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公開番号
2025171515
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024076949
出願日
2024-05-10
発明の名称
画像処理装置、制御方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20251113BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】スキャンアプリケーションでOCRや暗号化PDFといった機能に関する設定画面を、画像処理装置の機能状態に基づいて提供する。
【解決手段】スキャナ205を備える画像処理装置であるMFP101であって、情報処理装置からネットワーク回線103を介して能力要求を受信する受信手段であるネットワークI/F209と、画像処理装置のスキャナ205を用いて実行するスキャン処理で提供する機能に関する情報を含む能力情報の応答を、前記情報処理装置に送信する送信手段であるネットワークI/F209と、を有し、前記画像処理装置の状況に基づき、文字認識機能や暗号化機能に係るデータが前記能力情報に含められることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
スキャナを備える画像処理装置であって、
情報処理装置からネットワークを介して能力要求を受信する受信手段と、
画像処理装置の前記スキャナを用いて実行するスキャン処理で提供する機能に関する情報を含む能力情報の応答を、前記情報処理装置に送信する送信手段と、を有し、
前記画像処理装置では、前記画像処理装置における画像データの文字認識機能のライセンスのインストール状況、前記文字認識機能の有効化状況、及びサポート言語に関する設定値の少なくとも何れかに基づき、前記文字認識機能に係るデータが前記能力情報に含められることを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記画像処理装置に前記文字認識機能のライセンスがインストールされていない、または、当該ライセンスがインストールされているが前記文字認識機能が無効に設定されている場合には、前記能力情報として、前記文字認識機能を利用できないことを示す応答が、前記情報処理装置に送信されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記サポート言語に関する設定値として、前記文字認識機能で利用できる言語情報とデフォルト言語の情報の少なくとも1つが、前記文字認識機能に係るデータとして前記能力情報に含められることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記文字認識機能で利用できる言語情報として、前記画像処理装置の表示言語または仕向け言語を示す情報が含められることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記画像処理装置では、前記画像処理装置におけるファイルの暗号化機能のライセンスのインストール状況、前記暗号化機能の有効化状況、及び暗号化に関する設定値の少なくとも何れかに基づき、前記暗号化機能に係るデータが、前記能力情報にさらに含められることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
スキャナを備える画像処理装置であって、
情報処理装置からネットワークを介して能力要求を受信する受信手段と、
画像処理装置の前記スキャナを用いて実行するスキャン処理で提供する機能に関する情報を含む能力情報の応答を、前記情報処理装置に送信する送信手段と、を有し、
前記画像処理装置では、前記画像処理装置におけるファイルの暗号化機能のライセンスのインストール状況、前記暗号化機能の有効化状況、及び暗号化に関する設定値の少なくとも何れかに基づき、前記暗号化機能に係るデータが前記能力情報に含められることを特徴とする画像処理装置。
【請求項7】
前記画像処理装置に前記暗号化機能のライセンスがインストールされていない、または、当該ライセンスがインストールされているが前記暗号化機能が無効に設定されている場合には、前記能力情報として、前記暗号化機能を利用できないことを示す応答が、前記情報処理装置に送信されることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記暗号化に関する設定値として、前記暗号化機能でサポートするバージョン情報と暗号アルゴリズムの情報の少なくとも1つが、前記暗号化機能に係るデータとして前記能力情報に含められることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記情報処理装置のスキャン処理のためのソフトウェアプログラムにより提供されるスキャン処理の設定画面は、前記応答に含まれる能力情報の内容に従い構成され、
前記受信手段は、前記スキャン処理の設定画面を介したユーザの指定に基づく設定値を含むスキャン要求を前記情報処理装置から受信し、
前記送信手段は、前記スキャン要求に基づき実行されたスキャン処理で生成された画像データを含むファイルを前記情報処理装置に送信する
ことを特徴とする請求項1または6に記載の画像処理装置。
【請求項10】
スキャナを備える画像処理装置に負える制御方法であって、
情報処理装置からネットワークを介して能力要求を受信する受信工程と、
画像処理装置の前記スキャナを用いて実行するスキャン処理で提供する機能に関する情報を含む能力情報の応答を、前記情報処理装置に送信する送信工程と、を有し、
前記画像処理装置では、前記画像処理装置における画像データの文字認識機能のライセンスのインストール状況、前記文字認識機能の有効化状況、及びサポート言語に関する設定値の少なくとも何れかに基づき、前記文字認識機能に係るデータが前記能力情報に含められることを特徴とする制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
クライアント端末からの要求に応じてスキャン処理を実行する画像処理装置における技術に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、ユーザがスキャナを備える画像処理装置の操作パネルを操作し、画像処理装置が、原稿をスキャンして生成した画像データを含むファイルを電子メールで送信したり、ファイルサーバに送信したりされている。画像データに対して文字認識(以下、「OCR(Optical Character Recognition)」)を行うことでファイルに文字認識結果をテキストデータとして組み込む機能や、ファイルに対して暗号化を行う機能が存在する。以降では、画像データを含むPDF形式のファイルを暗号化する機能のことを、暗号化PDFと呼ぶ。
【0003】
また、クライアント端末の一例であるスマートフォンには、ソフトウェアプログラムとして、スキャンアプリケーション(以下、スキャンアプリと呼ぶ)がインストールできるようになっている。特許文献1では、スマートフォンにインストールされたスキャンアプリが、MFPから取得したスキャナ能力に応じた設定画面を提供している。そして、ユーザがその設定画面で設定した内容に従い、スマートフォンからMFPに対してスキャン要求が送信されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-65129号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
スキャンアプリからスキャン要求を行う際に、ユーザはOCRや暗号化PDFといった機能についても利用したい場合がある。こういった場合には、MFPから、OCRや暗号化PDFといった機能をサポートしていることを示すスキャナ能力を、スキャンアプリに通知することになる。
【0006】
ここで、OCRや暗号化PDFといった機能については、それら機能の利用のために設定されるべき詳細設定があり、こういった設定は画像処理装置の状態によって適切に指定されるべき設定である。従来のスキャナ能力の通知では、こういったOCRや暗号化PDFといった機能に関与する画像処理装置の状態をスキャンアプリに通知していなかった。また、スキャンアプリも、OCRや暗号化PDFといった機能に関与する画像処理装置の状態を受け付けた場合に適切な設定画面を提供することが想定されていなかった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
スキャナを備える画像処理装置であって、情報処理装置からネットワークを介して能力要求を受信する受信手段と、画像処理装置の前記スキャナを用いて実行するスキャン処理で提供する機能に関する情報を含む能力情報の応答を、前記情報処理装置に送信する送信手段と、を有し、前記画像処理装置では、前記画像処理装置における画像データの文字認識機能のライセンスのインストール状況、前記文字認識機能の有効化状況、及びサポート言語に関する設定値の少なくとも何れかに基づき、前記文字認識機能に係るデータが前記能力情報に含められることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、スキャンアプリでOCRや暗号化PDFといった機能に関する設定画面が、画像処理装置の機能状態に基づいて適切に提供され得る仕組みを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1におけるシステム構成図
MFPのハードウェア構成の一例を示す図
クライアント端末のハードウェア構成の一例を示す図
MFPのソフトウェア構造図
クライアント端末のソフトウェア構造図
実施例1におけるスキャンアプリの設定画面
実施例1におけるスキャンアプリのスキャン完了画面
実施例1におけるMFPのスキャン処理のOCR設定画面
実施例1におけるMFP、クライアント端末で実施する処理のシーケンス
実施例1におけるクライアント端末で実行される処理を説明するためのフローチャート
実施例1におけるプルスキャンの通信内容を示す図
実施例1におけるスキャナ状況取得の通信内容を示す図
実施例1におけるMFPで実行される処理を説明するためのフローチャート
MFPで実行されるOCR機能に係る設定処理の詳細を示すフローチャート
実施例2におけるスキャンアプリのスキャン完了画面
実施例2におけるMFPのプルスキャン時の暗号化PDF設定画面
実施例2におけるプルスキャンの通信内容を示す図
実施例2における画像処理装置のフローチャート
図16における暗号化PDF能力設定の詳細を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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