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公開番号
2025120345
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2025095798,2024000281
出願日
2025-06-09,2018-09-28
発明の名称
積層体、包装材料、包装袋およびスタンドパウチ
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B32B
27/32 20060101AFI20250807BHJP(積層体)
要約
【課題】包装材料などとして適用可能な十分な強度、耐熱性やバリア性を備え、かつリサイクル性にも優れる包装材料を実現することができる積層体の提供。
【解決手段】本発明の第1の実施形態において、積層体は、基材と、接着層と、ヒートシール層とを備え、基材およびヒートシール層がポリエチレンから構成され、基材と接着層との間、およびヒートシール層と接着層との間の少なくとも一方に蒸着膜を備え、基材が、ポリエチレンから構成される延伸フィルムであることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基材と、接着層と、ヒートシール層とを備え、
前記基材および前記ヒートシール層がポリエチレンから構成され、
前記基材と前記接着層との間、および前記ヒートシール層と前記接着層との間の少なくとも一方に蒸着膜を備え、
前記基材が、延伸フィルムからなることを特徴とする、積層体。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
基材と、第1の接着層と、中間層と、第2の接着層と、ヒートシール層とを備え、
前記基材、前記中間層および前記ヒートシール層のいずれもがポリエチレンから構成され、
前記基材と前記第1の接着層との間、前記第1の接着層と前記中間層との間、および前記ヒートシール層と前記第2の接着層との間、の少なくともいずれかに蒸着膜を備え、
前記基材および前記中間層が、延伸フィルムからなることを特徴とする、積層体。
【請求項3】
前記蒸着膜が、アルミニウム蒸着膜であり、
前記蒸着膜と隣接する接着層が、ポリエステルポリオールとイソシアネート化合物とリン酸変性化合物を含む樹脂組成物の硬化物により構成される、請求項1または2に記載の積層体。
【請求項4】
前記基材が、中密度ポリエチレン層を備える、請求項1~3のいずれか一項に記載の積層体。
【請求項5】
前記基材が、高密度ポリエチレン層と中密度ポリエチレン層と高密度ポリエチレン層の三層共押延伸フィルムからなる、請求項1~4のいずれか一項に記載の積層体。
【請求項6】
前記積層体全体におけるポリエチレンの含有量が、90質量%以上である、請求項1~5のいずれか一項に記載の積層体。
【請求項7】
包装材料用途に用いられる、請求項1~6のいずれか一項に記載の積層体。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか一項に記載の積層体を用いて作製されたものである包装材料。
【請求項9】
包装袋であって、
請求項1~7のいずれか一項に記載の積層体を用いて作製され、
前記ヒートシール層の厚さが、20μm以上60μm以下であることを特徴とする、包装袋。
【請求項10】
スタンドパウチであって、
請求項1~7のいずれか一項に記載の積層体を用いて作製され、
前記ヒートシール層の厚さが、50μm以上200μm以下であることを特徴とするスタンドパウチ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、積層体、該積層体から構成される包装材料、包装袋およびスタンドパウチに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、包装材料などは、樹脂材料から構成される樹脂フィルムを用いて作製されている。例えば、ポリエチレンから構成される樹脂フィルムは、適度な柔軟性、透明性を有すると共に、ヒートシール性に優れるため、包装材料に広く使用されている。
【0003】
通常、ポリエチレンから構成される樹脂フィルムは、強度や耐熱性の面で劣るため、基材としては使用できず、ポリエステルやポリアミドなどから構成される樹脂フィルムなどと貼り合わせて使用されており、そのため、通常の包装材料などは、基材とヒートシール層とが異種の樹脂材料からなる積層フィルムから構成されている(例えば、特許文献1)。
【0004】
近年、循環型社会の構築を求める声の高まりとともに、高いリサイクル性を有する包装材料が求められている。しかしながら、従来の包装体は上記したように異種の樹脂材料から構成されており、樹脂材料ごとに分離するのが困難であるため、リサイクルされていないのが現状である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-202519号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明者らは、従来ヒートシール層として使用していたポリエチレンを、延伸フィルムにすることで基材として使用することができ、当該基材をポリエチレンから構成されるヒートシール層と積層して使用することで、十分な強度や耐熱性を有し、かつリサイクル可能な包装材料などを作製とすることができるとの知見を得た。
さらに、本発明の積層体において、蒸着膜をさらに設けることにより、そのリサイクル性を維持しつつ、バリア性、特には、酸素バリア性および水蒸気バリア性に優れる包装材料などを作製することができるとの知見を得た。
【0007】
本発明は、上記知見に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、包装材料などとして適用可能な十分な強度、耐熱性やバリア性を備え、かつリサイクル性にも優れる包装材料を実現することができる積層体を提供することである。
また、本発明の解決しようとする課題は、該積層体から構成される包装材料を提供することである。
また、本発明の解決しようとする課題は、該積層体から作製される包装袋を提供することである。
さらに、本発明の解決しようとする課題は、該積層体から作製されるスタンドパウチを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の実施形態において、積層体は、基材と、接着層と、ヒートシール層とを備え、
基材およびヒートシール層がポリエチレンから構成され、
基材と接着層との間、およびヒートシール層と接着層との間の少なくとも一方に蒸着膜を備え、
基材が、ポリエチレンから構成される延伸フィルムからなることを特徴とする。
【0009】
本発明の第2の実施形態において、積層体は、基材と、第1の接着層と、中間層と、第2の接着層と、ヒートシール層とを備え、
基材、中間層およびヒートシール層がポリエチレンから構成され、
基材と第1の接着層との間、第1の接着層と中間層との間、およびヒートシール層と第2の接着層との間の少なくともいずれかに蒸着膜を備え、
基材および中間層が、ポリエチレンから構成される延伸フィルムからなることを特徴とする。
【0010】
本発明の一実施形態においては、蒸着膜が、アルミニウム蒸着膜であり、
蒸着膜と隣接する接着層が、ポリエステルポリオールとイソシアネート化合物とリン酸変性化合物を含む樹脂組成物の硬化物により構成される。
(【0011】以降は省略されています)
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