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公開番号
2025127396
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024024136
出願日
2024-02-20
発明の名称
スクリーン印刷機
出願人
株式会社ネオテクノジャパン
代理人
個人
主分類
B41F
15/08 20060101AFI20250825BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】従来から行われている1条の帯状テープを搬送しながら回路を印刷するのでは効率が悪い。しかし、これを1ヶのスクリーンマスクに対して2条以上の帯状テープを搬送することで、凡そ2倍~数倍の印刷を可能にできるが、この数条の帯状テープは、弱冠の伸縮性があるため、微小な印刷位置のズレが生じる。本願発明はこれを解決することができるスクリーン印刷機を提供することを目的とするものである。
【解決手段】2列の帯状テープ1を搬送する吸着テーブルを有する搬送装置3と、X方向、Y方向、θ方向及び上、下方向に駆動できるスクリーンマスク2と、2段階に駆動、停止、上下動する印刷用スキージ6と、1列目、2列目の帯状テープ1に合わせて2段階に移動するCCDカメラ2個と、スクリーンマスク2と印刷物である2列の帯状テープ1に設けられたアライメントマーク5とにより制御装置で同期制御するスクリーン印刷機
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
2列の帯状テープを搬送する吸着テーブルを有する搬送装置と、X方向、Y方向、θ方向及び上、下方向に駆動できるスクリーンマスクと、2段階に駆動、停止、上下動する印刷用スキージと、1列目、2列目の帯状テープに合わせて2段階に移動するCCDカメラ2個と、スクリーンマスクと印刷物である2列の帯状テープに設けられたアライメントマークとにより制御装置で同期制御することを特徴とするスクリーン印刷機
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
3列以上複数列の帯状テープを搬送する吸着テーブルを有する搬送装置と、X方向、Y方向、θ方向及び上、下方向に駆動できるスクリーンマスクと、3段以上複数段階に駆動、停止、上下動をする印刷用スキージと、1列目、2列目、3列目以上、複数列目の帯状テープに合わせて、3段階以上複数段階に移動するCCDカメラ2個と、スクリーンマスクと印刷物である3列以上複数列の帯状テープに設けたアライメントマークとにより制御装置で同期制御することを特徴とするスクリーン印刷機
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、帯状のフィルムテープを使用して、半導体部品を実装組み立てする回路基板を印刷するスクリーン印刷機に関するものである。
続きを表示(約 3,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、帯状のフレキシブルフィルムテープを使用して半導体部品を実装組み立てする回路基板の役割をするCOFやFPCにおいて、スクリーン印刷機を使用してパターンを形成するため、SRインク(光感光性インク)で印刷するスクリーン印刷機において、1例としてリール方式で1ヶのスクリーンマスクに対して1条(図11参照)のテープを搬送しながら印刷をしている。しかし、従来の1条のテープを搬送しながら印刷するのでは、効率が悪いことが問題になっている。そこで、本願発明は、1例として2条(図1参照)のテープを1ヶのスクリーンマスクに対して、同時に供給搬送することで、今までの印刷方式と比較して、凡そ2倍の印刷をすることができるようにするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-78464号公報(特許請求の範囲の欄、発明の詳細な説明の欄、及び図1、図2を参照)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、電子部品の高密度化に伴って、基板の電極パッドのピッチが精密、微小化され、スクリーン印刷を行う上で、種々解決しなければならない点がある。この点を踏まえて、以下の問題点が上がっている。
従来から行われている1条の帯状テープを搬送しながら回路を印刷するのでは効率が悪い。しかし、これを1ヶのスクリーンマスクに対して2条以上の帯状テープを搬送することで、凡そ2倍~数倍の印刷を可能にできるが、この数条の帯状テープは、弱冠の伸縮性があるため、微小な印刷位置のズレが生じる。本願発明はこれを解決することができるスクリーン印刷機を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成することができる本発明の第1発明は、請求項1に記載されたスクリーン印刷機であり、次のようなものである。
2列の帯状テープを搬送する吸着テーブルを有する搬送装置と、X方向、Y方向、θ方向及び上、下方向に駆動できるスクリーンマスクと、2段階に駆動、停止、上下動する印刷用スキージと、1列目、2列目の帯状テープに合わせて2段階に移動するCCDカメラ2個と、スクリーンマスクと印刷物である2列の帯状テープに設けられたアライメントマークとにより制御装置で同期制御する構成である。
【0006】
上記目的を達成することができる本発明の第2発明は、請求項2に記載されたスクリーン印刷機であり、次のようなものである。
3列以上複数列の帯状テープを搬送する吸着テーブルを有する搬送装置と、X方向、Y方向、θ方向及び上、下方向に駆動できるスクリーンマスクと、3段以上複数段階に駆動、停止、上下動をする印刷用スキージと、1列目、2列目、3列目以上、複数列目の帯状テープに合わせて、3段階以上複数段階に移動するCCDカメラ2個と、スクリーンマスクと印刷物である3列以上複数列の帯状テープに設けたアライメントマークとにより制御装置で同期制御する構成である。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るスクリーン印刷機は、上記構成を有することで、以下の効果を奏するものである。
(1)1ヶのスクリーンマスクに対して、2列の帯状テープを同時に搬送供給することで、凡そ2倍の印刷をすることができる。それは1列目と2列目がいつも精度良く搬送されることはなく、位置に微妙のズレが生じる、本願発明のスクリーン印刷機は、製品として出来上がる時、繰り返し印刷しても精度良く、例えば20μ内の誤差に収まるように繰り返し供給することが出来るスクリーン印刷機である。
(2)1ヶのスクリーンマスクに対して、3列以上のテープを同時に搬送供給することで、それぞれ凡そ3倍以上の印刷をすることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明のスクリーン印刷機の一実施例を示す概略構成図である。
帯状テープを2本同時に供給する吸着テーブル等から成る搬送部装置と、その搬送装置の上部に位置決めに必要なスクリーンマスクをX方向、Y方向、θ方向に駆動する3ヶのモータ(例えば、サーボモータ)を設けたスクリーン印刷機の一実施例を示す概略構成図である。
本発明の一実施例を示すCCDカメラが1列目の帯状テープのアライメントマークにアライメント(調整)するため、前進停止マーカーを確認して、位置ズレをPCにフィードバックして、スクリーンマスクを動かし、帯状テープのマーカーとスクリーンマスクのマーカーとを合わせる構造を示す概略構成図である。
本発明の一実施例の1列目の帯状テープのアライメントが終了後、CCDカメラを2列目の帯状テープのアライメントマーカーの位置に移動し、図3と同様にマーカーの位置ズレ等を認識してPCに記憶し、帯状テープのマーカーとスクリーンマスクのマーカーとを合わせる。但し、この際は、スクリーンマスクはまだ駆動せず、CCDカメラは元の位置に戻る構造を示す概略構成図である。
本発明の一実施例のCCDカメラが元の位置に戻り、スクリーンマスクが、印刷位置まで下降し、同時に印刷用スキージが下降した状態を示す概略構成図である。
本発明の印刷用スキージがA点で一時停止し、ここで1列目の帯状テープは印刷が完了した状態を示す概略構成図である。
印刷用スキージがA点で停止後、上昇して1列目の搬送装置である印刷テーブルは下降し、この時点で図4で2列目の帯状テープのアライメントマーカーの位置ズレ等をPCに記憶した値を、このタイミングでスクリーンマスクをX、Y、θ方向に駆動して、2列目のアライメントを行う状態を示す概略構成図である。
スクリーンマスクのアライメント終了後、スキージは再度印刷位置に下降した状態になることを示す概略構成図である。
スキージはA点からB点まで移動した状態を示す概略構成図である。
B点でスキージが上昇して印刷用テーブルは矢印のように下降する状態であることを示す概略構成図である。
現在、一般的に行われている従来例のスクリーン印刷機の帯状テープには、印刷の位置を正確に認識するために、一般的にはアライメントマークを1回の印刷面積に任意の所に必要に応じて複数設ける。そのアライメントマークを通常2ヶのCCDカメラを使ってアライメント(調整)している状態を示す概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
2列の帯状テープを搬送する吸着テーブルを有する搬送装置と、X方向、Y方向、θ方向及び上、下方向に駆動できるスクリーンマスクと、2段階に駆動、停止、上下動する印刷用スキージと、1列目、2列目の帯状テープに合わせて2段階に移動するCCDカメラ2個と、スクリーンマスクと印刷物である2列の帯状テープに設けられたアライメントマークとにより制御装置で同期制御するスクリーン印刷機である。
【実施例】
【0010】
以下、図面に基づいて、本発明のスクリーン印刷機の一実施例を説明する。
本発明のスクリーン印刷機の一実施例について図1~図10に基づいて説明する。
先ず、本願発明と従来例との違いを説明するために、従来例を図11に基づいて説明する。
帯状テープには、印刷の位置を正確に認識するために、一般的にはアライメントマークを1回の印刷面積の任意の所に必要に応じて、複数設ける。このアライメントマークを通常左右2ヶのCCDカメラを使って、微妙な位置調整であるアライメントを行うものである。
本発明のスクリーン印刷機は、帯状のフィルムテープを巻き取るロール手段と、帯状のフィルムテープを搬送する吸着テーブルを有する搬送装置と、スクリーンマスクにインキを供給するインキ供給手段と、スクリーンマスクをX、Y、θ方向に移動するためのモータと、CCDカメラと、スキージとを備えるものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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