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公開番号2025171635
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024077161
出願日2024-05-10
発明の名称インク収容容器
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類B41J 2/175 20060101AFI20251113BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】本開示は、脱炭素/循環型社会などの持続可能な社会の実現に貢献し得る技術として、脱廃プラ、廃プラ減を可能とするインク収容容器を提供することを目的とする。
【解決手段】液体吐出装置の装置本体に着脱可能に構成されたインク収容容器であって、インクを流入出するための流路と、弾性部材で形成され、流路を介して内部にインクを収容するためのインク収容部と、を有し、インク収容部のインクを収容した状態における表面積は、インクを収容していない状態における表面積の2倍以上大きいことを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
液体吐出装置の装置本体に着脱可能に構成されたインク収容容器であって、
インクを流入出するための流路と、
弾性部材で形成され、前記流路を介して内部にインクを収容するためのインク収容部と、
を有し、
前記インク収容部のインクを収容した状態における表面積は、インクを収容していない状態における表面積の2倍以上大きいことを特徴とするインク収容容器。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記インク収容部は、プラスチック材よりも、弾性率が小さく、柔軟性のある材料である請求項1に記載のインク収容容器。
【請求項3】
前弾性部材は、フッ素ゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、クロロプレンゴムから選択されるいずれかを含有する材料ある請求項1に記載のインク収容容器。
【請求項4】
前記弾性部材の膜厚は、0.1mm以上0.3mm以下の範囲である請求項1に記載のインク収容容器。
【請求項5】
インクを収容した状態における前記インク収容部の平面視での形状は、四角形形状、もしくは丸形状である請求項1に記載のインク収容容器。
【請求項6】
前記流路は、前記インク収容部の内の1つ辺の中央に配置されている請求項1に記載のインク収容容器。
【請求項7】
前記インク収容部は、弾性率の異なる複数の材料によって形成される請求項1に記載のインク収容容器。
【請求項8】
前記インク収容部の複数の材料は、前記流路に遠位側の弾性率が近位側の弾性率より高い請求項1に記載のインク収容容器。
【請求項9】
前記流路は前記インク収容部から突出するスパウトに配されており、前記スパウトは、前記液体吐出装置に前記インク収容容器を固定するための位置決め手段が設けられている請求項1に記載のインク収容容器。
【請求項10】
前記液体吐出装置には、前記インク収容容器を載置するためのトレーと、前記トレーに前記インク収容容器を固定するための枠とが設けられている請求項1のインク収容容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インク収容容器に関し、詳しくは弾性部材を有するインク収容容器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、環境問題により、脱廃プラ、廃プラ減が要求されている。特許文献1には、交換頻度を少なくするために収容容量を大きくし、さらに取り扱いの容易化を考慮してアルミラミネート等の可撓性フィルムからなる袋に液体を収容した形態のインク収容容器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-14091号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、インク収容容器である袋や、装置本体へ着脱する際の接続部材、持ち運びに用いる取手部材、そしてインク収容容器を収容するコンテナケースに多くのプラスチック材が使用されている。そのため、脱廃プラ、廃プラ減の要求に対し、対応可能なインク収容容器を提供する必要がある。
【0005】
本開示は、脱廃プラ、廃プラ減を可能とするインク収容容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係るインク収容容器は、液体吐出装置の装置本体に着脱可能に構成されたインク収容容器であって、インクを流入出するための流路と、弾性部材で形成され、流路を介して内部にインクを収容するためのインク収容部と、を有し、インク収容部のインクを収容した状態における表面積は、インクを収容していない状態における表面積の2倍以上大きいことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、環境規制に対応したプラスチック減を可能とする。また、インクを使い切ると大幅に容器が小型化するため、ユーザビリティもよい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係るインク収容容器の模式図である。
第2実施形態に係るインク収容容器の模式図である。
第3実施形態に係るインク収容容器の模式図である。
第1実施形態に係るインク収容容器をインク吐出装置に接続する際の構成例1を示す図である。
第1実施形態に係るインク収容容器を装置本体に接続する際の構成例2を示す図である。
第1実施形態に係るインク収容容器を装置本体に接続する際の構成例3を示す図である。
第1実施形態に係るインク収容容器を装置本体に接続する際の構成例4を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、同一の構成については、同じ符号を付して説明する。また、実施形態に記載されている構成要素の相対位置、形状などは、あくまでも例示である。
【0010】
<第1実施形態>
本明細書に記載の技術は脱炭素/循環型社会などの持続可能な社会の実現に貢献し得る。本実施形態では、持続可能な社会の実現に貢献し得る技術として、プラスチック減を可能とするインク収容容器について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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