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公開番号2025144232
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-02
出願番号2024043909
出願日2024-03-19
発明の名称分析方法および分析システム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類H04L 43/04 20220101AFI20250925BHJP(電気通信技術)
要約【課題】通信システムの異常検知に必要な情報を取得して、好適に異常検知を行うことができる分析システムを実現する。
【解決手段】分析システムは、通信システムに含まれる複数の通信装置の間で交換される制御メッセージを取得する取得部と、制御メッセージに基づいて、当該制御メッセージの種別毎に統計情報であるメトリクスデータを生成するメトリクスデータ生成部と、制御メッセージに基づいて、当該制御メッセージの履歴情報であるイベントデータを生成するイベントデータ生成部と、メトリクスデータおよびイベントデータに基づいて、通信システムの異常の発生を検知する検知部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
通信システムに含まれる複数の通信装置の間で交換される制御メッセージを取得することと、
前記制御メッセージに基づいて、当該制御メッセージの種別毎に統計情報であるメトリクスデータを生成することと、
前記制御メッセージに基づいて、当該制御メッセージの履歴情報であるイベントデータを生成することと、
前記メトリクスデータおよび前記イベントデータに基づいて、前記通信システムの異常の発生を検知することと、を含む、
分析方法。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記分析方法はさらに、
少なくとも前記メトリクスデータおよび前記イベントデータの何れか一方に基づいて、前記通信システムの異常の発生原因を特定すること、を含む、
請求項1に記載の分析方法。
【請求項3】
前記分析方法はさらに、
前記制御メッセージが暗号化されている場合、少なくとも当該制御メッセージのパケットサイズ、および頻度に基づいて、当該制御メッセージの種別を推定すること、を含む、
請求項1または2に記載の分析方法。
【請求項4】
前記制御メッセージの種別を推定することにおいて、
前記制御メッセージが暗号化されている場合、暗号化されていない当該制御メッセージの少なくともパケットサイズ、頻度、および当該制御メッセージの種別を教師データとして学習させた学習モデルを用いて、前記暗号化されている制御メッセージの種別を推定する、
請求項3に記載の分析方法。
【請求項5】
前記イベントデータを生成することにおいて、
制御プロトコル毎に用意された定型文を用いてパラメータを抽出することにより、前記イベントデータを生成する、
請求項1または2に記載の分析方法。
【請求項6】
通信システムに含まれる複数の通信装置の間で交換される制御メッセージを取得する取得手段と、
前記制御メッセージに基づいて、当該制御メッセージの種別毎に統計情報であるメトリクスデータを生成するメトリクスデータ生成手段と、
前記制御メッセージに基づいて、当該制御メッセージの履歴情報であるイベントデータを生成するイベントデータ生成手段と、
前記メトリクスデータおよび前記イベントデータに基づいて、前記通信システムの異常の発生を検知する検知手段と、を備える、
分析システム。
【請求項7】
前記分析システムはさらに、
少なくとも前記メトリクスデータおよび前記イベントデータの何れか一方に基づいて、前記通信システムの異常の発生原因を特定する特定手段を備える、
請求項6に記載の分析システム。
【請求項8】
前記分析システムはさらに、
前記制御メッセージが暗号化されている場合、少なくとも当該制御メッセージのパケットサイズ、および頻度に基づいて、当該制御メッセージの種別を推定する推定手段を備える、
請求項6または7に記載の分析システム。
【請求項9】
前記推定手段は、
前記制御メッセージが暗号化されている場合、暗号化されていない当該制御メッセージの少なくともパケットサイズ、頻度、および当該制御メッセージの種別を教師データとして学習させた学習モデルを用いて、前記暗号化されている制御メッセージの種別を推定する、
請求項8に記載の分析システム。
【請求項10】
前記イベントデータ生成手段は、
制御プロトコル毎に用意された定型文を用いてパラメータを抽出することにより、前記イベントデータを生成する、
請求項6または7に記載の分析システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、分析方法および分析システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、通信システム向けの異常検知および原因分析に関する技術が存在している。これに関連する技術として、下記の特許文献1に開示された発明を挙げることができる。
【0003】
下記の特許文献1には、通信品質の監視対象が関与する特定のトラフィックについての特定のログを参照することにより、監視対象についての通信品質に関する時系列な統計値群を算出する算出部と、算出部によって算出されたた時系列な統計値群と、監視対象についての通信品質の劣化に関するしきい値と、を比較することにより、監視対象についての通信品質の劣化を検出する検出部とを有する検出装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-165636号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
通信システムにおいては、複数の通信装置が自立分散で動作している。そのため、ネットワーク・オーケストレータでも、自立分散で動作している複数の通信装置の間で交換される情報まで把握していない。
【0006】
また、上述の特許文献1に記載の技術においては、監視対象についての通信品質に関する時系列な統計値群と、しきい値とを比較することにより、監視対象についての通信品質の劣化を検出している。しかしながら、通信システムの異常検知および原因分析を行うためには、さらに詳細な情報が必要となる場合がある。
【0007】
本開示は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その一例示的目的は、通信システムの異常検知に必要な情報を取得して、好適に異常検知を行うことが可能な技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一例示的側面に係る分析方法は、通信システムに含まれる複数の通信装置の間で交換される制御メッセージを取得することと、前記制御メッセージに基づいて、当該制御メッセージの種別毎に統計情報であるメトリクスデータを生成することと、前記制御メッセージに基づいて、当該制御メッセージの履歴情報であるイベントデータを生成することと、前記メトリクスデータおよび前記イベントデータに基づいて、前記通信システムの異常の発生を検知することと、を含む。
【0009】
本開示の一例示的側面に係る分析システムは、通信システムに含まれる複数の通信装置の間で交換される制御メッセージを取得する取得手段と、前記制御メッセージに基づいて、当該制御メッセージの種別毎に統計情報であるメトリクスデータを生成するメトリクスデータ生成手段と、前記制御メッセージに基づいて、当該制御メッセージの履歴情報であるイベントデータを生成するイベントデータ生成手段と、前記メトリクスデータおよび前記イベントデータに基づいて、前記通信システムの異常の発生を検知する検知手段と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本開示の一例示的側面によれば、通信システムの異常検知に必要な情報を取得して、好適に異常検知を行うことができるという一例示的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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