TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025171322
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024076532
出願日
2024-05-09
発明の名称
プログラム、制御方法および情報処理装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20251113BHJP(計算;計数)
要約
【課題】設定画面上での印刷用紙の選択を行う際、誤選択を低減することができるプログラム、制御方法および情報処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】プログラムは、印刷手段(印刷部211)と給紙手段(給紙部215)とを備える印刷装置200での印刷条件を設定する。プログラムは、コンピュータ(CPU101)に、印刷装置200での印刷で使用可能な全印刷用紙のサイズに関する情報を含む第1情報を印刷装置200から取得させるとともに、給紙手段に給紙可能状態となっている印刷用紙のサイズに関する情報を含む第2情報を印刷装置200から取得させ、第1情報に含まれる全印刷用紙のサイズの中から、第2情報に含まれる給紙可能状態の印刷用紙のサイズよりも大きい印刷用紙のサイズを除外した、残りの印刷用紙のサイズに関する第3情報を、印刷装置200での印刷条件を設定する設定画面に表示する制御を行わせる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
画像を印刷用紙に印刷する印刷手段と、前記印刷用紙が載置され、該印刷用紙を前記印刷手段に供給する給紙手段とを備える印刷装置での印刷条件を設定するためのプログラムであって、
コンピュータに、
前記印刷装置での印刷で使用可能な全印刷用紙のサイズに関する情報を含む第1情報を前記印刷装置から取得させるとともに、前記給紙手段に載置され、前記印刷手段に供給可能な給紙可能状態となっている印刷用紙のサイズに関する情報を含む第2情報を前記印刷装置から取得させ、
前記第1情報に含まれる前記全印刷用紙のサイズの中から、前記第2情報に含まれる前記給紙可能状態の印刷用紙のサイズよりも大きい印刷用紙のサイズを除外した、残りの印刷用紙のサイズに関する第3情報を、前記印刷装置での印刷条件を設定する設定画面に表示する制御を行わせることを特徴とするプログラム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記設定画面に表示する前記第3情報として、該第3情報をリスト化したものを前記コンピュータに生成させることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記第1情報に含まれる前記全印刷用紙のサイズの中における、前記第2情報に含まれる前記給紙可能状態の印刷用紙のサイズよりも大きいサイズに関する情報を、前記設定画面に表示する制御を、前記コンピュータに行わせることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
前記給紙可能状態の前記印刷用紙が前記給紙手段から搬送される搬送方向と直交する方向を前記印刷用紙の幅方向としたとき、前記第1情報は、前記全印刷用紙の幅に関する情報であり、前記第2情報は、前記給紙可能状態の印刷用紙の幅に関する情報であることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
前記給紙手段は、前記印刷用紙としてのカット紙とロール紙とがそれぞれ前記印刷手段に供給可能に選択されるものであり、
前記第2情報は、前記ロール紙の幅に関する情報であることを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
【請求項6】
前記第3情報を前記設定画面に表示する制御に先立って、前記第1情報に含まれる前記全印刷用紙のサイズの中における、前記第2情報に含まれる前記給紙可能状態の印刷用紙のサイズよりも大きいサイズの有無を、前記コンピュータに判断させることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項7】
前記有無の判断の結果、有りと判断された場合には、前記第3情報を前記設定画面に表示する制御を前記コンピュータに行わせ、無しと判断された場合には、前記第3情報を前記設定画面に表示する制御を省略することを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
【請求項8】
前記第3情報を前記設定画面に表示する制御の省略に代えて、前記第1情報を前記設定画面に表示する制御を前記コンピュータに行わせることを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
【請求項9】
前記設定画面での前記第3情報の表示の有効と無効とが選択可能であり、
前記設定画面での前記第3情報の表示の有効が選択されている場合に、前記第3情報を前記設定画面に表示する制御を前記コンピュータに行わせることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項10】
前記印刷手段は、印刷ジョブを実行することにより、前記印刷用紙に対する印刷を行うものであり、
前記印刷ジョブ実行で用いられる印刷用紙のサイズと、前記給紙可能状態となっている印刷用紙のサイズとが一致しているか否かを前記コンピュータに判断させることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、制御方法および情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置から印刷装置に対して印刷ジョブを送信する際には、印刷装置の製造元等であるベンダから提供される専用プリンタドライバを介さずに、情報処理装置のOSに内蔵された汎用の印刷プロトコルが用いられている。この印刷プロトコル(標準規格プロトコル)の一例としては、IPP(Internet Printing Protocol)が知られている。情報処理装置と印刷装置との間では、IPPに従った通信によって印刷処理が実行される。また、印刷装置の能力応答としては、例えば、用紙種類、用紙サイズ、給紙トレイ等の各種の情報が含まれる用紙情報を構築して、IPPを介して用紙情報が取得される。例えば特許文献1には、印刷を行うときに設定された印刷条件での印刷が可能か否かを判断して、その判断の結果、印刷不可能であると判断された場合には、その旨を通知する画像形成装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-123106号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
印刷装置の機種によっては、ロール紙を印刷用紙として使用可能なものがある。また、印刷装置の機種やOSの種類によっては、印刷設定が行われる際に、印刷装置が対応している全用紙サイズを印刷設定画面に表示するものがある。例えば印刷装置が、ロール紙を印刷用紙として使用可能で、かつ、印刷装置が対応している全用紙サイズを印刷設定画面に表示する場合、当該印刷設定画面は、全用紙サイズにロール紙の幅が含まれた画面となる。このような印刷設定画面では、印刷装置に例えばA3ロール紙(幅が297mmのロール紙)が設置された場合でも、ユーザは、A3ロール紙よりも幅が大きいA2サイズのカット紙や幅が420mmのロール紙を選択することができる。そして、A2サイズのカット紙が選択された状態で印刷が実行された際には、画像はA2サイズのカット紙に適した大きさで印刷されるため、A3ロール紙上では、ユーザが意図しないクリッピングによる画像欠損が生じるという問題がある。また、A3ロール紙を選択すべきところ、A2サイズのカット紙を選択することができてしまうため、印刷設定画面上での用紙選択が誤選択となるおそれがある。また、印刷装置に対するA3ロール紙からA2ロール紙への交換作業は、例えばA3サイズのカット紙をA2サイズのカット紙に交換する作業よりも容易ではない。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明は、設定画面上での印刷用紙の選択を行う際、誤選択を低減することができるプログラム、制御方法および情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のプログラムは、画像を印刷用紙に印刷する印刷手段と、前記印刷用紙が載置され、該印刷用紙を前記印刷手段に供給する給紙手段とを備える印刷装置での印刷条件を設定するためのプログラムであって、コンピュータに、前記印刷装置での印刷で使用可能な全印刷用紙のサイズに関する情報を含む第1情報を前記印刷装置から取得させるとともに、前記給紙手段に載置され、前記印刷手段に供給可能な給紙可能状態となっている印刷用紙のサイズに関する情報を含む第2情報を前記印刷装置から取得させ、前記第1情報に含まれる前記全印刷用紙のサイズの中から、前記第2情報に含まれる前記給紙可能状態の印刷用紙のサイズよりも大きい印刷用紙のサイズを除外した、残りの印刷用紙のサイズに関する第3情報を、前記印刷装置での印刷条件を設定する設定画面に表示する制御を行わせることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、設定画面上での印刷用紙の選択を行う際、誤選択を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る印刷システムのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
コンピュータのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
印刷装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
ユーザ、印刷アプリケーション、OS標準印刷プログラム、印刷装置との間で実行される処理を示すシーケンス図である。
OS標準印刷プログラムで実行される処理を示すフローチャートである。
第1能力情報、第2能力情報、第3情報をそれぞれリスト化した図である。
コンピュータの表示部に表示される印刷設定画面の一例を示す図である。
第2実施形態に係るユーザ、印刷アプリケーション、OS標準印刷プログラム、印刷装置との間で実行される処理を示すシーケンス図である。
OS標準印刷プログラムで実行される処理を示すフローチャートである。
第3実施形態に係るユーザ、印刷アプリケーション、OS標準印刷プログラム、印刷装置との間で実行される処理を示すシーケンス図である。
コンピュータの表示部に表示される印刷設定画面の一例を示す図である。
第1能力情報をリスト化した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の各実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は各実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。例えば、本発明を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせることもできる。
【0010】
<<第1実施形態>>
以下、図1~図6を参照して、第1実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
キヤノン株式会社
容器
27日前
キヤノン株式会社
容器
21日前
キヤノン株式会社
トナー
13日前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
記録装置
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
13日前
キヤノン株式会社
雲台装置
13日前
キヤノン株式会社
撮像装置
13日前
キヤノン株式会社
電子機器
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
13日前
キヤノン株式会社
撮像装置
8日前
キヤノン株式会社
定着装置
6日前
キヤノン株式会社
記録装置
6日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
定着装置
6日前
キヤノン株式会社
定着装置
6日前
キヤノン株式会社
定着装置
今日
キヤノン株式会社
記録装置
13日前
キヤノン株式会社
表示装置
21日前
キヤノン株式会社
記録装置
13日前
キヤノン株式会社
撮影装置
1か月前
キヤノン株式会社
現像容器
1か月前
キヤノン株式会社
現像装置
1か月前
キヤノン株式会社
現像容器
1か月前
キヤノン株式会社
現像装置
1か月前
キヤノン株式会社
測距装置
1か月前
キヤノン株式会社
現像装置
1か月前
キヤノン株式会社
記録装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
14日前
キヤノン株式会社
定着装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
27日前
続きを見る
他の特許を見る