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公開番号2025167123
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024071452
出願日2024-04-25
発明の名称組成物および物品の製造方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類C08F 2/50 20060101AFI20251030BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】 光硬化性の組成物において、硬化性とVOC低減の両立に有利な技術を提供する。
【解決手段】 光硬化性の組成物であって、光重合性化合物からなる第1成分と、光重合開始剤からなる第2成分と、黒色粒子からなる第3成分と、非黒色粒子からなる第4成分と、を有し、前記組成物における前記第4成分の質量濃度は、前記第3成分の質量濃度の100倍よりも大きく3000倍よりも小さい。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
光硬化性の組成物であって、
光重合性化合物からなる第1成分と、
光重合開始剤からなる第2成分と、
黒色粒子からなる第3成分と、
非黒色粒子からなる第4成分と、
を有し、
前記組成物における前記第4成分の質量濃度は、前記第3成分の質量濃度の100倍よりも大きく3000倍よりも小さいことを特徴とする組成物。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
光硬化性の組成物であって、
光重合性化合物からなる第1成分と、
光重合開始剤からなる第2成分と、
黒色粒子からなる第3成分と、
非黒色粒子からなる第4成分と、
を有し、
前記第1成分は、環化重合性化合物を含み、
前記第3成分は、pHが4.0以下または9.0以上である黒色粒子を含み、
前記第4成分は、塩を含有する非黒色粒子を含む、
ことを特徴とする組成物。
【請求項3】
光硬化性の組成物であって、
光重合性化合物からなる第1成分と、
光重合開始剤からなる第2成分と、
黒色粒子からなる第3成分と、
を有し、
前記第1成分は、環化重合性化合物を含み、
前記組成物における前記第3成分の質量濃度は、0.01質量%以上かつ0.10質量%未満であることを特徴とする組成物。
【請求項4】
非黒色粒子からなる第4成分を有する、
請求項3に記載の組成物。
【請求項5】
前記第3成分は、pHが4.0以下である黒色粒子を含み、
前記第4成分は、ポリオキソ酸塩を含有する非黒色粒子を含む、
請求項1、2または4に記載の組成物。
【請求項6】
前記第4成分は、難燃剤を含有する非黒色粒子を含む、
請求項1、2または4に記載の組成物。
【請求項7】
前記組成物における前記第2成分の質量濃度は、1質量%以上かつ5質量%以下である、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項8】
前記組成物における前記第3成分の質量濃度は、0.01質量%以上かつ0.10質量%未満である、
請求項1または2に記載の組成物。
【請求項9】
前記組成物における前記第4成分の質量濃度は、10質量%以上かつ30質量%以下である、
請求項1、2または4に記載の組成物。
【請求項10】
前記第3成分は、粒子径が第1粒子径である黒色粒子を含み、
前記第4成分は、粒子径が第2粒子径である非黒色粒子を含み、
前記第2粒子径は、前記第1粒子径の10倍以上かつ2000倍以下である、
請求項1、2または4に記載の組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光硬化性の組成物に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
光硬化性の組成物は、光造形法などに用いられる。特許文献1には、積層造形法に使用される組成物であって、積層造形プロセス時に有機揮発性物質が生成されない組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2023-506819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
光硬化性の組成物には硬化性が良い(硬化し易い)ことが求められる。しかし、光硬化性の組成物が光重合開始剤を含有する場合、光重合開始剤は、UV光等の活性エネルギー光線が照射されることで分解され、硬化物内には光重合開始剤に由来する揮発性有機化合物(VOC;Volatile Organic Compounds)成分が残存する場合がある。係るVOCは硬化物から放出されると考えられる。このようなVOCは環境負荷の観点から低減が求められる。光重合開始剤を減らすことでVOCを低減することはできうるが、硬化性も低下する。
【0005】
そこで本開示は、光硬化性の組成物において、硬化性とVOC低減の両立に有利な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の観点は、
光硬化性の組成物であって、
光重合性化合物からなる第1成分と、
光重合開始剤からなる第2成分と、
黒色粒子からなる第3成分と、
非黒色粒子からなる第4成分と、
を有し、
前記組成物における前記第4成分の質量濃度は、前記第3成分の質量濃度の100倍よりも大きく3000倍よりも小さいことを特徴とする。
【0007】
本開示の第2の観点は、
光硬化性の組成物であって、
光重合性化合物からなる第1成分と、
光重合開始剤からなる第2成分と、
黒色粒子からなる第3成分と、
非黒色粒子からなる第4成分と、
を有し、
前記第1成分は、環化重合性化合物を含み、
前記第3成分は、pHが4.0以下または9.0以上である黒色粒子を含み、
前記第4成分は、塩を含有する非黒色粒子を含む、
ことを特徴とする。
【0008】
本開示の第3の観点は、
光硬化性の組成物であって、
光重合性化合物からなる第1成分と、
光重合開始剤からなる第2成分と、
黒色粒子からなる第3成分と、
を有し、
前記第1成分は、環化重合性化合物を含み、
前記組成物における前記第3成分の質量濃度は、0.01質量%以上かつ0.10質量%未満であることを特徴とする。
【0009】
本開示の第4の観点は、
光硬化性の組成物を層状に配置する工程と、
前記層状の前記組成物に光を照射して硬化させる工程と、
を繰り返して積層体を造形する物品の製造方法であって、
前記組成物が、
光重合性化合物からなる第1成分と、
光重合開始剤からなる第2成分と、
黒色粒子からなる第3成分と、
非黒色粒子からなる第4成分と、
を有し、
前記第3成分は、pHが4.0以下または9.0以上である黒色粒子を含み、
前記第4成分は、塩を含有する非黒色粒子を含む、
ことを特徴とする製造方法。
【0010】
本開示の第5の観点は、
光硬化性の組成物を層状に配置する工程と、
前記層状の前記組成物に光を照射して硬化させる工程と、
を繰り返して積層体を造形する物品の製造方法であって、
前記組成物が、
光重合性化合物からなる第1成分と、
光重合開始剤からなる第2成分と、
黒色粒子からなる第3成分と、
非黒色粒子からなる第4成分と、
を有し、
前記組成物における前記第3成分の質量濃度は、0.01質量%以上かつ0.10質量%未満であり、
前記第4成分は、難燃剤を含有する非黒色粒子を含む、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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