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公開番号2025117940
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012949
出願日2024-01-31
発明の名称車両用表示装置
出願人スタンレー電気株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F21S 43/241 20180101AFI20250805BHJP(照明)
要約【課題】視認性や見栄えの良い発光を得ることを可能とした車両用表示装置を提供する。
【解決手段】導光体3は、光源2と対向する一端側から他端側に向かって延在する棒状の第1の導光部31と、第1の導光部31の一端側と他端側との間に位置して、第1の導光部31が延在する方向とは交差する方向の一方側に向かって突出された板状の第2の導光部32と、第1の導光部31の少なくとも一端側に位置する入射部33と、第1の導光部31の第2の導光部32が突出する側とは反対側に位置する複数の第1の反射カット34と、第2の導光部32の背面側に位置する複数の第2の反射カットと、第2の導光部32の正面側に位置して、複数の第2の反射カットにより反射された光を第2の導光部32の正面側から外部へと出射することによって、複数の第2の反射カットより形成される表示パターンPに対応した形状で発光する表示発光部E1とを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
光源と、導光体とを備え、
前記導光体は、前記光源と対向する一端側から他端側に向かって延在する棒状の第1の導光部と、
前記第1の導光部の一端側と他端側との間に位置して、前記第1の導光部が延在する方向とは交差する方向の一方側に向かって突出された板状の第2の導光部と、
前記第1の導光部の少なくとも一端側に位置して、前記光源から出射された光を前記第1の導光部の内部へと入射する入射部と、
前記第1の導光部の前記第2の導光部が突出する側とは反対側に位置して、前記第1の導光部の内部で導光される光の一部を前記第2の導光部に向けて反射する複数の第1の反射カットと、
前記第2の導光部の背面側に位置して、前記第2の導光部の内部で導光される光を前記第2の導光部の正面側に向けて反射する複数の第2の反射カットと、
前記第2の導光部の正面側に位置して、前記複数の第2の反射カットにより反射された光を前記第2の導光部の正面側から外部へと出射することによって、前記複数の第2の反射カットより形成される表示パターンに対応した形状で発光する表示発光部とを有することを特徴とする車両用表示装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記導光体は、前記第1の導光部の背面側に位置して、前記第1の導光部の内部で導光される光を前記第1の導光部の正面側に向けて反射する複数の第3の反射カットと、
前記第1の導光部の正面側に位置して、前記複数の第3の反射カットにより反射された光を前記第1の導光部の正面側から外部へと出射することによって、ライン状に発光するライン発光部とを有することを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項3】
前記表示発光部は、前記第2の導光部の前記第1の導光部が延在する方向に複数の表示パターンが並ぶことによって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項4】
前記第2の導光部は、前記第1の導光部と接続される複数の接続部と、前記複数の接続部の互いに隣り合う間に空間を形成するスリット部とを有することを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項5】
前記複数の第1の反射カットは、前記複数の接続部と対向する部分毎に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の車両用表示装置。
【請求項6】
前記接続部は、前記第1の導光部と前記第2の導光部の両端とが接続されるように設けられ、
前記第1の導光部は、前記空間と対向する側に位置する導光出射面を有し、
前記第2の導光部は、前記空間と対向する側に位置する導光入射面を有し、
前記導光出射面から前記空間に向けて出射された光が前記導光入射面から前記第2の導光部の内部へと入射することを特徴とする請求項4に記載の車両用表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用表示装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、車両に搭載される車両用灯具として、発光ダイオード(LED)などの光源と、棒状や板状の導光体とを組み合わせたものが知られている(例えば、下記特許文献1を参照。)。
【0003】
このような車両用灯具では、光源から出射された光を導光体の基端側から入射し、導光体の内部で反射を繰り返しながら、導光体の先端側に向けて光を導光させる。また、導光体の背面側に設けられた複数の反射カットで反射された光を導光体の正面側から出射する。これにより、導光体の正面側に設けられた発光部をライン状や面状に発光させることが行われている。
【0004】
一方、車両の中には、車両後側のバックゲート又はトランクリッドに搭載され、車両名やメーカ名などのブランド名やロゴマーク等を表示パターンとして発光表示する車両用表示装置を備えたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-020396号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上述した車両用表示装置は、車両用灯具とは別体に構成されている。このため、表示パターンを車両用灯具とは別の光源を用いて発光させる必要がある。また、表示パターンと車両用灯具の発光部とを同じ光源を用いて発光させる場合、光源からの距離の違いによって、表示パターンと車両用灯具の発光部との間に輝度差が生じてしまい、視認性や見栄えが低下してしまうおそれがある。
【0007】
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、視認性や見栄えの良い発光を可能とした車両用表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 光源と、導光体とを備え、
前記導光体は、前記光源と対向する一端側から他端側に向かって延在する棒状の第1の導光部と、
前記第1の導光部の一端側と他端側との間に位置して、前記第1の導光部が延在する方向とは交差する方向の一方側に向かって突出された板状の第2の導光部と、
前記第1の導光部の少なくとも一端側に位置して、前記光源から出射された光を前記第1の導光部の内部へと入射する入射部と、
前記第1の導光部の前記第2の導光部が突出する側とは反対側に位置して、前記第1の導光部の内部で導光される光の一部を前記第2の導光部に向けて反射する複数の第1の反射カットと、
前記第2の導光部の背面側に位置して、前記第2の導光部の内部で導光される光を前記第2の導光部の正面側に向けて反射する複数の第2の反射カットと、
前記第2の導光部の正面側に位置して、前記複数の第2の反射カットにより反射された光を前記第2の導光部の正面側から外部へと出射することによって、前記複数の第2の反射カットより形成される表示パターンに対応した形状で発光する表示発光部とを有することを特徴とする車両用表示装置。
〔2〕 前記導光体は、前記第1の導光部の背面側に位置して、前記第1の導光部の内部で導光される光を前記第1の導光部の正面側に向けて反射する複数の第3の反射カットと、
前記第1の導光部の正面側に位置して、前記複数の第3の反射カットにより反射された光を前記第1の導光部の正面側から外部へと出射することによって、ライン状に発光するライン発光部とを有することを特徴とする前記〔1〕に記載の車両用表示装置。
〔3〕 前記表示発光部は、前記第2の導光部の前記第1の導光部が延在する方向に複数の表示パターンが並ぶことによって構成されていることを特徴とする前記〔1〕に記載の車両用表示装置。
〔4〕 前記第2の導光部は、前記第1の導光部と接続される複数の接続部と、前記複数の接続部の互いに隣り合う間に空間を形成するスリット部とを有することを特徴とする前記〔1〕に記載の車両用表示装置。
〔5〕 前記複数の第1の反射カットは、前記複数の接続部と対向する部分毎に設けられていることを特徴とする前記〔4〕に記載の車両用表示装置。
〔6〕 前記接続部は、前記第1の導光部と前記第2の導光部の両端とが接続されるように設けられ、
前記第1の導光部は、前記空間と対向する側に位置する導光出射面を有し、
前記第2の導光部は、前記空間と対向する側に位置する導光入射面を有し、
前記導光出射面から前記空間に向けて出射された光が前記導光入射面から前記第2の導光部の内部へと入射することを特徴とする前記〔4〕に記載の車両用表示装置。
【発明の効果】
【0009】
以上のように、本発明によれば、視認性や見栄えの良い発光を可能とした車両用表示装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る車両用灯具を備えた車両を後方側から見た正面図である。
図1に示す車両用灯具を構成する車両用表示装置の構成を示す正面図である。
図2中に示す線分A-Aによる車両用表示装置の断面図である。
図2中に示す線分B-Bによる車両用表示装置の断面図である。
図2中に示す線分C-Cによる車両用表示装置の断面図である。
図2中に示す線分D-Dによる車両用表示装置の断面図である。
図2に示す車両用表示装置の変形例を示す正面図である。
図2に示す車両用表示装置の変形例を示す正面図である。
図2に示す車両用表示装置の表示発光部及びライン発光部の別の構成を示す正面図である。
図9に示す車両用表示装置の構成を示す正面図である。
図2に示す車両用表示装置の表示発光部及びライン発光部の別の構成を示す正面図である。
図11に示す車両用表示装置の構成を示す正面図である。
図2に示す車両用表示装置が備える導光体の入射部側の変形例を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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