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公開番号
2025131134
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028674
出願日
2024-02-28
発明の名称
合成樹脂製の吐出器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
47/34 20060101AFI20250902BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】部品点数を削減する。
【解決手段】装着キャップ11と、押下ヘッド12と、連結筒部13と、を備え、装着キャップの頂壁には、容器本体W内と連結筒部内とを連通する第1連通孔24が形成され、連結筒部には、第1連通孔と連結筒部内とを連通可能に遮断する弾性変形可能な吸込み弁26と、吐出孔14と連結筒部内とを連通可能に遮断する弾性変形可能な吐出弁29と、が形成され、押下ヘッドを押下して連結筒部を上下方向に圧縮変形したときに、吸込み弁が、第1連通孔と連結筒部内との連通を遮断し、かつ吐出弁が弾性変形して吐出孔と連結筒部内とを連通させ、押下ヘッドの押下を解除して連結筒部を復元変形したときに、吸込み弁が弾性変形して第1連通孔と連結筒部内とを連通させ、かつ吐出弁が、吐出孔と連結筒部内との連通を遮断する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
容器本体の口部に装着される有頂筒状の装着キャップと、
内容物の吐出孔が形成され、前記装着キャップの頂壁の上方に下方移動可能に設けられた押下ヘッドと、
上下方向に延び、前記装着キャップの頂壁と前記押下ヘッドとを連結する弾性変形可能な連結筒部と、を備え、
前記装着キャップの頂壁には、前記容器本体内と前記連結筒部内とを連通する第1連通孔が形成され、
前記連結筒部には、
前記第1連通孔と前記連結筒部内とを連通可能に遮断する弾性変形可能な吸込み弁と、
前記吐出孔と前記連結筒部内とを連通可能に遮断する弾性変形可能な吐出弁と、が形成され、
前記押下ヘッドを押下して前記連結筒部を上下方向に圧縮変形したときに、
前記吸込み弁が、前記第1連通孔と前記連結筒部内との連通を遮断し、かつ前記吐出弁が弾性変形して前記吐出孔と前記連結筒部内とを連通させ、
前記押下ヘッドの押下を解除して前記連結筒部を復元変形したときに、
前記吸込み弁が弾性変形して前記第1連通孔と前記連結筒部内とを連通させ、かつ前記吐出弁が、前記吐出孔と前記連結筒部内との連通を遮断する、合成樹脂製の吐出器。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記装着キャップの頂壁には、上方に向けて延びる規制軸が設けられ、
前記押下ヘッドには、上下方向に延び、前記吐出孔に連通する縦孔が形成され、
前記押下ヘッドの押下時に、前記規制軸の上端部が、前記縦孔の内面のうちの上端面に突当る、請求項1に記載の合成樹脂製の吐出器。
【請求項3】
前記装着キャップの頂壁には、上方に向けて延びる規制軸が設けられ、
前記吐出弁は、上下方向に延びる筒状に形成され、かつ拡径変形可能に形成され、
前記吐出弁の内側に、前記規制軸が上下摺動可能に嵌合され、
前記規制軸には、前記吐出弁の拡径変形を規制する規制部が形成され、
前記押下ヘッドを押下して前記連結筒部を上下方向に圧縮変形したときに、前記吐出弁が前記規制部から下方に離間する、請求項1または2に記載の合成樹脂製の吐出器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、合成樹脂製の吐出器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、環境問題等に配慮して金属部品を使用しない合成樹脂製の吐出器が知られている(例えば下記特許文献1参照)。この種の吐出器では、分別廃棄の手間が減り、異材質(金属)が混在することによるリサイクル等の不具合も生じにくいうえに、金属により変質する内容物、金属を変質させる内容物にも適用できるため、内容物の選択肢が増えるという利点もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-111623号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の吐出器では、部品点数を削減することに改善の余地があった。
【0005】
本発明は、部品点数を削減することができる合成樹脂製の吐出器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る合成樹脂製の吐出器は、容器本体の口部に装着される有頂筒状の装着キャップと、内容物の吐出孔が形成され、前記装着キャップの頂壁の上方に下方移動可能に設けられた押下ヘッドと、上下方向に延び、前記装着キャップの頂壁と前記押下ヘッドとを連結する弾性変形可能な連結筒部と、を備え、前記装着キャップの頂壁には、前記容器本体内と前記連結筒部内とを連通する第1連通孔が形成され、前記連結筒部には、前記第1連通孔と前記連結筒部内とを連通可能に遮断する弾性変形可能な吸込み弁と、前記吐出孔と前記連結筒部内とを連通可能に遮断する弾性変形可能な吐出弁と、が形成され、前記押下ヘッドを押下して前記連結筒部を上下方向に圧縮変形したときに、前記吸込み弁が、前記第1連通孔と前記連結筒部内との連通を遮断し、かつ前記吐出弁が弾性変形して前記吐出孔と前記連結筒部内とを連通させ、前記押下ヘッドの押下を解除して前記連結筒部を復元変形したときに、前記吸込み弁が弾性変形して前記第1連通孔と前記連結筒部内とを連通させ、かつ前記吐出弁が、前記吐出孔と前記連結筒部内との連通を遮断する。
【0007】
押下ヘッドを押下して連結筒部を上下方向に圧縮変形し、連結筒部の内圧を上昇させたときに、吸込み弁が、第1連通孔と連結筒部内との連通を遮断し、かつ吐出弁が弾性変形して吐出孔と連結筒部内とを連通させるので、連結筒部内の内容物が、第1連通孔を通して容器本体内に戻されることなく、吐出孔を通して外部に吐出される。
押下ヘッドの押下を解除して連結筒部を復元変形させ、連結筒部内を減圧させたときに、吸込み弁が弾性変形して第1連通孔と連結筒部内とを連通させ、かつ吐出弁が、吐出孔と連結筒部内との連通を遮断するので、容器本体内の内容物が、第1連通孔を通して連結筒部内に供給される。
このように、連結筒部が上下方向に圧縮変形したときに、連結筒部内の内容物が吐出孔を通して外部に吐出され、連結筒部の復元変形時に、容器本体内の内容物が、第1連通孔を通して連結筒部内に供給されることから、連結筒部が、従来の吐出器を構成するシリンダ、ピストン、およびピストンを上方に復元移動させる付勢部材を兼ね、しかも連結筒部に、吸込み弁および吐出弁も形成されていることから、部品点数を削減することができる。
【0008】
前記装着キャップの頂壁には、上方に向けて延びる規制軸が設けられ、前記押下ヘッドには、上下方向に延び、前記吐出孔に連通する縦孔が形成され、前記押下ヘッドの押下時に、前記規制軸の上端部が、前記縦孔の内面のうちの上端面に突当ってもよい。
【0009】
押下ヘッドの押下時に、装着キャップの頂壁に設けられた規制軸の上端部が、押下ヘッドに形成された縦孔の内面のうちの上端面に突当るので、押下ヘッドの押下量、つまり内容物の吐出量を安定させることができるとともに、押下ヘッドの押下量を容易に調整することができる。
【0010】
前記装着キャップの頂壁には、上方に向けて延びる規制軸が設けられ、前記吐出弁は、上下方向に延びる筒状に形成され、かつ拡径変形可能に形成され、前記吐出弁の内側に、前記規制軸が上下摺動可能に嵌合され、前記規制軸には、前記吐出弁の拡径変形を規制する規制部が形成され、前記押下ヘッドを押下して前記連結筒部を上下方向に圧縮変形したときに、前記吐出弁が前記規制部から下方に離間してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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