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公開番号
2025136439
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035026
出願日
2024-03-07
発明の名称
プリントヘッド、及び液体吐出装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250911BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】圧電素子が駆動した後に生じる残留振動の検出精度を高めたプリントヘッドを提供すること。
【解決手段】駆動信号に応じて体積が変化する圧力室と、前記圧力室と連通し、液体を吐出するノズルと、前記圧力室の体積変化によって生じる残留振動に応じた残留振動信号を出力する圧電素子と、前記残留振動信号が入力され、前記残留振動信号に応じた残留振動検出信号を出力する残留振動検出回路と、前記残留振動信号を前記残留振動検出回路に供給するか否かを切り替える第1スイッチ回路と、を備え、前記第1スイッチ回路は、Nチャネル型トランジスターである、プリントヘッド。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動信号に応じて体積が変化する圧力室と、
前記圧力室と連通し、液体を吐出するノズルと、
前記圧力室の体積変化によって生じる残留振動に応じた残留振動信号を出力する圧電素子と、
前記残留振動信号が入力され、前記残留振動信号に応じた残留振動検出信号を出力する残留振動検出回路と、
前記残留振動信号を前記残留振動検出回路に供給するか否かを切り替える第1スイッチ回路と、
を備え、
前記第1スイッチ回路は、Nチャネル型トランジスターである、
ことを特徴とするプリントヘッド。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記圧電素子は、前記駆動信号に応じて変位し、
前記圧力室の体積は、前記圧電素子の変位に応じて変化する、
ことを特徴とする請求項1に記載のプリントヘッド。
【請求項3】
前記第1スイッチ回路が前記残留振動信号を前記残留振動検出回路に供給している期間における前記残留振動信号の電圧値は、前記第1スイッチ回路の制御端子に入力される信号の電圧値から、前記第1スイッチ回路が前記残留振動信号を前記残留振動検出回路に供給するか否かを切り替える閾値電圧の電圧値を差し引いた値よりも小さい、
ことを特徴とする請求項1に記載のプリントヘッド。
【請求項4】
前記駆動信号を前記残留振動検出回路に供給するか否かを切り替える第2スイッチ回路を備え、
前記第2スイッチ回路は、Nチャネル型トランジスターである、
ことを特徴とする請求項1に記載のプリントヘッド。
【請求項5】
前記残留振動検出回路は、前記第1スイッチ回路を介して入力される前記残留振動信号と、前記第2スイッチ回路を介して入力される前記駆動信号と、の差分に応じた前記残留振動検出信号を出力する、
ことを特徴とする請求項4に記載のプリントヘッド。
【請求項6】
駆動信号を出力する駆動回路と、
前記駆動信号に応じて体積が変化する圧力室と、
前記圧力室と連通し、液体を吐出するノズルと、
前記圧力室の体積変化によって生じる残留振動に応じた残留振動信号を出力する圧電素子と、
前記残留振動信号が入力され、前記残留振動信号に応じた残留振動検出信号を出力する残留振動検出回路と、
前記残留振動信号を前記残留振動検出回路に供給するか否かを切り替える第1スイッチ回路と、
前記残留振動検出信号に基づいて、前記ノズルからの液体の吐出状態を判定するプロセッサーと、
を備え、
前記第1スイッチ回路は、Nチャネル型トランジスターである、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項7】
前記圧電素子は、前記駆動信号に応じて変位し、
前記圧力室の体積は、前記圧電素子の変位に応じて変化する、
ことを特徴とする請求項6に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
前記第1スイッチ回路が前記残留振動信号を前記残留振動検出回路に供給している期間における前記残留振動信号の電圧値は、前記第1スイッチ回路の制御端子に入力される信号の電圧値から、前記第1スイッチ回路が前記残留振動信号を前記残留振動検出回路に供給するか否かを切り替える閾値電圧の電圧値を差し引いた値よりも小さい、
ことを特徴とする請求項6に記載の液体吐出装置。
【請求項9】
前記駆動信号を前記残留振動検出回路に供給するか否かを切り替える第2スイッチ回路を備え、
前記第2スイッチ回路は、Nチャネル型トランジスターである、
ことを特徴とする請求項6に記載の液体吐出装置。
【請求項10】
前記残留振動検出回路は、前記第1スイッチ回路を介して入力される前記残留振動信号と、前記第2スイッチ回路を介して入力される前記駆動信号と、の差分に応じた前記残留振動検出信号を出力する、
ことを特徴とする請求項9に記載の液体吐出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリントヘッド、及び液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
圧電素子が駆動することで吐出部からインクを吐出する液体吐出装置では、特許文献1に記載されるように、圧電素子が駆動した後に生じる残留振動に応じた信号を検出し、当該信号の検出結果に基づいて吐出部の状態を判定する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-039856号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、圧電素子が駆動した後に生じる残留振動の検出精度を高めるとの観点において、特許文献1に記載の技術では十分でなく、さらなる改善の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係るプリントヘッドの一態様は、
駆動信号に応じて体積が変化する圧力室と、
前記圧力室と連通し、液体を吐出するノズルと、
前記圧力室の体積変化によって生じる残留振動に応じた残留振動信号を出力する圧電素子と、
前記残留振動信号が入力され、前記残留振動信号に応じた残留振動検出信号を出力する残留振動検出回路と、
前記残留振動信号を前記残留振動検出回路に供給するか否かを切り替える第1スイッチ回路と、
を備え、
前記第1スイッチ回路は、Nチャネル型トランジスターである。
【0006】
本発明に係る液体吐出装置の一態様は、
駆動信号を出力する駆動回路と、
前記駆動信号に応じて体積が変化する圧力室と、
前記圧力室と連通し、液体を吐出するノズルと、
前記圧力室の体積変化によって生じる残留振動に応じた残留振動信号を出力する圧電素子と、
前記残留振動信号が入力され、前記残留振動信号に応じた残留振動検出信号を出力する残留振動検出回路と、
前記残留振動信号を前記残留振動検出回路に供給するか否かを切り替える第1スイッチ回路と、
前記残留振動検出信号に基づいて、前記ノズルからの液体の吐出状態を判定するプロセッサーと、
を備え、
前記第1スイッチ回路は、Nチャネル型トランジスターである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
液体吐出装置の概略構成を示す図である。
吐出ユニットの概略構成を示す図である。
吐出部の概略構成を説明するための図である。
駆動電圧信号COMの信号波形の一例を示す図である。
駆動信号選択回路の機能構成の一例を示す図である。
デコーダーにおけるデコード内容の一例を示す図である。
駆動信号選択回路が有する選択回路、切替回路、及び残留振動検出回路の回路構成の一例を示す図である。
駆動信号選択回路の動作の一例を示す図である。
集積回路の構造の一例を示す図である。
選択回路が実装される実装領域Selの構成の一例を示す図である。
スイッチ回路が実装される実装領域Swの構成の一例を示す図である。
残留振動信号Voutの一例を示す図である。
圧力室、又は振動板に生じる残留振動を想定した単振動の計算モデルの一例を示す図である。
インクの粘度と残留振動信号Voutの信号波形との関係を説明するため図である。
圧力室に気泡が混入した場合の残留振動信号Voutの信号波形を説明するための図である。
第2実施形態の駆動信号選択回路が有する選択回路、切替回路、及び残留振動検出回路の回路構成の一例を示す図である。
第2実施形態の選択回路が実装される実装領域Selの構成の一例を示す図である。
第2実施形態のスイッチ回路が実装される実装領域Swの構成の一例を示す図である。
第2実施形態の集積回路の構造の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて説明する。用いる図面は説明の便宜上のものである。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
【0009】
1.第1実施形態
1.1 液体吐出装置の構成
図1は、液体吐出装置1の概略構成を示す図である。図1に示すように、液体吐出装置1は、搬送ユニット4によって搬送される媒体Pに対して、所望のタイミングで液体の一例としてのインクを吐出することで、媒体Pに所望の画像を形成する所謂ライン方式のインクジェットプリンターである。なお、液体吐出装置1は、ライン方式のインクジェットプリンターに限られるものではなく、シリアル方式のインクジェットプリンターであってもよい。また、液体吐出装置1は、インクジェットプリンターに限られるものではなく、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターの製造に用いられる色材吐出装置、有機ELディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材料吐出装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物吐出装置等であってもよく、立体造形装置や捺染装置等であってもよい。ここで、以下の説明において、媒体Pが搬送される方向を搬送方向と称し、搬送される媒体Pの幅方向を走査方向と称する場合がある。
【0010】
図1に示すように、液体吐出装置1は、制御ユニット2、液体容器3、搬送ユニット4、及び複数の吐出ユニット5を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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