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公開番号
2025132347
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024029835
出願日
2024-02-29
発明の名称
吐出容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
主分類
B65D
47/06 20060101AFI20250903BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】内容物が過剰に出る不都合を回避できる吐出容器を提供する。
【解決手段】口頸部6を起立する容器体2と、前記口頸部6に外嵌され、その口頸部6の開口を覆う頂壁24を有しており、この頂壁の一部に立設された吐出筒部32の上面を天壁部36で閉塞するように設け、当該吐出筒部32に横向きの吐出口34を開口させたキャップ体10と、を具備する。前記頂壁24は、前記吐出筒部32の周囲に配置され、径方向から見て内側から上外方へ傾斜する周状の流体ガイド面部Gを有することを特徴とする。また前記流体ガイド面部Gの外周端部Pの高さを前記天壁部36の上面の高さよりも低くしている。さらに前記キャップ体10は、前記口頸部6に嵌合された装着筒部12の上部から外向きフランジ状壁部14を延設しており、この外向きフランジ状壁部14から垂設された定量計測用の外筒壁16を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
口頸部(6)を起立する容器体(2)と、
前記口頸部(6)に外嵌され、その口頸部(6)の開口を覆う頂壁(24)を有しており、この頂壁の一部に立設された吐出筒部(32)の上面を天壁部(36)で閉塞するように設け、当該吐出筒部(32)に横向きの吐出口(34)を開口させたキャップ体(10)と、
を具備し、
前記頂壁(24)は、前記吐出筒部(32)の周囲に配置され、径方向から見て内側から上外方へ傾斜する周状の流体ガイド面部(G)を有することを特徴とする、吐出容器。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記流体ガイド面部(G)の外周端部(P)の高さを前記天壁部(36)の上面の高さよりも低くしたことを特徴とする、請求項1に記載の吐出容器。
【請求項3】
前記キャップ体(10)は、前記口頸部(6)に嵌合された装着筒部(12)の上部から外向きフランジ状壁部(14)を延設しており、この外向きフランジ状壁部(14)から垂設された定量計測用の外筒壁(16)を有することを特徴とする、請求項1に記載の吐出容器。
【請求項4】
前記天壁部(36)の表面(37)に取り付けられ、この表面(37)から横方向へ延びて前記流体ガイド面部(G)の上方を覆うカバー体(50)を備え、このカバー体(50の周縁部(52)と前記流体ガイド面部(G)の外周端部(P)との間に周状開口部(Q)を開口させ、
このカバー体(50)の周縁部(52)と前記流体ガイド面部(G)の外周端部(P)との間に周状開口部(Q)を形成するように設けたことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載の吐出容器。
【請求項5】
前記カバー体(50)は、前記吐出口(34)から前記周状開口部(Q)を経て吐出される流体の流動圧により変形可能な軟材質で形成したことを特徴とする、請求項4に記載の吐出容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吐出容器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
吐出容器として、チューブ状の容器体の口頸部に、有頂筒状のキャップを嵌合させ、このキャップの頂壁から吐出筒を立設してなるものが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-161985
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ペースト状物を吐出する場合に、特許文献1の容器では、キャップの吐出口を大きくすると、必要以上
に
出てしまうという問題があった。近年ではペースト状の調味料などを吐出する場合に目視で簡易に定量を吐出したいという要請がある。しかしながら
、
内容物が一気に出てしまうと、そうした簡易な定量吐出の要請に応えられない。
【0005】
本発明の第1の目的は、内容物が過剰に出る不都合を回避できる吐出容器を提供すること、第2の目的は、当該容器において簡易な定量吐出の要請に応えることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の手段は、口頸部6を起立する容器体2と、
前記口頸部6に外嵌され、その口頸部6の開口を覆う頂壁24を有しており、この頂壁の一部に立設された吐出筒部32の上面を天壁部36で閉塞するように設け、当該吐出筒部32に横向きの吐出口34を開口させたキャップ体10と、
を具備し、
前記頂壁24は、前記吐出筒部32の周囲に配置され、径方向から見て内側から上外方へ傾斜する周状の流体ガイド面部Gを有する。
【0007】
本手段では、図1(A)及び図2(A)に示す如く、容器体2の口頸部6に外嵌させたキャップ体10の頂壁24から、天壁部36で上面を閉塞させた吐出筒部32を立設している。この吐出筒部32には、横向きの吐出口34を開口している。
吐出筒部32の周囲には、内側から上外方へ傾斜する流体ガイド面部Gを設ける。
この構造によれば、吐出作業の際に、図1(B)及び図2(B)に示す如く、流体の流れの軌跡(流線S)が吐出口34を通過する際に縦向きから横向きに方向転換し、次に流体ガイド面部Gに沿って横向きから上外方へ変化する。このように、内容物(例えばペースト状物)の吐出方向を規制することができるので、吐出口34の開口面積の割りに吐出量を小さくすることができ、内容物が過剰に吐出されるという不都合を改善することができる。
【0008】
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ前記流体ガイド面部Gの外周端部Pの高さを前記天壁部36の上面の高さよりも低くした。
【0009】
本手段では、図1(B)に示す如く、流体ガイド面部Gの外周端部Pの高さを天壁部36の上面の高さよりも低くしている。
この構造によれば、流体ガイド面部Gに沿って外部へ流出する流体の向きが過剰に上向きとなることを規制し、吐出方向を適切な範囲で変更することができる。
【0010】
第3の手段は、第1の手段を有し、かつ前記キャップ体10は、前記口頸部6に嵌合された装着筒部12の上部から外向きフランジ状壁部14を延設しており、この外向きフランジ状壁部14から垂設された定量計測用の外筒壁16を有する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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