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公開番号2025172682
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-26
出願番号2025023344,2024078248
出願日2025-02-17,2024-05-13
発明の名称認証端末、システム、認証端末の制御方法及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20251118BHJP(計算;計数)
要約【課題】スマートフォン等を所持していない人物が、他者に連絡することを可能とすることに寄与する、認証端末を提供する。
【解決手段】認証端末は、第1の制御手段と、第2の制御手段と、を備える。第1の制御手段は、複数の利用者それぞれの生体情報と少なくとも1以上の連絡先に関する連絡先情報を記憶するサーバ装置に、被認証者の生体情報を送信することで、サーバ装置から被認証者の連絡先情報を取得する。第2の制御手段は、取得された少なくとも1以上の連絡先情報を用いて、少なくとも1以上の連絡先のなかから被認証者が選択した連絡先に接続する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の利用者それぞれの生体情報と少なくとも1以上の連絡先に関する連絡先情報を記憶するサーバ装置に、被認証者の生体情報を送信することで、前記サーバ装置から前記被認証者の前記連絡先情報を取得する、第1の制御手段と、
前記被認証者が他者と会話できる連絡サービスの享受を希望した場合に、前記取得された少なくとも1以上の連絡先情報を用いて、前記少なくとも1以上の連絡先のなかから前記被認証者が選択した連絡先に接続する、第2の制御手段と、
を備え、
前記第1の制御手段は、前記被認証者の生体情報を前記サーバ装置に送信することで、前記被認証者の年齢に関する情報をさらに取得し、
前記第2の制御手段は、
前記被認証者の年齢に関する情報に基づいて前記被認証者が所定の年齢以下か否か判定し、
前記被認証者が前記所定の年齢以下の場合、前記少なくとも1以上の連絡先のなかから接続する連絡先を決定し、
前記被認証者が前記所定の年齢より高い場合、前記少なくとも1以上の連絡先のなかから前記被認証者が選択した連絡先に接続する、認証端末。
続きを表示(約 2,500 文字)【請求項2】
前記第1の制御手段は、前記被認証者の生体情報を前記サーバ装置に送信することで、他者が前記被認証者に向けた第1の伝言をさらに取得し、
前記第2の制御手段は、前記取得された第1の伝言を前記被認証者に伝える、請求項1に記載の認証端末。
【請求項3】
前記第2の制御手段は、前記被認証者が前記他者に向けた第2の伝言を取得し、前記取得した第2の伝言を前記サーバ装置に登録する、請求項2に記載の認証端末。
【請求項4】
前記第2の制御手段は、前記取得された第1の伝言を前記被認証者に伝えた後に、前記第2の伝言を取得する、請求項3に記載の認証端末。
【請求項5】
前記第1の制御手段は、前記被認証者の生体情報を前記サーバ装置に送信することで、前記被認証者の属性情報をさらに取得し、
前記第2の制御手段は、前記取得された属性情報に基づいて、前記少なくとも1以上の連絡先のなかから接続する連絡先を決定する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の認証端末。
【請求項6】
前記第2の制御手段は、前記被認証者と前記被認証者により選択された連絡先の人物が、文字又は音声による会話が可能となるように制御する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の認証端末。
【請求項7】
複数の利用者それぞれの生体情報と少なくとも1以上の連絡先に関する連絡先情報を記憶するサーバ装置に、被認証者の生体情報を送信することで、前記サーバ装置から前記被認証者の前記連絡先情報を取得する、第1の制御手段と、
前記被認証者が他者と会話できる連絡サービスの享受を希望した場合に、前記取得された少なくとも1以上の連絡先情報を用いて、前記少なくとも1以上の連絡先のなかから前記被認証者が選択した連絡先に接続する、第2の制御手段と、
を備え、
前記第1の制御手段は、前記被認証者の生体情報を前記サーバ装置に送信することで、他者が前記被認証者に向けた伝言をさらに取得し、
前記第2の制御手段は、前記取得された伝言を前記被認証者に伝え、
前記連絡サービスと、前記被認証者が前記伝言を聞くサービスを含む伝言サービスと、を前記被認証者が切り替え可能とする、第3の制御手段をさらに備える、認証端末。
【請求項8】
複数の利用者それぞれの生体情報と少なくとも1以上の連絡先に関する連絡先情報を記憶するサーバ装置と、
認証端末と、
を含み、
前記認証端末は、
前記サーバ装置に、被認証者の生体情報を送信することで、前記サーバ装置から前記被認証者の前記連絡先情報を取得する、第1の制御手段と、
前記被認証者が他者と会話できる連絡サービスの享受を希望した場合に、前記取得された少なくとも1以上の連絡先情報を用いて、前記少なくとも1以上の連絡先のなかから前記被認証者が選択した連絡先に接続する、第2の制御手段と、
を備え、
前記第1の制御手段は、前記被認証者の生体情報を前記サーバ装置に送信することで、前記被認証者の年齢に関する情報をさらに取得し、
前記第2の制御手段は、
前記被認証者の年齢に関する情報に基づいて前記被認証者が所定の年齢以下か否か判定し、
前記被認証者が前記所定の年齢以下の場合、前記少なくとも1以上の連絡先のなかから接続する連絡先を決定し、
前記被認証者が前記所定の年齢より高い場合、前記少なくとも1以上の連絡先のなかから前記被認証者が選択した連絡先に接続する、システム。
【請求項9】
複数の利用者それぞれの生体情報と少なくとも1以上の連絡先に関する連絡先情報を記憶するサーバ装置に、被認証者の生体情報を送信することで、前記サーバ装置から前記被認証者の前記連絡先情報を取得する、第1の制御工程と、
前記被認証者が他者と会話できる連絡サービスの享受を希望した場合に、前記取得された少なくとも1以上の連絡先情報を用いて、前記少なくとも1以上の連絡先のなかから前記被認証者が選択した連絡先に接続する、第2の制御工程と、
を備える、認証端末の制御方法であって、
前記第1の制御工程は、前記被認証者の生体情報を前記サーバ装置に送信することで、前記被認証者の年齢に関する情報をさらに取得し、
前記第2の制御工程は、
前記被認証者の年齢に関する情報に基づいて前記被認証者が所定の年齢以下か否か判定し、
前記被認証者が前記所定の年齢以下の場合、前記少なくとも1以上の連絡先のなかから接続する連絡先を決定し、
前記被認証者が前記所定の年齢より高い場合、前記少なくとも1以上の連絡先のなかから前記被認証者が選択した連絡先に接続する、認証端末の制御方法。
【請求項10】
認証端末に搭載されたコンピュータに、
複数の利用者それぞれの生体情報と少なくとも1以上の連絡先に関する連絡先情報を記憶するサーバ装置に、被認証者の生体情報を送信することで、前記サーバ装置から前記被認証者の前記連絡先情報を取得する、第1の制御処理と、
前記被認証者が他者と会話できる連絡サービスの享受を希望した場合に、前記取得された少なくとも1以上の連絡先情報を用いて、前記少なくとも1以上の連絡先のなかから前記被認証者が選択した連絡先に接続する、第2の制御処理と、
を実行させるためのプログラムであって、
前記第1の制御処理は、前記被認証者の生体情報を前記サーバ装置に送信することで、前記被認証者の年齢に関する情報をさらに取得し、
前記第2の制御処理は、
前記被認証者の年齢に関する情報に基づいて前記被認証者が所定の年齢以下か否か判定し、
前記被認証者が前記所定の年齢以下の場合、前記少なくとも1以上の連絡先のなかから接続する連絡先を決定し、
前記被認証者が前記所定の年齢より高い場合、前記少なくとも1以上の連絡先のなかから前記被認証者が選択した連絡先に接続する、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、認証端末、サーバ装置、システム、認証端末の制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
生体認証を用いた人物捜索に関する技術が存在する。
【0003】
例えば、特許文献1には、老人が徘徊した場合等の捜索をより一層確実に行う、と記載されている。特許文献1のシステムは、画面及びカメラを備える掲示板装置と、掲示板装置に接続されたサーバ装置と、を備える。サーバ装置は、撮影画像処理部と、被捜索者登録情報部と、画像保存部と、顔認識エンジンと、を備える。撮影画像処理部は、カメラで撮影された画像から顔を認識する。被捜索者登録情報部は、捜索対象となる特定人物の顔画像を含む登録情報を登録する。画像保存部は、掲示板装置に表示させる画像を保存する。顔認識エンジンは、撮影された顔画像と登録情報の顔画像とを照合し、認識率を算出する。検出された人物が認識率により特定人物の可能性があるとされた場合に、登録情報から趣味嗜好に合わせた画像を表示させることにより、特定人物を掲示板装置の前に引き留めることができ、その間に家族等が迎えに行くことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-176220号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
子供や高齢者は、スマートフォン等の端末を所持していないことが多い。このようなスマートフォン等を所持していない人物に困りごと等が発生した場合、当該人物には他者の助けを求める手段がないことがある。
【0006】
なお、特許文献1に開示された技術を適用しても上記問題を解決することはできない。特許文献1では、掲示板装置の前に現れた人物を当該装置の前に引き留めることを開示することに留まる。
【0007】
本発明は、スマートフォン等を所持していない人物が、他者に連絡することを可能とすることに寄与する、認証端末、サーバ装置、システム、認証端末の制御方法及びプログラムを提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の視点によれば、複数の利用者それぞれの生体情報と少なくとも1以上の連絡先に関する連絡先情報を記憶するサーバ装置に、被認証者の生体情報を送信することで、前記サーバ装置から前記被認証者の前記連絡先情報を取得する、第1の制御手段と、前記取得された少なくとも1以上の連絡先情報を用いて、前記少なくとも1以上の連絡先のなかから前記被認証者が選択した連絡先に接続する、第2の制御手段と、を備える、認証端末が提供される。
【0009】
本発明の第2の視点によれば、複数の利用者それぞれの生体情報と少なくとも1以上の連絡先に関する連絡先情報を記憶する、記憶手段と、認証端末から被認証者の生体情報を受信すると、前記受信した生体情報と前記記憶された生体情報を用いた照合処理を実行することで、前記複数の利用者のなかから前記被認証者を特定し、前記特定された被認証者の前記少なくとも1以上の連絡先情報を前記認証端末に送信する、認証手段と、を備える、サーバ装置が提供される。
【0010】
本発明の第3の視点によれば、複数の利用者それぞれの生体情報と少なくとも1以上の連絡先に関する連絡先情報を記憶するサーバ装置と、認証端末と、を含み、前記認証端末は、前記サーバ装置に、被認証者の生体情報を送信することで、前記サーバ装置から前記被認証者の前記連絡先情報を取得する、第1の制御手段と、前記取得された少なくとも1以上の連絡先情報を用いて、前記少なくとも1以上の連絡先のなかから前記被認証者が選択した連絡先に接続する、第2の制御手段と、を備える、システムが提供される。
(【0011】以降は省略されています)

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