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公開番号2025173039
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-27
出願番号2024078359
出願日2024-05-14
発明の名称ドラム式製氷機
出願人株式会社MARS Company
代理人個人
主分類F25C 1/142 20180101AFI20251119BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】製氷ドラムの両端面上での氷の成長を抑制し、長時間、氷を効率的に生成し続けることのできるドラム式製氷機を提供する。
【解決手段】ドラム式製氷機1は、製氷水Wを貯留するタンク3と、タンク3内の製氷水Wに一部が浸漬した状態で水平軸Jまわりに回転する製氷ドラム5と、製氷ドラム5を水平軸Jまわりに回転させる駆動装置6と、製氷ドラム5を冷却する冷却装置7と、製氷ドラム5に付着した氷を剥ぎ取るブレード8と、を有する。また、製氷ドラム5は、水平軸Jに沿って延在し、タンク3内の製氷水Wに一部が浸漬する円柱状のドラム本体51を有する。また、ブレード8は、水平軸Jに沿って延在し、ドラム本体51の外周面と対向して設けられた第1ブレード81と、ドラム本体51の外周面の水平軸Jに沿う方向の両端部と対向して設けられた一対の第2ブレード821、822と、を有する。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
製氷水を貯留するタンクと、
基台に支持され、前記タンク内の前記製氷水に一部が浸漬した状態で水平軸まわりに回転する製氷ドラムと、
前記製氷ドラムを前記水平軸まわりに回転させる駆動装置と、
前記製氷ドラムを冷却する冷却装置と、
前記製氷ドラムに付着した前記製氷水が凍結することにより生成された氷を剥ぎ取るブレードと、を有し、
前記製氷ドラムは、前記水平軸に沿って延在し、前記タンク内の前記製氷水に一部が浸漬する円柱状のドラム本体を有し、
前記ブレードは、前記水平軸に沿って延在し、前記ドラム本体の外周面と対向して設けられた第1ブレードと、前記ドラム本体の外周面の前記水平軸に沿う方向の両端部と対向して設けられた一対の第2ブレードと、を有することを特徴とするドラム式製氷機。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
一方の前記第2ブレードは、前記ドラム本体の一方の端面と対向し、
他方の前記第2ブレードは、前記ドラム本体の他方の端面と対向している請求項1に記載のドラム式製氷機。
【請求項3】
前記ドラム本体は、前記水平軸に沿って延在し、外周面が金属材料で構成された円柱状の基部と、前記基部の前記水平軸に沿う方向の両端部に設けられ、前記外周面を構成する金属材料よりも熱伝導率が低い材料で構成された一対の円盤状の終端部と、を有し、
一方の前記第2ブレードは、一方の前記終端部の外周面と対向して設けられ、
他方の前記第2ブレードは、他方の前記終端部の外周面と対向して設けられている請求項1に記載のドラム式製氷機。
【請求項4】
前記終端部の外径は、前記基部の外径と等しい請求項3に記載のドラム式製氷機。
【請求項5】
前記終端部の外径は、前記基部の外径よりも大きい請求項3に記載のドラム式製氷機。
【請求項6】
前記第2ブレードと前記終端部の外周面との離間距離は、前記第1ブレードと前記基部の外周面との離間距離よりも短い請求項3に記載のドラム式製氷機。
【請求項7】
前記タンクに供給される前記製氷水を貯留する外部タンクと前記タンクとを接続する導管と、前記導管を介して前記外部タンクから前記タンクに前記製氷水を送る送液ポンプと、を有する請求項1に記載のドラム式製氷機。
【請求項8】
前記導管の前記外部タンク側の端部に設けられ、前記製氷水に沈み、かつ、前記製氷水中の異物を除去するフィルターを有する請求項7に記載のドラム式製氷機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ドラム式製氷機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のドラム式製氷機は、外部水道系から供給される製氷水(水道水)を貯留する製氷タンクと、製氷タンクに軸受けされ、製氷タンクの内部において製氷水に一部を浸漬した状態で水平軸回りに回転する円筒状の製氷ドラムと、製氷ドラムを冷却する冷凍系と、製氷ドラムの外周面に生成された氷を薄く剥ぎ取るカッターと、を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-046828号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなドラム式製氷機では、製氷効率を高めるために、製氷ドラムの外表面を構成するドラムアウターがアルミニウム等の熱伝導性に優れた金属材料で構成されている。そのため、製氷ドラムの外周面(円筒状の部分)のみならず、外周面の両端部に位置する両端面(円盤状の部分)にも氷が生成される。両端面に生成された氷は、カッターに接触しないため成長を続け、やがて両端面から突出する軸部にも広がり、製氷ドラムの回転を阻害してしまう。そのため、長時間、氷を効率的に生成し続けることが困難である。
【0005】
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、製氷ドラムの両端面上での氷の成長を抑制し、長時間、氷を効率的に生成し続けることのできるドラム式製氷機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような目的は、以下(1)~(8)の本発明により達成される。
【0007】
(1) 製氷水を貯留するタンクと、
基台に支持され、前記タンク内の前記製氷水に一部が浸漬した状態で水平軸まわりに回転する製氷ドラムと、
前記製氷ドラムを前記水平軸まわりに回転させる駆動装置と、
前記製氷ドラムを冷却する冷却装置と、
前記製氷ドラムに付着した前記製氷水が凍結することにより生成された氷を剥ぎ取るブレードと、を有し、
前記製氷ドラムは、前記水平軸に沿って延在し、前記タンク内の前記製氷水に一部が浸漬する円柱状のドラム本体を有し、
前記ブレードは、前記水平軸に沿って延在し、前記ドラム本体の外周面と対向して設けられた第1ブレードと、前記ドラム本体の外周面の前記水平軸に沿う方向の両端部と対向して設けられた一対の第2ブレードと、を有することを特徴とするドラム式製氷機。
【0008】
(2) 一方の前記第2ブレードは、前記ドラム本体の一方の端面と対向し、
他方の前記第2ブレードは、前記ドラム本体の他方の端面と対向している上記(1)に記載のドラム式製氷機。
【0009】
(3) 前記ドラム本体は、前記水平軸に沿って延在し、外周面が金属材料で構成された円柱状の基部と、前記基部の前記水平軸に沿う方向の両端部に設けられ、前記外周面を構成する金属材料よりも熱伝導率が低い材料で構成された一対の円盤状の終端部と、を有し、
一方の前記第2ブレードは、一方の前記終端部の外周面と対向して設けられ、
他方の前記第2ブレードは、他方の前記終端部の外周面と対向して設けられている上記(1)に記載のドラム式製氷機。
【0010】
(4) 前記終端部の外径は、前記基部の外径と等しい上記(3)に記載のドラム式製氷機。
(【0011】以降は省略されています)

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