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公開番号2025119207
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-14
出願番号2024013956
出願日2024-02-01
発明の名称送風装置、印刷装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250806BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】送風距離を長くすることができる送風装置、印刷装置を提供する。
【解決手段】気体を送り出す送風部38と、送風部38により送られる気体を吐出口41から送風方向Dbに吹き出させる第1送風流路37と、吐出口41を形成する第1隔壁35と、第1隔壁35により第1送風流路37と区画される第2送風流路48と、第1隔壁35と対向して第2送風流路48を構成する第2隔壁46と、を備え、第2隔壁46の下流端は、吐出口41より送風方向Dbの下流に位置する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
気体を送り出す送風部と、
前記送風部により送られる前記気体を吐出口から送風方向に吹き出させる第1送風流路と、
前記吐出口を形成する第1隔壁と、
前記第1隔壁により前記第1送風流路と区画される第2送風流路と、
前記第1隔壁と対向して前記第2送風流路を構成する第2隔壁と、
を備え、
前記第2隔壁の下流端は、前記吐出口より前記送風方向の下流に位置することを特徴とする送風装置。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記第2隔壁の下流端は、前記第1隔壁の下流端から前記送風方向に対して45度の角度で延びる仮想直線より前記送風方向の下流に位置することを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
【請求項3】
前記第2送風流路は、大気に開放されていることを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
【請求項4】
前記気体を第1気体としたとき、
前記第2送風流路は、第2気体を流すことを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
【請求項5】
前記第1送風流路の断面積は、前記第2送風流路の断面積より大きいことを特徴とする請求項1~請求項4のうち何れか一項に記載の送風装置。
【請求項6】
媒体に液体を吐出して印刷を行う印刷部と、
印刷された前記媒体を乾燥させる乾燥部と、
を備え、
前記乾燥部は、
気体を送り出す送風部と、
前記送風部により送られる前記気体を吐出口から送風方向に吹き出させる第1送風流路と、
前記吐出口を形成する第1隔壁と、
前記第1隔壁により前記第1送風流路と区画される第2送風流路と、
前記第1隔壁と対向して前記第2送風流路を構成する第2隔壁と、
を有し、
前記第2隔壁の下流端は、前記吐出口より前記送風方向の下流に位置することを特徴とする印刷装置。
【請求項7】
前記乾燥部は、前記媒体を加熱する加熱部を備えることを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、送風装置、印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1のように、空気を流す通気ダクトがある。通気ダクトには、凹入部と、貫通穴と、が設けられる。凹入部は、通気ダクトの壁が外側に張り出して形成される。貫通穴は、凹入部に設けられる。通気ダクトは、貫通穴から空気を吸い込む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-285871号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の吸引ダクトでは、凹入部で断面積が変化すると共に、貫通穴から流入した空気の向きが定まらないために、圧力損失が生じる。圧力損失が生じると、流量が低下して送風距離が短くなってしまう。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する送風装置は、気体を送り出す送風部と、前記送風部により送られる前記気体を吐出口から送風方向に吹き出させる第1送風流路と、前記吐出口を形成する第1隔壁と、前記第1隔壁により前記第1送風流路と区画される第2送風流路と、前記第1隔壁と対向して前記第2送風流路を構成する第2隔壁と、を備え、前記第2隔壁の下流端は、前記吐出口より前記送風方向の下流に位置する。
【0006】
上記課題を解決する印刷装置は、媒体に液体を吐出して印刷を行う印刷部と、印刷された前記媒体を乾燥させる乾燥部と、を備え、前記乾燥部は、気体を送り出す送風部と、前記送風部により送られる前記気体を吐出口から送風方向に吹き出させる第1送風流路と、前記吐出口を形成する第1隔壁と、前記第1隔壁により前記第1送風流路と区画される第2送風流路と、前記第1隔壁と対向して前記第2送風流路を構成する第2隔壁と、を有し、前記第2隔壁の下流端は、前記吐出口より前記送風方向の下流に位置する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、印刷装置の実施形態の模式図である。
図2は、印刷装置が備える送風装置の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[実施形態]
以下、送風装置、印刷装置の一実施形態を、図面を参照して説明する。印刷装置は、例えば、用紙、布帛、ビニールなどの媒体に液体の一例であるインクを吐出して印刷するインクジェット式のプリンターである。
【0009】
図面では、印刷装置11が水平面上に置かれているものとして重力の方向をZ軸で示し、水平面に沿う方向をX軸とY軸で示す。X軸、Y軸、及びZ軸は、互いに直交する。以下の説明では、X軸と平行な方向を幅方向Xともいう。
【0010】
<印刷装置>
図1に示すように、印刷装置11は、印刷部12と、搬送部13と、乾燥部14と、を備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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