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公開番号2024169270
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023175670
出願日2023-10-11
発明の名称光減衰補償機能を備えた照明装置およびその方法
出願人厦門普為光電科技有限公司
代理人個人
主分類H05B 45/12 20200101AFI20241128BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】光減衰補償機能を備えた照明装置及びその方法を提供する。
【解決手段】
光減衰補償機能を有する照明装置は、複数の発光モジュール、記憶モジュール、駆動モジュール、照度検出モジュール及び制御モジュールを含む。記憶モジュールは、プリセット位置の初期照度値を記憶し、プリセット位置と複数の発光モジュールの間にプリセット距離を有する。駆動モジュールは複数の発光モジュールのうちの1つを駆動する駆動電流を生成する。照度検出モジュールは、ターゲット位置の現在の照度値を検出し、ターゲット位置と複数の発光モジュールの間にプリセット距離を有する。制御モジュールは、現在の照度値を受け取り、光減衰補償モードを実行する。制御モジュールは、光減衰補償モードで初期照度値と現在の照度値を比較して光減衰量を取得し、現在の照度値が初期照度値と等しくなるまで駆動電流を増加させて現在の照度値を増加させることで光減衰量を補償する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の発光モジュールと、
プリセット位置の初期照度値を記憶し、前記プリセット位置と前記複数の発光モジュールとの間にはプリセット距離を有する記憶モジュールと、
前記複数の発光モジュールのうち1つを駆動するための駆動電流を生成する駆動モジュールと、
ターゲット位置の現在の照度値を検出し、前記ターゲット位置と前記複数の発光モジュールとの間に前記プリセット距離を有する照度検出モジュールと、
前記現在の照度値を受け取り、光減衰補償モードを実行する制御モジュールと、
を含み、
前記制御モジュールは、前記光減衰補償モードにおいて前記初期照度値と前記現在の照度値を比較して光減衰量を取得し、前記現在の照度値が前記初期照度値と等しくなるまで前記駆動電流を増加させて前記現在の照度値を増加させることで前記光減衰量を補償することを特徴とする光減衰補償機能を備えた照明装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記制御モジュールは、前記光減衰補償モードを周期的に実行することを特徴とする請求項1に記載の光減衰補償機能を備えた照明装置。
【請求項3】
前記記憶モジュールは、各前記発光モジュールのプリセット最大駆動電流を更に記憶し、前記制御モジュールは、前記駆動電流が前記プリセット最大駆動電流を超えるとスイッチングモードに入り、前記スイッチングモードにおいて前記駆動モジュールを別の前記発光モジュールに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の光減衰補償機能を備えた照明装置。
【請求項4】
前記制御モジュールは、前記スイッチングモードを実行した後、再び前記光減衰補償モードを実行することを特徴とする請求項3に記載の光減衰補償機能を備えた照明装置。
【請求項5】
前記現在の照度値を受け取って前記制御モジュールに送信する通信モジュールをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の光減衰補償機能を備えた照明装置。
【請求項6】
記憶モジュールによってプリセット位置の初期照度値を記憶し、前記プリセット位置と複数の発光モジュールとの間にプリセット距離を有するステップと、
駆動モジュールによって前記複数の発光モジュールのうちの1つを駆動するための駆動電流を生成するステップと、
照度検出モジュールによってターゲット位置の現在の照度値を検出し、前記ターゲット位置と前記複数の発光モジュールとの間に前記プリセット距離を有するステップと、
前記制御モジュールによって前記現在の照度値を受け取り、光減衰補償モードを実行し、前記初期照度値と前記現在の照度値を比較して光減衰量を取得し、前記現在の照度値が前記初期照度値と等しくなるまで前記駆動電流を増加させて前記現在の照度値を増加させることで前記光減衰量を補償するステップと、
を含むことを特徴とする照明装置の光減衰補償方法。
【請求項7】
前記制御モジュールによって前記光減衰補償モードを周期的に実行するステップを更に含むことを特徴とする請求項6に記載の照明装置の光減衰補償方法。
【請求項8】
前記記憶モジュールによって各前記発光モジュールのプリセット最大駆動電流を記憶するステップと、
前記駆動電流が前記プリセット最大駆動電流を超えると、前記制御モジュールによってスイッチングモードに入り、前記駆動モジュールを別の前記発光モジュールに切り替えるステップと、
を更に含むことを特徴とする請求項6に記載の照明装置の光減衰補償方法。
【請求項9】
前記制御モジュールによって前記スイッチングモードが実行された後に再び前記光減衰補償モードを実行するステップを更に含むことを特徴とする請求項8に記載の照明装置の光減衰補償方法。
【請求項10】
前記制御モジュールによって前記現在の照度値を受け取り、前記光減衰補償モードを実行して前記初期照度値と前記現在の照度値を比較して前記光減衰量を取得し、前記現在の照度値が前記初期照度値と等しくなるまで前記駆動電流を増加させて前記現在の照度値を増加させることで前記光減衰量を補償するステップは、
前記通信モジュールによって前記現在の照度値を受け取り、前記制御モジュールに送信することを更に含むことを特徴とする請求項6に記載の照明装置の光減衰補償方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置に関し、特に光減衰補償機能を備えた照明装置に関する。本発明は、また、照明装置に用いる光減衰補償方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
発光ダイオード照明装置は、低消費電力、長寿命、高輝度、環境保護という利点があるため、さまざまな建物に広く応用されている。しかし、従来の発光ダイオード照明装置には、依然として改善すべき多くの欠点がある。例えば、従来の発光ダイオード照明装置の光減衰量は、使用時間の増加に伴って益々深刻になる。また、光減衰補償機能を備えた従来の発光ダイオード照明装置は、通常、発光ダイオードの光減衰量を検出し、光減衰量に応じて駆動電流を増加させることにより照度補償を行う。しかし、駆動電流を増加させると消費電力も増加し、エネルギーの浪費を招く。従来の光減衰補償機能を備えた発光ダイオード照明装置の中には、グローブ内部の照度変化を検出して照度補償を行うものもある。ただし、使用時間が増加するにつれて、発光ダイオード照明装置のグローブの光透過率も変化する。従来の光減衰補償機能は、グローブの光透過率の変化によって引き起こされる光減衰現象を効果的に補償することができない。
【0003】
中国特許出願公開第113597041号明細書、中国特許出願公開第115426735号明細書及び米国特許第10506687号明細書は、何れも光減衰補償技術を公開しているが、依然として従来技術における上述の技術的問題を効果的に解決することができていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
中国特許出願公開第113597041号明細書
中国特許出願公開第115426735号明細書
米国特許第10506687号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、光減衰補償機能を備えた照明装置及びその方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に基づき、複数の発光モジュール、記憶モジュール、駆動モジュール、照度検出モジュール及び制御モジュールを含む光減衰補償機能を有する照明装置を提供する。記憶モジュールは、プリセット位置の初期照度値を記憶し、プリセット位置と複数の発光モジュールとの間にプリセット距離を有する。駆動モジュールは、複数の発光モジュールのうちの1つを駆動するための駆動電流を生成する。照度検出モジュールは、ターゲット位置の現在の照度値を検出し、ターゲット位置と複数の発光モジュールとの間にプリセット距離を有する。制御モジュールは、現在の照度値を受け取り、光減衰補償モードを実行する。制御モジュールは、光減衰補償モードにおいて初期照度値と現在の照度値を比較して光減衰量を取得し、現在の照度値が初期照度値と等しくなるまで駆動電流を増加させて現在の照度値を増加させることで光減衰量を補償する。
【0007】
一実施形態において、制御モジュールは、光減衰補償モードを周期的に実行する。
【0008】
一実施形態において、記憶モジュールは、各発光モジュールのプリセット最大駆動電流を更に記憶し、制御モジュールは、駆動電流がプリセット最大駆動電流を超えるとスイッチングモードに入り、スイッチングモードにおいて駆動モジュールを別の発光モジュールに切り替える。
【0009】
一実施形態において、制御モジュールは、スイッチングモードを実行した後、再び光減衰補償モードを実行する。
【0010】
一実施形態において、照明装置は、通信モジュールを更に含む。通信モジュールは、現在の照度値を受け取って制御モジュールに送信する。
(【0011】以降は省略されています)

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