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公開番号2025171999
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2025075069
出願日2025-04-30
発明の名称多機能保護回路を備えた照明装置
出願人厦門普為光電科技有限公司
代理人AIPPAY弁理士法人
主分類H05B 45/50 20220101AFI20251113BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】多機能保護回路を備えた照明装置を提供する。
【解決手段】
多機能保護回路を備えた照明装置は、光源モジュール、検出モジュール及び保護モジュールを含む。光源モジュールは、正極端子及び負極端子を有し、駆動電流を受け取る。検出モジュールは、第1抵抗及び第2抵抗を有する。第1抵抗の一端が正極端子に接続され、第1抵抗の他端が検出点に接続される。検出点が第2抵抗の一端に接続され、第2抵抗の他端が負極端子に接続される。第2抵抗がサーミスタである。保護モジュールは、第1入力端子、第2入力端子及び第3入力端子を有する。第1入力端子は、検出点に接続され、第2入力端子は、正極端子に接続され、第3入力端子は、負極端子に接続される。保護モジュールは、検出点の電圧が閾値を超えると、導通し、駆動電流の一部を保護モジュールに流れさせる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
正極端子及び負極端子を有し、駆動電流を受け取る光源モジュールと、
第１抵抗及び第２抵抗を有し、前記第１抵抗の一端が前記正極端子に接続され、前記第１抵抗の他端が検出点に接続され、前記検出点が前記第２抵抗の一端に接続され、前記第２抵抗の他端が前記負極端子に接続され、前記第２抵抗がサーミスタである検出モジュールと、
第１入力端子、第２入力端子及び第３入力端子を有する保護モジュールと、
を含み、
前記第１入力端子は、前記検出点に接続され、前記第２入力端子は、前記正極端子に接続され、前記第３入力端子は、前記負極端子に接続され、前記保護モジュールは、前記検出点の電圧が閾値を超えると、導通し、前記駆動電流の一部を前記保護モジュールに流れさせることを特徴とする多機能保護回路を備えた照明装置。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記保護モジュールは、スイッチ、第１保護抵抗及び第２保護抵抗を含み、前記スイッチの第１端が前記第１入力端子であり、前記第１保護抵抗の一端が前記第２入力端子であり、前記第１保護抵抗の他端が前記スイッチの第２端に接続され、前記スイッチの第３端が前記第２保護抵抗の一端に接続され、前記第２保護抵抗の他端が前記第３入力端子に接続されることを特徴とする請求項１に記載の多機能保護回路を備えた照明装置。
【請求項３】
前記駆動電流の一部が前記スイッチ、前記第１保護抵抗及び前記第２保護抵抗を流れ、前記第１保護抵抗及び前記第２保護抵抗で発生した熱エネルギーが前記第２抵抗に伝達されることを特徴とする請求項２に記載の多機能保護回路を備えた照明装置。
【請求項４】
前記スイッチが金属酸化物半導体電界効果トランジスタであることを特徴とする請求項２に記載の多機能保護回路を備えた照明装置。
【請求項５】
前記第２抵抗が正の温度係数を有するサーミスタであることを特徴とする請求項１に記載の多機能保護回路を備えた照明装置。
【請求項６】
フィルタモジュールを更に含み、前記フィルタモジュールは、前記検出モジュールと前記保護モジュールとの間に配置されることを特徴とする請求項１に記載の多機能保護回路を備えた照明装置。
【請求項７】
前記フィルタモジュールは、フィルタリング抵抗及びフィルタリングコンデンサを含み、前記フィルタリング抵抗の一端が前記検出点に接続され、前記フィルタリング抵抗の他端が前記第１入力端子と前記フィルタリングコンデンサの一端に接続され、前記フィルタリングコンデンサの他端が前記負極端子に接続されることを特徴とする請求項６に記載の多機能保護回路を備えた照明装置。
【請求項８】
前記光源モジュールは、１つ又は複数の光源を含むことを特徴とする請求項１に記載の多機能保護回路を備えた照明装置。
【請求項９】
前記光源は、発光ダイオードであることを特徴とする請求項８に記載の多機能保護回路を備えた照明装置。
【請求項１０】
駆動モジュールを更に含み、前記駆動モジュールは、前記正極端子、前記負極端子及び外部電源に接続され、前記外部電源の入力電流を前記駆動電流に変換し、前記駆動電流を前記正極端子及び前記負極端子に入力することを特徴とする請求項１に記載の多機能保護回路を備えた照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、照明装置、特に多機能保護回路を備えた照明装置に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
発光ダイオード照明装置には、省エネ、高効率、長寿命など多くの利点がある。しかし、従来の発光ダイオード照明装置には、依然として更に改良すべき欠点がいくつか残っている。例えば、発光ダイオード照明装置のうちの１つの発光ダイオードが故障すると、発光ダイオードと直列又は並列に接続されている他の発光ダイオードの電流が増加し、光源モジュール全体の温度が上昇する。このように、発光ダイオード照明装置は、高温により光源モジュール全体の損傷を引き起こし易い。一般的に、照明装置の製造業者は、上記の問題を改善するために、次の解決策を採用する。（１）光源モジュールの電圧をシングルチップマイコンで検出し、電圧が変化する時に適切な調整を行う。しかし、この解決策はコストが高く、回路構造が複雑である。（２）電圧ツェナーダイオードを介して光源モジュールの電圧を検出し、電圧が変化した時に適切な調整を行う。しかし、この解決策では誤差が大きく、正確な検出を効果的に達成することができない。（３）コンパレータ回路を介して光源モジュールの電圧を検出する。しかし、この解決策はコストが高く、回路構造が複雑である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
本発明の目的は、多機能保護回路を備えた照明装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
本発明の一実施形態に基づき、光源モジュール、検出モジュール及び保護モジュールを含む多機能保護回路を備えた照明装置を提供する。光源モジュールは、正極端子及び負極端子を有し、駆動電流を受け取る。検出モジュールは、第１抵抗及び第２抵抗を有する。第１抵抗の一端が正極端子に接続され、第１抵抗の他端が検出点に接続される。検出点が第２抵抗の一端に接続され、第２抵抗の他端が負極端子に接続される。第２抵抗がサーミスタである。保護モジュールは、第１入力端子、第２入力端子及び第３入力端子を有する。第１入力端子は、検出点に接続され、第２入力端子は、正極端子に接続され、第３入力端子は、負極端子に接続される。保護モジュールは、検出点の電圧が閾値を超えると、導通し、駆動電流の一部を保護モジュールに流れさせる。
【０００５】
一実施形態において、保護モジュールは、スイッチ、第１保護抵抗及び第２保護抵抗を含む。スイッチの第１端が第１入力端子である。第１保護抵抗の一端が第２入力端子であり、第１保護抵抗の他端がスイッチの第２端に接続される。スイッチの第３端が第２保護抵抗の一端に接続され、第２保護抵抗の他端が第３入力端子に接続される。
【０００６】
一実施形態において、駆動電流の一部がスイッチ、第１保護抵抗及び第２保護抵抗を流れ、第１保護抵抗及び第２保護抵抗で発生した熱エネルギーが第２抵抗に伝達される。
【０００７】
一実施形態において、スイッチが金属酸化物半導体電界効果トランジスタである。
【０００８】
一実施形態において、第２抵抗が正の温度係数を有するサーミスタである。
【０００９】
一実施形態において、照明装置は、フィルタモジュールを更に含む。フィルタモジュールは、検出モジュールと保護モジュールとの間に配置される。
【００１０】
一実施形態において、フィルタモジュールは、フィルタリング抵抗及びフィルタリングコンデンサを含む。フィルタリング抵抗の一端が検出点に接続され、フィルタリング抵抗の他端が第１入力端子とフィルタリングコンデンサの一端に接続される。フィルタリングコンデンサの他端が負極端子に接続される。
（【００１１】以降は省略されています）

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