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公開番号
2025110963
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005053
出願日
2024-01-17
発明の名称
サイドスラスタシステム、および飛しょう体
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
F42B
10/66 20060101AFI20250723BHJP(弾薬;爆破)
要約
【課題】姿勢制御の自由度を高めたサイドスラスタシステムを提供すること。
【解決手段】 実施形態によれば、飛しょう体に搭載されるサイドスラスタシステムは、複数の第1のサイドスラスタと、複数の第2のサイドスラスタとを具備する。複数の第1のサイドスラスタは、飛しょう体の機軸に垂直な平面と飛しょう体の外殻とが交わる第1の円周に沿って装備される。複数の第2のサイドスラスタは、機軸に沿って第1の円周に平行な第2の円周に沿って装備される。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
飛しょう体に搭載されるサイドスラスタシステムであって、
前記飛しょう体の機軸に垂直な平面と前記飛しょう体の外殻とが交わる第1の円周に沿って装備される複数の第1のサイドスラスタと、
前記機軸に沿って前記第1の円周に平行な第2の円周に沿って装備される複数の第2のサイドスラスタとを具備する、サイドスラスタシステム。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記第1のサイドスラスタのそれぞれの推力は同等であり、
前記第2のサイドスラスタのそれぞれの推力は同等である、請求項1に記載のサイドスラスタシステム。
【請求項3】
前記第1のサイドスラスタの推力は前記第2のサイドスラスタよりも大きい、請求項2に記載のサイドスラスタシステム。
【請求項4】
前記第1のサイドスラスタの燃焼時間は前記第2のサイドスラスタの燃焼時間よりも長い、請求項1に記載のサイドスラスタシステム。
【請求項5】
前記第1の円周は、前記第2の円周よりも前記飛しょう体の先端に近い、請求項1に記載のサイドスラスタシステム。
【請求項6】
前記第1のサイドスラスタおよび前記第2のサイドスラスタは、インパクトダイバード型である、請求項1に記載のサイドスラスタシステム。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか1項に記載のサイドスラスタシステムと、
センサデータを取得するセンサ部と、
前記センサデータに基づいて前記複数の第1のサイドスラスタと前記複数の第2のサイドスラスタとを個別に制御するプロセッサとを具備する、飛しょう体。
【請求項8】
前記センサデータは、前記飛しょう体の速度、前記飛しょう体の位置、および、前記飛しょう体の加速度のうち少なくともいずれか1つを含む、請求項7に記載の飛しょう体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、サイドスラスタシステム、および飛しょう体に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
空力操舵方式は、飛しょう体の位置変化および姿勢制御を行う操舵技術の一つである。空力操舵方式は、稼働翼に生じる空力を利用する。操舵技術の一つとして知られるサイドスラスタは、燃焼する固体燃料の噴出ガスによって力を発生させる。このため、空力操舵方式と比較して応答が早い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-178062号公報
特開2003-240500号公報
特開2003-294398号公報
特許第4305796号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
サイドスラスタの方式のうち、インパクトダイバード型は、飛しょう体の外殻からガスを噴出して側面方向に推力を得る方式である。インパクトダイバード型では、固体燃料を燃焼させて噴出ガスを発生させ、推力を得る。
【0005】
ところで、固体燃料は一度点火されると燃料がなくなるまで燃焼し続けるので、その間は姿勢を制御することができない。既存のインパクトダイバード型のサイドスラスタを搭載した飛しょう体は、噴出ガスの噴出方向以外の方向への修正ができなかったり、一方向へしか制御できないといった不自由さを抱えていた。
【0006】
目的は、姿勢制御の自由度を高めたサイドスラスタシステム、および飛しょう体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態によれば、飛しょう体に搭載されるサイドスラスタシステムは、複数の第1のサイドスラスタと、複数の第2のサイドスラスタとを具備する。複数の第1のサイドスラスタは、飛しょう体の機軸に垂直な平面と飛しょう体の外殻とが交わる第1の円周に沿って装備される。複数の第2のサイドスラスタは、機軸に沿って第1の円周に平行な第2の円周に沿って装備される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係わる飛しょう体の一例を示すブロック図である。
図2は、実施形態に係わるサイドスラスタの装備の一例を示す図である。
図3は、サイドスラスタの固体燃料の一例を示す図である。
図4は、機軸方向のサイドスラスタを動作させた場合の効果について説明するための図である。
図5は、円周方向のサイドスラスタを動作させた場合の効果について説明するための図である。
図6は、機軸方向及び円周方向のサイドスラスタを動作させた場合の効果について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、実施形態に係わる飛しょう体の一例を示すブロック図である。飛しょう体1は、誘導装置3、推進装置5、および操舵装置6を備える。誘導装置3は、目標2を検出し、目標2に飛しょう体1を誘導するための操舵信号を操舵装置6に出力する。推進装置5は、飛しょう体1を飛行させるための推進機構である。操舵機構としての操舵装置6は、誘導装置3から与えられる操舵信号に基づき飛しょう体1の飛行を制御して、飛しょう体1を目標2に誘導する。
【0010】
誘導装置3は、アンテナ部7、プロセッサ8、センサ部9、および、サイドスラスタシステム10を備える。アンテナ部7は、例えば複数のアンテナ素子を備えるフェーズドアレイアンテナである。アンテナ部7は、送信ビームを走査しつつ目標2へ照射電波21を放射する。また、アンテナ部7は、受信ビームを走査しつつ目標2からの反射電波22を受信する。さらに、アンテナ部7は、受信した電波を、信号処理等を可能とすべく周波数変換してプロセッサ8へ出力する。
(【0011】以降は省略されています)
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