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公開番号2025169162
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-12
出願番号2025060199
出願日2025-04-01
発明の名称焦電型赤外線センサ感度調整装置
出願人厦門普為光電科技有限公司
代理人AIPPAY弁理士法人
主分類G01J 1/42 20060101AFI20251105BHJP(測定;試験)
要約【課題】焦電型赤外線センサ感度調整装置を提供する。
【解決手段】
本発明の焦電型赤外線センサ感度調整装置は、処理モジュール、感度制御モジュール及び検知機能調整モジュールを含む。処理モジュールは、入力信号を受信し、入力信号に応じて感度制御信号を生成することに使用される。感度制御モジュールは、処理モジュールに接続され、感度制御信号を受信し、感度制御信号に応じて感度調整信号を生成することに使用される。検知機能調整モジュールは、処理モジュール及び感度制御モジュールに接続され、感度調整信号及び焦電型赤外線センサによって生成された検知信号を受信することに使用される。検知機能調整モジュールは、感度調整信号に基づいてプリセット閾値を調整し、検知信号とプリセット閾値とを比較して電圧信号を生成し、処理モジュールは、電圧信号に応じて起動信号を生成して目標装置を起動するか、又は起動信号を生成しない。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
入力信号を受信し、前記入力信号に応じて感度制御信号を生成することに使用される処理モジュールと、
前記処理モジュールに接続され、前記感度制御信号を受信し、前記感度制御信号に応じて感度調整信号を生成することに使用される感度制御モジュールと、
前記処理モジュール及び前記感度制御モジュールに接続され、前記感度調整信号及び焦電型赤外線センサによって生成された検知信号を受信することに使用される検知機能調整モジュールと、
前記検知機能調整モジュールは、前記感度調整信号に基づいてプリセット閾値を調整し、前記検知信号と前記プリセット閾値とを比較して電圧信号を生成し、前記処理モジュールは、前記電圧信号に応じて起動信号を生成して目標装置を起動するか、又は前記起動信号を生成しないことを特徴とする焦電型赤外線センサ感度調整装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記検知信号が前記プリセット閾値以上の場合、前記検知機能調整モジュールによって生成される電圧信号が高レベルとなり、前記処理モジュールが前記電圧信号に応じて前記起動信号を生成して前記目標装置を起動することを特徴とする請求項1に記載の焦電型赤外線センサ感度調整装置。
【請求項3】
前記検知信号が前記プリセット閾値よりも低い場合、前記検知機能調整モジュールによって生成される電圧信号は低レベルとなり、前記処理モジュールは、前記起動信号を生成しないことを特徴とする請求項2に記載の焦電型赤外線センサ感度調整装置。
【請求項4】
前記検知機能調整モジュールが、受信した前記検知信号を毎回記憶し、最近受信した予め設定された数の複数の前記検知信号を順に少なくとも3つのグループに分け、各前記グループの複数の前記検知信号の時間点は、隣接しており、前記検知機能調整モジュールは、各前記グループの複数の前記検知信号の強度の平均値を計算し、各前記グループの前記平均値に応じて前記プリセット閾値を微調整することを特徴とする請求項1に記載の焦電型赤外線センサ感度調整装置。
【請求項5】
前記少なくとも3つのグループは、第1グループ、第2グループ及び第3グループを含み、前記検知機能調整モジュールは、前記第1グループの前記平均値が前記第2グループの前記平均値よりも小さく且つ前記第2グループの前記平均値が前記第3グループの前記平均値よりも小さい場合に、前記第3グループの前記平均値と前記第2グループの前記平均値との差値を算出し、前記差値と前記第3グループの前記平均値との比値に基づいて前記プリセット閾値を調整することを特徴とする請求項4に記載の焦電型赤外線センサ感度調整装置。
【請求項6】
前記検知機能調整モジュールが、前記比値を1から減算して調整値を生成し、前記調整値に前記プリセット閾値を乗算して調整されたプリセット閾値を生成し、前記調整されたプリセット閾値に基づいて前記電圧信号を生成することを特徴とする請求項5に記載の焦電型赤外線センサ感度調整装置。
【請求項7】
電源モジュールを更に含み、前記電源モジュールは、前記処理モジュールに接続されることを特徴とする請求項1に記載の焦電型赤外線センサ感度調整装置。
【請求項8】
前記電源モジュールは、整流回路、フィルタ回路及びコンバータを含むことを特徴とする請求項7に記載の焦電型赤外線センサ感度調整装置。
【請求項9】
前記処理モジュールは、マイクロコントローラ、中央処理装置、特殊用途集積回路チップ又はフィールドプログラマブルロジックゲートアレイであることを特徴とする請求項1に記載の焦電型赤外線センサ感度調整装置。
【請求項10】
前記検知機能調整モジュールは、マイクロコントローラ、中央処理装置、特殊用途集積回路チップ、又はフィールドプログラマブルロジックゲートアレイであることを特徴とする請求項1に記載の焦電型赤外線センサ感度調整装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、センサ感度調整装置、特に焦電型赤外線センサ感度調整装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
焦電型赤外線(PIR)センサは、赤外線を放射せず、移動目標(人、動物など)から発生する赤外線を検出して検知信号を生成することができる受動型赤外線センサである。焦電型赤外線センサは、照明システムや警報システムなどに広く使用されており、幅広い用途がある。しかし、従来の焦電型赤外線センサには、改善が必要な欠点がまだ多く残っている。例えば、従来の焦電型赤外線センサの感度は調整できないため、異なる応用の要求を満たすことができない(例えば、センサと移動目標の間の距離が遠い場合、センサにはより高い感度が必要である。逆に、センサと移動目標の間の距離が近い場合、センサではより低い感度が必要である)。
【0003】
また、焦電型赤外線センサは、一定期間使用すると感度が低下する場合がある。従来の焦電型赤外線センサは、補正機構がないため、移動目標を効果的に検知することができない可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、焦電型赤外線センサ感度調整装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施形態に基づき、処理モジュール、感度制御モジュール及び検知機能調整モジュールを含む焦電型赤外線センサ感度調整装置を提供する。処理モジュールは、入力信号を受信し、入力信号に応じて感度制御信号を生成することに使用される。感度制御モジュールは、処理モジュールに接続され、感度制御信号を受信し、感度制御信号に応じて感度調整信号を生成することに使用される。検知機能調整モジュールは、処理モジュール及び感度制御モジュールに接続され、感度調整信号及び焦電型赤外線センサによって生成された検知信号を受信することに使用される。検知機能調整モジュールは、感度調整信号に基づいてプリセット閾値を調整し、検知信号とプリセット閾値とを比較して電圧信号を生成し、処理モジュールは、電圧信号に応じて起動信号を生成して目標装置を起動するか、又は起動信号を生成しない。
【0006】
一実施形態では、検知信号がプリセット閾値以上の場合、検知機能調整モジュールによって生成される電圧信号が高レベルとなり、処理モジュールが電圧信号に応じて起動信号を生成して目標装置を起動する。
【0007】
一実施形態では、検知信号がプリセット閾値よりも低い場合、検知機能調整モジュールによって生成される電圧信号は低レベルとなり、処理モジュールは、起動信号を生成しない。
【0008】
一実施形態では、検知機能調整モジュールが、受信した検知信号を毎回記憶し、最近受信した予め設定された数の複数の検知信号を順に少なくとも3つのグループに分け、各グループの複数の検知信号の時間点は、隣接しており、検知機能調整モジュールは、各グループの複数の検知信号の強度の平均値を計算し、各グループの平均値に応じてプリセット閾値を微調整する。
【0009】
一実施形態では、前記3つのグループは、第1グループ、第2グループ及び第3グループを含む。検知機能調整モジュールは、第1グループの平均値が第2グループの平均値よりも小さく且つ第2グループの平均値が第3グループの平均値よりも小さい場合に、第3グループの平均値と第2グループの平均値との差値を算出し、差値と第3グループの平均値との比値に基づいてプリセット閾値を調整する。
【0010】
一実施形態では、検知機能調整モジュールが、比値を1から減算して調整値を生成し、調整値にプリセット閾値を乗算して調整されたプリセット閾値を生成し、調整されたプリセット閾値に基づいて電圧信号を生成する。
(【0011】以降は省略されています)

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