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公開番号
2025162784
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-28
出願番号
2024066202
出願日
2024-04-16
発明の名称
冷蔵庫
出願人
東芝ライフスタイル株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F25D
11/02 20060101AFI20251021BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】より適切な冷却制御を実現可能な冷蔵庫を提供することである。
【解決手段】実施形態の冷蔵庫は、第1貯蔵室と、第2貯蔵室と、冷却部と、制御部とを備える。前記冷却部は、前記第1貯蔵室および前記第2貯蔵室を冷却可能である。前記制御部は、第1運転と、前記第1運転と比べて消費電力を抑えるように前記冷却部を制御する第2運転と、を選択的に実行可能である。前記制御部は、前記第2運転を実行する場合、第1温度設定と、第2温度設定とを選択的に適用可能である。前記第1温度設定が適用される場合、前記第1貯蔵室および前記第2貯蔵室の目標温度が前記第1運転を実行する場合と比べて高くなる。前記第2温度設定が適用される場合、前記第1貯蔵室の目標温度は前記第1温度設定が適用される場合と比べて高くなり、前記第2貯蔵室の目標温度は前記第1温度設定が適用される場合と比べて低くなる。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
第1貯蔵室と、
第2貯蔵室と、
前記第1貯蔵室および前記第2貯蔵室を冷却可能な冷却部と、
第1運転と、前記第1運転と比べて消費電力を抑えるように前記冷却部を制御する第2運転と、を選択的に実行可能な制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記第2運転を実行する場合、第1温度設定と、第2温度設定とを選択的に適用可能であり、
前記第1温度設定が適用される場合、前記第1貯蔵室および前記第2貯蔵室の目標温度が前記第1運転を実行する場合と比べて高くなり、
前記第2温度設定が適用される場合、前記第1貯蔵室の目標温度は前記第1温度設定が適用される場合と比べて高くなり、前記第2貯蔵室の目標温度は前記第1温度設定が適用される場合と比べて低くなる、
冷蔵庫。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記制御部は、日付または季節と関連する情報に基づいて前記第1温度設定または前記第2温度設定を適用し、
夏場に対応する前記情報が取得される場合、前記第1貯蔵室が野菜室であり、前記第2貯蔵室が野菜室とは別の貯蔵室であり、前記第2温度設定が適用される、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記制御部は、日付または季節と関連する情報に基づいて前記第1温度設定または前記第2温度設定を適用し、
冬場に対応する前記情報が取得される場合、前記第1貯蔵室が野菜室とは別の貯蔵室であり、前記第2貯蔵室が野菜室であり、前記第2温度設定が適用される、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記制御部は、前記冷蔵庫に貯蔵される食材の種類を示す情報に基づいて前記第1温度設定または前記第2温度設定を適用し、
前記第1貯蔵室が野菜室であり、前記第2貯蔵室が野菜室とは別の貯蔵室である場合において、前記第1貯蔵室に貯蔵される食材のなかで所定種別の食材が占める割合が所定基準を超える場合、前記第2温度設定が適用される、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記冷蔵庫は、前記第1貯蔵室および前記第2貯蔵室と比べて温度帯が低い第3貯蔵室をさらに備え、
前記第1貯蔵室および第2貯蔵室は、第1冷却器によって冷却され、
前記第3貯蔵室は、第2冷却器によって冷却され、
前記第1温度設定が適用される場合、前記第3貯蔵室の目標温度が前記第1運転を実行する場合と比べて高くなり、
前記第2温度設定が適用される場合、前記第3貯蔵室の目標温度は前記第1温度設定が適用される場合と比べて野菜室とは別の貯蔵室と同じ傾向に調整される、
請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前記制御部は、天候を示す情報に基づいて、前記第1運転から前記第2運転への遷移を許容する基準を変更し、
晴天に対応する前記情報が取得される場合、第1基準を満たす場合に前記第1運転から前記第2運転への遷移が許容され、
所定の注意情報が発令される荒天に対応する前記情報が取得される場合、前記第1基準よりも厳しい第2基準を満たす場合に前記第1運転から前記第2運転への遷移が許容される、
請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の冷蔵庫。
【請求項7】
貯蔵室と、
前記貯蔵室を冷却可能な冷却部と、
第1運転と、前記第1運転と比べて消費電力を抑えるように前記冷却部を制御する第2運転と、を選択的に実行可能な制御部と、
を備え、
前記制御部は、
第1時期に前記第2運転を実行する場合、前記第1運転を実行する場合と比べて前記貯蔵室の目標温度を高くし、
前記第1時期と比べて外気温が低い第2時期に前記第2運転を実行する場合、前記第1運転を実行する場合と比べて前記貯蔵室の目標温度を低くする、
冷蔵庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
夏の昼間の外気温が高くなる時間帯の圧縮機の最高回転数を、モータが行うことができる最高回転数になるように補正し、逆に、冬の深夜の時間帯の圧縮機の最高回転数を、モータの最高回転数の75%に補正する冷蔵庫が知られている。ところで、冷蔵庫は、より適切な冷却制御が期待されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-66374号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、より適切な冷却制御を実現可能な冷蔵庫を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の冷蔵庫は、第1貯蔵室と、第2貯蔵室と、冷却部と、制御部とを備える。前記冷却部は、前記第1貯蔵室および前記第2貯蔵室を冷却可能である。前記制御部は、第1運転と、前記第1運転と比べて消費電力を抑えるように前記冷却部を制御する第2運転と、を選択的に実行可能である。前記制御部は、前記第2運転を実行する場合、第1温度設定と、第2温度設定とを選択的に適用可能である。前記第1温度設定が適用される場合、前記第1貯蔵室および前記第2貯蔵室の目標温度が前記第1運転を実行する場合と比べて高くなる。前記第2温度設定が適用される場合、前記第1貯蔵室の目標温度は前記第1温度設定が適用される場合と比べて高くなり、前記第2貯蔵室の目標温度は前記第1温度設定が適用される場合と比べて低くなる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態の冷蔵庫システムの全体構成を示す図。
第1実施形態の冷蔵庫を示す正面図。
第1実施形態の冷蔵庫を示す断面図。
第1実施形態の冷蔵庫の機能構成を示すブロック図。
第1実施形態のサーバの機能構成を示すブロック図。
第1実施形態の運転計画の一例を示す図。
第1実施形態の設定温度の一例を示す図。
第1実施形態の制御の流れを示すフローチャート。
第1実施形態の変形例の設定温度の一例を示す図。
第2実施形態の冷蔵庫を示す断面図。
第3実施形態の冷蔵庫を示す断面図。
第4実施形態の冷蔵庫を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態の冷蔵庫を、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。本出願で「XXに基づく」とは、「少なくともXXに基づく」ことを意味し、XXに加えて別の要素に基づく場合も含み得る。また「XXに基づく」とは、XXを直接に用いる場合に限定されず、XXに対して演算や加工が行われたものに基づく場合も含み得る。本出願で「XXまたはYY」とは、XXとYYのうちいずれか一方の場合に限定されず、XXとYYの両方の場合も含み得る。これは選択的要素が3つ以上の場合も同様である。XXおよびYYは、任意の要素(例えば任意の情報)である。
【0008】
本出願で「取得する」とは、送信要求を送信して能動的に取得する場合に限定されず、他の装置から送信される情報を受動的に受信することで取得する場合も含み得る。また本出願で「取得する」とは、外部から情報を取得する場合に限らず、冷蔵庫100の内部から取得する場合も含み得る。本出願で「抑制する」とは、少なくとも部分的に抑制することを意味し、例えば、所定の時期または所定の温度帯に限って抑制する場合も含み得る。
【0009】
(第1実施形態)
<1.冷蔵庫システムの全体構成>
図1は、実施形態の冷蔵庫システム1の全体構成を示す図である。冷蔵庫システム1は、例えば、冷蔵庫100と、サーバ200と、端末装置300の家電管理アプリAPとを含む。後述するネットワークNWは、例えば、インターネット、セルラー網、Wi-Fi網、LPWA(Low Power Wide Area)、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、またはその他の公衆回線や専用回線などを状況に応じて利用すればよい。
【0010】
冷蔵庫100は、ユーザUの住居内に設置される。冷蔵庫100は、例えば、ユーザUの住居内に設置される無線ルータWRおよびモデムMを介してネットワークNWと接続される。冷蔵庫100は、ネットワークNWを介して、サーバ200または端末装置300と通信可能である。冷蔵庫100は、Bluetooth(登録商標)のような近距離無線通信を利用して端末装置300と直接に通信可能でもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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