TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025171797
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024077476
出願日
2024-05-10
発明の名称
画像形成装置及び画像形成装置の調整方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
B41J
29/00 20060101AFI20251113BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】2つの筐体間の上下方向の間隔の調整を容易に行える構成及び方法を提供する。
【解決手段】固定部材10は、上下方向に関して第1位置において、第1筐体200と第2筐体300とのX方向の間隔が所定の間隔となるように第1筐体200と第2筐体300とを固定する。調整固定部材20は、上下方向に関して第1位置と異なる第2位置において、第1筐体200と第2筐体300とのX方向の間隔を調整可能に第1筐体200と第2筐体300とを固定する。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
記録材が搬送される第1搬送経路を有する第1筐体と、
上下方向に直交する第1方向に関して前記第1筐体と分離及び連結が可能であって、前記第1筐体と連結された状態で前記第1搬送経路と接続されて記録材が搬送される第2搬送経路を有する第2筐体と、
上下方向に関して第1位置において、前記第1筐体と前記第2筐体との前記第1方向の間隔が所定の間隔となるように前記第1筐体と前記第2筐体とを固定する固定部材と、
上下方向に関して前記第1位置と異なる第2位置において、前記第1筐体と前記第2筐体との前記第1方向の間隔を調整可能に前記第1筐体と前記第2筐体とを固定する調整固定部材と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第2位置は、上下方向に関して前記第1位置の上方に位置することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1筐体は、上下方向に関して前記第1搬送経路の下方に配置され、記録材が搬送される第3搬送経路を有し、
前記第2筐体は、上下方向に関して前記第2搬送経路の下方に配置され、前記第1筐体と前記第2筐体とが連結された状態で前記第3搬送経路と接続されて記録材が搬送される第4搬送経路を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第2位置は、上下方向に関して前記第1搬送経路と前記第3搬送経路との間に位置することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記調整固定部材は、前記第1筐体と前記第2筐体とを連結する連結部材と、前記連結部材を前記第2筐体に対して締結する締結部と、を有し、
前記連結部材は、前記第1筐体に固定される固定部と、前記固定部と一体に形成され、前記締結部により締結されていない状態で前記第2筐体に対して前記第1方向の位置を変更可能な変更部とを有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記連結部材は、第1連結部材であり、
前記締結部は、前記第2筐体に対して上下方向及び前記第1方向に位置決めされ、前記第1連結部材に締結される第2連結部材を有し、
前記第2連結部材は、前記第2筐体に対して位置決めがなされ、且つ、前記第1連結部材に締結されていない状態で前記変更部に対して前記第1方向の相対位置が変更可能であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第1連結部材と前記第2連結部材との何れか一方の部材は、他方の部材に対する前記第1方向に関する位置を示す指示部を有することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記指示部は、第1指示部であり、
前記第1連結部材は、前記第2筐体に対する上下方向に関する位置を示す第2指示部を有することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第2筐体は、前記第2筐体が設置される設置面に対して前記第2筐体の上下方向の位置を調整可能な複数の上下方向調整部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記複数の上下方向調整部は、前記設置面に接する車輪と、前記第2筐体に固定され、且つ、前記車輪に対して上下方向の位置を変更可能な上下方向変更部とを有することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複数の機能を有する複合機などの画像形成装置であって、複数の筐体を連結することで構成される画像形成装置、及び、このような画像形成装置の調整方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置として、従来から複数の筐体を分割及び連結可能とした構成が知られている。このような構成において、分割された2つの筐体がそれぞれ有する記録材の搬送経路が相対的に離れたり傾いたりすると、2つの筐体間で記録材が搬送される際に、記録材のジャムや斜行などの搬送不良が発生する虞がある。このため、特許文献1では、2つの筐体の奥側に設けられた回転軸機構と、前側に設けられた筐体間距離調整部材を用いて、2つの筐体内の搬送経路を適正な角度関係にする構成が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-159739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構成の場合、2つの筐体の前側と奥側とで筐体間の間隔を調整しているが、2つの筐体間の上下方向の間隔を調整することが求められる場合がある。例えば、装置を設置する設置面が必ずしも平坦であるとは限らない。装置の設置時に、分割された複数の筐体を連結する構成の場合、装置が大型であることが多く、設置面の面積も大きなものとなるため、設置面の傾斜の影響をより受けやすくなる。このような場合、2つの筐体間の上下方向の間隔を調整することが特に求められる。
【0005】
ここで、2つの筐体の上側と下側のそれぞれにおいて筐体同士の間隔を計測しながら、2つの筐体を連結することで、2つの筐体間の上下方向の間隔を調整することが考えられる。しかしながら、上側と下側のそれぞれにおいて筐体同士の間隔を計測しながら2つの筐体を連結する場合、作業に時間がかかり面倒である。
【0006】
本発明は、2つの筐体間の上下方向の間隔の調整を容易に行える構成及び方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、記録材に画像を形成する画像形成装置であって、記録材が搬送される第1搬送経路を有する第1筐体と、上下方向に直交する第1方向に関して前記第1筐体と分離及び連結が可能であって、前記第1筐体と連結された状態で前記第1搬送経路と接続されて記録材が搬送される第2搬送経路を有する第2筐体と、上下方向に関して第1位置において、前記第1筐体と前記第2筐体との前記第1方向の間隔が所定の間隔となるように前記第1筐体と前記第2筐体とを固定する固定部材と、上下方向に関して前記第1位置と異なる第2位置において、前記第1筐体と前記第2筐体との前記第1方向の間隔を調整可能に前記第1筐体と前記第2筐体とを固定する調整固定部材と、を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
【0008】
本発明の一態様は、記録材が搬送される第1搬送経路を有する第1筐体と、上下方向に直交する第1方向に関して前記第1筐体と分離及び連結が可能であって、前記第1筐体と連結された状態で前記第1搬送経路と接続されて記録材が搬送される第2搬送経路を有する第2筐体と、を備え、記録材に画像を形成する画像形成装置の調整方法であって、上下方向に関して第1位置において、前記第1筐体と前記第2筐体とを固定する第1工程と、前記第1工程の後に、上下方向に関して前記第1位置と異なる第2位置において、前記第1筐体と前記第2筐体との前記第1方向の間隔を調整する調整工程と、前記調整工程の後に、上下方向に関して前記第2位置において、前記第1筐体と前記第2筐体とを固定する第2工程と、有することを特徴とする画像形成装置の調整方法である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、2つの筐体間の上下方向の隙間の調整を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係るインクジェット記録装置を示す概略構成断面図。
実施形態に係る第1筐体の斜視図。
実施形態に係る第1筐体の左側面図。
実施形態に係る第2筐体の斜視図。
実施形態に係る第2筐体の右側面図。
実施形態に係る第1筐体及び第2筐体を連結した状態を示す正面図。
実施形態に係る第1筐体及び第2筐体を連結した状態を示す背面図。
(a)実施形態に係るキャスターの斜視図、(b)実施形態に係るキャスターの断面図。
(a)実施形態に係る第1筐体及び第2筐体を連結した状態を上方から見た模式図、(b)実施形態に係る第1筐体及び第2筐体の間隔調整を説明する図。
(a)実施形態に係る調整固定部材の正面図、(b)実施形態に係る調整固定部材を表側から見た斜視図、(c)実施形態に係る調整固定部材を裏側から見た斜視図。
(a)実施形態に係る調整固定部材のX方向に関する目盛りと指示部の拡大図、(b)実施形態に係る調整固定部材のZ方向に関する目盛りと指示部の拡大図。
実施形態に係る第1筐体と第2筐体を正面側において調整固定部材により連結する様子を示す斜視図。
実施形態に係る第1筐体と第2筐体を背面側において調整固定部材により連結する様子を示す斜視図。
実施形態に係る第1筐体と第2筐体を正面側において固定部材により連結する様子を示す斜視図。
実施形態に係る第1筐体と第2筐体の連結作業において、(a)Z方向の調整を説明する図、(b)第2連結部材を第2筐体に位置決めした状態を示す図、(c)固定部材により第1筐体と第2筐体の下部を連結した状態を示す図。
固定部材により第1筐体と第2筐体の下部を連結しない状態で、第1筐体と第2筐体の間隔調整を行う様子を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
キヤノン株式会社
容器
27日前
キヤノン株式会社
容器
21日前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
13日前
キヤノン株式会社
電子機器
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
8日前
キヤノン株式会社
測距装置
1か月前
キヤノン株式会社
定着装置
6日前
キヤノン株式会社
記録装置
6日前
キヤノン株式会社
定着装置
6日前
キヤノン株式会社
定着装置
6日前
キヤノン株式会社
現像装置
1か月前
キヤノン株式会社
現像容器
1か月前
キヤノン株式会社
現像装置
1か月前
キヤノン株式会社
現像容器
1か月前
キヤノン株式会社
定着装置
今日
キヤノン株式会社
記録装置
27日前
キヤノン株式会社
撮像装置
13日前
キヤノン株式会社
撮像装置
今日
キヤノン株式会社
撮像装置
27日前
キヤノン株式会社
雲台装置
13日前
キヤノン株式会社
撮像装置
27日前
キヤノン株式会社
撮像装置
27日前
キヤノン株式会社
電子機器
13日前
キヤノン株式会社
記録装置
13日前
キヤノン株式会社
電子機器
13日前
キヤノン株式会社
記録装置
13日前
キヤノン株式会社
現像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
14日前
キヤノン株式会社
表示装置
21日前
キヤノン株式会社
測距装置
15日前
キヤノン株式会社
撮像装置
今日
キヤノン株式会社
撮像装置
21日前
キヤノン株式会社
定着装置
今日
キヤノン株式会社
露光ヘッド
6日前
キヤノン株式会社
液体収容体
15日前
続きを見る
他の特許を見る