード、複数の発光ダイオード、整流器及び電源入力端子を含む。前記複数の発光ダイオードは、互いに直列に接続されて直列回路を形成し、直列回路は、電流制限ダイオードと並列に接続される。各発光ダイオードは、寄生容量を有する。整流器は、前記複数の発光ダイオードに接続される。電源入力端子は、外部電源及び整流器に接続される。電流制限ダイオードは、放電ループを形成し、各発光ダイオードの寄生容量の放電により発生した放電電流が放電ループを通じて放出される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
電流制限ダイオードと、
それぞれが寄生容量を有し、互いに直列に接続されて直列回路を形成し、前記直列回路は、前記電流制限ダイオードと並列に接続される複数の発光ダイオードと、
前記複数の発光ダイオードに接続された整流器と、
外部電源及び前記整流器に接続される電源入力端子と、
を含み、
前記電流制限ダイオードは、放電ループを形成し、各前記発光ダイオードの前記寄生容量の放電により発生した放電電流が前記放電ループを通じて放出されることを特徴とする、逆電圧クランプ解除機構を備えた照明装置。
続きを表示（約 860 文字）【請求項２】
コンバータとエネルギー蓄積コンデンサとを更に含み、前記整流器は、前記コンバータに接続され、前記コンバータは、前記エネルギー蓄積コンデンサ及び接地点に接続され、前記エネルギー蓄積コンデンサは、前記複数の発光ダイオードに接続されることを特徴とする請求項１に記載の逆電圧クランプ解除機構を備えた照明装置。
【請求項３】
各前記発光ダイオードの前記放電電流が、前記電流制限ダイオード、前記エネルギー蓄積コンデンサ及び前記コンバータを介して前記接地点に入ることを特徴とする請求項２に記載の逆電圧クランプ解除機構を備えた照明装置。
【請求項４】
各前記発光ダイオードは、接合コンデンサを有し、前記接合コンデンサは前記発光ダイオードと並列に接続されることを特徴とする請求項２に記載の逆電圧クランプ解除機構を備えた照明装置。
【請求項５】
フィルタコンデンサを更に含み、前記整流器は、前記フィルタコンデンサを介して前記コンバータに接続されることを特徴とする請求項２に記載の逆電圧クランプ解除機構を備えた照明装置。
【請求項６】
前記コンバータは、昇圧コンバータ、降圧コンバータ、または昇圧／降圧コンバータであることを特徴とする請求項２に記載の逆電圧クランプ解除機構を備えた照明装置。
【請求項７】
前記電源入力端子は、活線入力端子と中性線入力端子とを含むことを特徴とする請求項１に記載の逆電圧クランプ解除機構を備えた照明装置。
【請求項８】
前記整流器は、全波整流器であることを特徴とする請求項１に記載の逆電圧クランプ解除機構を備えた照明装置。
【請求項９】
前記整流器が半波整流器であることを特徴とする請求項１に記載の逆電圧クランプ解除機構を備えた照明装置。
【請求項１０】
前記外部電源が商用電源であることを特徴とする請求項１に記載の逆電圧クランプ解除機構を備えた照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、照明装置、特に逆電圧クランプ解除機構を備えた照明装置に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
従来の照明装置では、一般的に、放熱性を高めるために金属ハウジングが使用されており、安全要件を満たすために金属ハウジングは接地されている。したがって、照明装置の光源基板と筐体の金属形材との間に寄生容量が形成される。一般的に、ユーザは、スイッチを介して照明装置の活線入力端子と中性線入力端子のいずれかを切断することにより、照明装置のオン／オフを切り替える。このようにして、光源パネルと金属ハウジングの間に交流電圧差が発生する。コンデンサは交流を通過させ、直流を遮断するため、照明装置の電源を切った後も上記寄生容量は充放電を続ける。したがって、寄生容量によって発生した逆電圧が光源基板上の各光源に印加されるため、一定期間使用すると照明装置が損傷しやすくなる。
【０００３】
照明装置の製造業者も、上記の問題を解決するためのいくつかの解決策を提案している。第１の解決策は、光源にツェナーダイオードを追加することであるが、この解決策ではコストが増加し、光効率が低下する。第２の解決策は、分離された電源を使用することであるが、この解決策では電力効率が低下し、コストが増加する。第２の解決策は、光源に抵抗器またはコンデンサを接続することであるが、この解決策ではコストが増加し、光効率が低下する。第４の解決策は、回路基板のレイアウトを最適化して寄生容量を変更することであるが、この解決策にはより高度な製造プロセスが必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明の目的は、逆電圧クランプ解除機構を備えた照明装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明の一実施形態に基づき、電流制限ダイオード、複数の発光ダイオード、整流器及び電源入力端子を含む逆電圧クランプ解除機構を備えた照明装置を提供する。前記複数の発光ダイオードは、互いに直列に接続されて直列回路を形成し、直列回路は、電流制限ダイオードと並列に接続される。各発光ダイオードは、寄生容量を有する。整流器は、前記複数の発光ダイオードに接続される。電源入力端子は、外部電源及び整流器に接続される。電流制限ダイオードは、放電ループを形成し、各発光ダイオードの寄生容量の放電により発生した放電電流が放電ループを通じて放出される。
【０００６】
一実施形態では、照明装置は、コンバータとエネルギー蓄積コンデンサとを更に含む。整流器は、コンバータに接続される。コンバータは、エネルギー蓄積コンデンサ及び接地点に接続される。エネルギー蓄積コンデンサは、前記複数の発光ダイオードに接続される。
【０００７】
一実施形態では、各発光ダイオードの放電電流が、電流制限ダイオード、エネルギー蓄積コンデンサ及びコンバータを介して接地点に入る。
【０００８】
一実施形態では、各発光ダイオードは、接合コンデンサを有し、接合コンデンサは発光ダイオードと並列に接続される。
【０００９】
一実施形態では、照明装置は、フィルタコンデンサを更に含む。整流器は、フィルタコンデンサを介してコンバータに接続される。
【００１０】
一実施形態では、コンバータは、昇圧コンバータ、降圧コンバータ、または昇圧／降圧コンバータである。
（【００１１】以降は省略されています）

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