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公開番号2025111884
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-31
出願番号2024005784
出願日2024-01-18
発明の名称車両用灯具
出願人スタンレー電気株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F21S 45/33 20180101AFI20250724BHJP(照明)
要約【課題】簡便な構成により灯体内を換気することを可能とし、なお且つ、灯体内の空気の流れを制御することを可能とした車両用灯具を提供する。
【解決手段】前面が開口したハウジング2と、ハウジング2の開口を覆うアウターレンズ3とにより構成される灯体4の内側に、灯具ユニット5が配置された車両用灯具1であって、ハウジング2に複数の換気口11,12が設けられ、複数の換気口11,12のうち少なくとも1つは、ハウジング2の正面側と背面側との間で口径が異なっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
前面が開口したハウジングと、前記ハウジングの開口を覆うアウターレンズとにより構成される灯体の内側に、灯具ユニットが配置された車両用灯具であって、
前記ハウジングに複数の換気口が設けられ、
前記複数の換気口のうち少なくとも1つは、前記ハウジングの正面側と背面側との間で口径が異なっていることを特徴とする車両用灯具。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記複数の換気口は、前記ハウジングの正面側の口径よりも背面側の口径が小さくなる第1の換気口と、前記ハウジングの正面側の口径よりも背面側の口径が大きくなる第2の換気口とを有することを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記第1の換気口及び前記第2の換気口は、前記ハウジングの背面側と正面側との少なくとも一方側に筒状のダクト部を有し、
前記ダクト部は、正面側の開口端と背面側の開口端との間で連続的又は段階的に口径が異なる孔形状を有することを特徴とする請求項2に記載の車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、前面が開口したハウジングと、ハウジングの開口を覆うアウターレンズ(カバーレンズ)とにより構成される灯体の内側に、前方に向けて光を照射する灯具ユニットが配置された車両用灯具がある。
【0003】
このような車両用灯具は、灯体の内側に、灯具ユニットを構成する光源ランプ(光源)やインナーレンズ(導光体)、リフレクタ、エクステンション、ブラケットなどの部材を配置し、これらの部材が灯体の内側に取り付けられた構造を有している。
【0004】
ところで、車両用灯具では、例えば灯具ユニットの点灯/消灯に伴う温度変化や、太陽光の照射やエンジンの発熱など、灯具ユニットが搭載されている外部環境に起因した温度変化等により、灯体内の空気が膨張/収縮することから、灯体に設けられた換気口(呼吸孔)を介して換気(吸気/排気)が行われている(例えば、下記特許文献1を参照。)。
【0005】
一方、車両用灯具では、外気温が灯体内の温度よりも低下した場合、灯体内の湿気(水分)がアウターレンズの内面に結露して、アウターレンズの内面に曇りを生じさせることがある。アウターレンズの内面に結露(曇り)が生じた場合、見映えが悪くなるだけでなく、灯具ユニットから前方に向けて照射される光の透過率が低下することで、ランプ機能(特に照度)の低下を招くことになる。
【0006】
下記特許文献1には、灯具内に空気を通すことにより、該灯具のレンズ面の曇りを防止する車両用灯具の曇り止め構造であって、車室内の空気を車体外部に排出するためのドラフタ通路に接続された導入経路と、該導入経路から分岐し前記車室内の空気を直接車体外部へ排出する排出経路とを前記灯具内に配設する一方、前記導入経路の先端は、バルブが設けられた灯室内に開口し、前記排出経路は途中が前記灯室内に連通し、かつ先端が車体外部に開口していることを特徴とする車両用灯具の曇り止め構造が開示されている。
【0007】
下記特許文献1に記載の発明によれば、車室内の空気がドラフタ通路を通って導入経路へと導かれ、その一部は排出経路を介して車体外部へ排出されるが、大部分は導入経路の先端から灯室内に流入する。そして、灯室内に流入した空気は、排出経路と灯室との接続部分を介して排出経路内に流れ、さらに排出経路から車体外部へ排出される。これにより、灯室内には空気が十分に流れるようになり、レンズ内面の曇りを防ぐことが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2007-335292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上述した特許文献1に記載の発明では、灯室内に車室内の空気を導入するための導入経路や、灯室内の空気を車体外部に排出するための排出経路を形成するダクトを必要としている。ダクトは、車両用灯具とは別部品となり、その構造も複雑化してしまう。また、部品点数の増加によりコストも嵩むことになる。
【0010】
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、簡便な構成により灯体内を換気することを可能とし、なお且つ、灯体内の空気の流れを制御することを可能とした車両用灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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