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公開番号2025171609
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024077125
出願日2024-05-10
発明の名称撮像システム、及び撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04N 23/63 20230101AFI20251113BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 現実被写体と仮想被写体を同時に撮影、記録する場合において、主被写体の様々な角度での撮影や、主被写体が他の現実人物と重なることなく、主被写体を適切な構図で撮影することができなかった。
【解決手段】 仮想物体を表示して現実生体に前記仮想物体を視認させる表示部と、現実空間を撮像して現実画像を生成する撮像部と、前記現実生体の位置、及び向きの情報を取得する現実生体位置情報取得部と、前記仮想物体の表示位置情報を算出可能な仮想物体位置情報算出部と、前記現実画像と前記仮想物体画像の合成を行う仮想物体合成部と、前記仮想物体合成部で合成した合成画像を記録する記録部を有し、前記仮想物体位置情報算出部は、前記撮像部と前記現実生体との位置、及び向きの関係に応じて、前記仮想物体の表示位置情報を変更し、前記表示部は、前記仮想物体位置情報算出部が算出した位置情報の仮想物体を表示する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
仮想物体を表示して現実生体に前記仮想物体を視認させる表示部と、
現実空間を撮像して現実画像を生成する撮像部と、
前記現実生体の位置、及び向きの情報を取得する現実生体位置情報取得部と、
前記仮想物体の表示位置情報を算出可能な仮想物体位置情報算出部と、
前記現実画像と前記仮想物体画像の合成を行う仮想物体合成部と、
前記仮想物体合成部で合成した合成画像を記録する記録部を有し、
前記仮想物体位置情報算出部は、前記撮像部と前記現実生体との位置、及び向きの関係に応じて、前記仮想物体の表示位置情報を変更し、前記表示部は、前記仮想物体位置情報算出部が算出した位置情報の仮想物体を表示することを特徴とする撮像システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
現実空間を撮像して現実画像を生成する撮像部と、
現実生体の位置、及び向きの情報を取得する現実生体位置情報取得部と、
外部の表示部に表示する仮想物体の位置情報を算出可能な仮想物体位置情報算出部と、
前記現実画像と前記仮想物体画像の合成を行う仮想物体合成部と、
前記仮想物体合成部で合成した合成画像を記録する記録部を有し、
前記仮想物体位置情報算出部は、前記撮像部と前記現実生体との位置、及び向きの関係に応じて、前記仮想物体の表示位置情報を変更することを特徴とする撮像装置。
【請求項3】
前記記録部が記録した前記現実生体の位置、及び向きの情報を記憶する記憶部を有し、
前記仮想物体位置情報算出部は、前記現実生体の位置、及び向きが、前記記憶部が記憶した前記現実生体の位置、及び向きと異なるように、前記仮想物体の表示位置情報を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像システム、又は撮像装置。
【請求項4】
主被写体、及び主被写体以外の現実生体が存在する現実空間を撮像する場合において、
前記仮想物体位置情報算出部は、主被写体に視認させる前記仮想物体の位置情報と、主被写体以外の前記現実生体に視認させる前記仮想物体の位置情報は、異なる位置情報とすることを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の撮像システム、又は撮像装置。
【請求項5】
主被写体、及び主被写体以外の複数の現実生体が存在する現実空間を撮像する場合において、
前記仮想物体位置情報算出部は、主被写体以外の複数の前記現実生体に視認させる前記仮想物体の位置情報は、それぞれ異なる位置情報とすることを特徴とする請求項4に記載の撮像システム、又は撮像装置。
【請求項6】
主被写体、及び主被写体以外の複数の現実生体が存在する現実空間を撮像する場合において、
前記仮想物体位置情報算出部は、主被写体以外の複数の前記現実生体に視認させる前記仮想物体の位置情報は、同じ位置情報とすることを特徴とする請求項4に記載の撮像システム、又は撮像装置。
【請求項7】
主被写体、及び主被写体以外の現実生体が存在する現実空間を撮像する場合において、
前記仮想物体位置情報算出部は、主被写体に視認させる前記仮想物体の画像情報と、主被写体以外の前記現実生体に視認させる前記仮想物体の画像情報は、異なる画像情報とすることを特徴とする請求項1~6の何れか1項に記載の撮像システム、又は撮像装置。
【請求項8】
主被写体、及び主被写体以外の現実生体が存在する現実空間を撮像する場合において、
前記仮想物体位置情報算出部は、主被写体以外の前記現実生体の位置が、前記撮像部が撮像する画角の外となるように、主被写体以外の前記現実生体に視認させる前記仮想物体の位置情報を変更することを特徴とする請求項1~7の何れか1項に記載の撮像システム、又は撮像装置。
【請求項9】
前記撮像装置は、画像を自動でフレーミングして記録する自動撮影制御部を有することを特徴とする請求項1~8の何れか1項に記載の撮像システム、又は撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、現実の空間の現実被写体と、生成した仮想の被写体である仮想被写体を同時に記録する撮像システム、及び撮像装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、仮想現実(Virtual Reality:VR)、拡張現実(Augmented Reality:AR)や複合現実(Mixed Reality:MR)などの技術が進んできている。この技術は、頭部装着型表示装置(Head Mounted Display:HMD)、カメラ搭載のスマートフォン、タブレット端末などを利用することで実現されている。これらの機器のカメラを利用すると、撮影した現実の被写体である現実被写体と、現実被写体と同じ場所には存在しない仮想的な物体を表すコンピュータグラフィックスである仮想被写体を一枚の画像に合成して表示、記録することができる。この技術により、現実被写体と仮想物体があたかも同じ空間にいるかのように撮影することができる。
【0003】
また、上記技術とは別に、撮影者の操作によらず自動でフレーミングやレリーズなどを行って自律的に撮影を行うことが可能な撮影装置が普及している。セキュリティカメラとして、防犯用途で所望の場所を撮影するための製品が広く普及しているが、近年では、その用途は多様化し、より個人利用者を対象とした、動き回る人物や物体を撮影する自動撮影カメラも登場している。このような自動撮影カメラの場合、適切な被写体の向きや構図等で如何に撮影できるかが重要になる。また、この自動撮影カメラを用いて、現実被写体と仮想被写体を同時に撮影、記録することも可能である。
【0004】
特許文献1では、主被写体に対して、撮像装置の位置に仮想物体を表示させて注目させることで、主被写体の視線が撮像装置に向いた状態での撮影を実現している。
【0005】
また、特許文献2は、複数の仮想物体が重なった時は、仮想物体の表示を消すことで、適切な仮想物体の表示を実現している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-204856号公報
特開2018-136944号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら従来技術では、主被写体に対して、撮像装置の位置に仮想物体を表示して注目させて撮影している為、主被写体の視線が撮像装置に向いた状態での撮影しかできない。つまり、スポーツやレジャー等をしている主被写体の自然な表情を様々な角度で撮影することはできない。また、従来技術では、複数の仮想物体が重なった時は、仮想物体の表示を消すことで、適切な仮想物体の表示を実現しているが、現実空間の主被写体と他の現実人物が重なった時は、現実人物を消す事はできないので、主被写体を適切な構図で撮影することができない。
【0008】
そこで、本発明の目的は、現実被写体と仮想被写体を同時に撮影、記録する場合において、主被写体の様々な角度での撮影や、主被写体が他の現実人物と重なることなく、主被写体を適切な構図で撮影することが可能な撮像装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明は、仮想物体を表示して現実生体に前記仮想物体を視認させる表示部と、現実空間を撮像して現実画像を生成する撮像部と、前記現実生体の位置、及び向きの情報を取得する現実生体位置情報取得部と、前記仮想物体の表示位置情報を算出可能な仮想物体位置情報算出部と、前記現実画像と前記仮想物体画像の合成を行う仮想物体合成部と、前記仮想物体合成部で合成した合成画像を記録する記録部を有し、前記仮想物体位置情報算出部は、前記撮像部と前記現実生体との位置、及び向きの関係に応じて、前記仮想物体の表示位置情報を変更し、前記表示部は、前記仮想物体位置情報算出部が算出した位置情報の仮想物体を表示することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、現実被写体と仮想被写体を同時に撮影、記録する場合において、主被写体の様々な角度での撮影や、主被写体が他の現実人物と重なることなく、主被写体を適切な構図で撮影することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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