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公開番号2025107972
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-22
出願番号2024204423
出願日2024-11-25
発明の名称充電可能な電子タバコケース
出願人東莞市佳かい精密金属制品有限公司
代理人個人
主分類A24F 15/01 20200101AFI20250714BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】電子タバコが落下した場合に脱落することがなく、強固で耐久性のある充電可能な電子タバコケースを提供する。
【解決手段】本発明は一体成形された金属製のケース本体1を含む充電可能な電子タバコケースであり、ケース本体は縦方向に延びる形状をなし、複数回のプレス延伸により形成され、ケース本体の底部の中間位置には上向き逆プレスによりそれぞれ対応するボトムカバー取付溝9と取付キャビティに突出する突起が形成され、ボトムカバー取付溝の底面にはそれぞれ充電孔4とネジ位置決め孔5が設けられ、ケース本体の側壁にはスイッチと電気量表示孔6が設けられ、ケース本体の側壁の厚さは0.6mm-1mmであり、突起の上面からケース本体の底面までの厚さは2mm-3mmであり、ケース本体の側壁下端の断面積は、底面方向に徐々に小さくなっている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
充電可能な電子タバコケースであって、
一体成形された金属製のケース本体を含み；前記ケース本体は縦方向に延びる形状をなし；前記ケース本体の内部に取付キャビティが設けられ、上部にトップカバー取付口が設けられ；前記ケース本体の形状は複数回のプレス延伸により形成され、前記ケース本体の底部の中間位置には上向き逆プレスによりそれぞれ対応するボトムカバー取付溝と前記取付キャビティに突出する突起が形成され、前記ボトムカバー取付溝の底面には縦方向に貫通する充電孔とネジ位置決め孔がそれぞれ設けられ、これにより前記突起を利用して前記ネジ位置決め孔における引張強度と充電ケーブルの前記充電孔への挿入後の安定性が増加し；前記ケース本体の側壁には、横方向に貫通するスイッチ及び電気量表示孔がさらに設けられ；前記ケース本体の側壁の厚みは０．６ｍｍ－１ｍｍであり、前記突起の上面から前記ケース本体の底面までの厚みは２ｍｍ－３ｍｍであり；前記ケース本体の周囲外壁はいずれも外部突起の円弧面状をなし；前記ケース本体の底部の断面積は、前記ケース本体の残りの部分の断面積よりも小さく、かつ、前記ケース本体の側壁下端から前記ケース本体の底部までの間に円弧状の遷移を形成するように、前記ケース本体の側壁下端の断面積は、底部方向に徐々に小さくなり；一体成形された金属製の前記ケース本体は、落下時に脱落や破損がないようにすることができることを特徴とする、充電可能な電子タバコケース。
続きを表示（約 490 文字）【請求項２】
前記ケース本体の側壁厚が０．８ｍｍであり；突起の上面からケース本体の底面までの厚さは２．６５ｍｍであることを特徴とする、請求項１に記載の充電可能な電子タバコケース。
【請求項３】
ケース本体の対向する両側壁間の最大距離は、他の対向する両側壁間の最大距離よりも小さいことを特徴とする、請求項１に記載の充電可能な電子タバコケース。
【請求項４】
前記ボトムカバー取付溝の寸法は、その周囲側壁を研削して拡大することができることを特徴とする、請求項１に記載の充電可能な電子タバコケース。
【請求項５】
前記ボトムカバー取付溝は楕円形であることを特徴とする、請求項１に記載の充電可能な電子タバコケース。
【請求項６】
前記取付キャビティの底面の周囲に前記突起を囲む逃げ溝が形成されていることを特徴とする、請求項１に記載の充電可能な電子タバコケース。
【請求項７】
前記ケース本体はアルミニウム製であることを特徴とする、請求項１乃至６のいずれか一項に記載の充電可能な電子タバコケース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は電子タバコ技術分野に関し、具体的には充電可能な電子タバコケースに関する。
続きを表示（約 2,300 文字）【背景技術】
【０００２】
電子タバコは非燃焼のタバコ類代替型製品であり、普通のタバコと似ている特徴はいくつかあり、喫煙者の気分をリフレッシュし、快感と長年の使用習慣を満たすことができる。しかし、普通のタバコとは本質的に異なる。電子タバコは燃焼しなく、タールを含まず、普通タバコが燃焼時に発生する呼吸系と心血管系疾患を引き起こす４６０種類あまりの化学物質を含まないため、普通タバコ中の発癌物質を除き、他人に「環境たばこ煙」の危害や環境汚染もない。
【０００３】
電子タバコについて、公告番号ＣＮ２１７８２６７６４Ｕは充電可能な大容量漏洩防止使い捨て式電子タバコを開示し、その具体的な開示はケースを含み、前記ケースの上部と底部にはそれぞれ霧化器モジュールとバッテリーモジュールが接続され；前記霧化器モジュールはケースを含み、前記ケースの外側頂部には掛板が取り付けられ、前記掛板の内部にはひも掛け孔が開設され、前記ケースの内部にはオイルカップ管が設置され、前記オイルカップ管の上部と底部にはそれぞれシガレットシリコンと電熱線シリコンが係合して接続され、前記シガレットシリコンの内側には２つの対称する排気圧力リリーフ溝が開設され；前記バッテリーモジュールはボトムカバーを含み、前記ボトムカバーの内部にバッテリーが取り付けられ、前記ボトムカバーの外側にＴＹＰＥ－Ｃ充電インタフェースが設けられ、前記ボトムカバーの底部に気体調整スイッチが設けられている。
【０００４】
しかし、上述の充電可能な大容量漏洩防止使い捨て式電子タバコは、ケース上に霧化器モジュールとバッテリーモジュールがそれぞれ接続されており、それによりケース、霧化器モジュール上のケース及びバッテリーモジュール上のボトムカバーなどの三段式構造が完全なケース本体を形成している。しかし、実際に使われている中で、上述のケース、ハウジングとボトムカバーからなるケース本体は、電子タバコが落下した場合、互いに脱落することがあり、即ち、当該電子タバコのケース本体が強固ではなく耐久性が不足していることで、落下によるケース本体の損傷が深刻な場合には、電子タバコが使えなくなる可能性がある。そのため、従来技術に対する改良が必要になる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
以上の従来技術に存在する問題に対し、本発明の目的は、一体成形された金属製のケース本体を設置することにより、ケース本体は電子タバコが落下した場合に脱落することがなく、それによってより強固で、より耐久性があり、かつ電子タバコの使用寿命をある程度で保証し、実用性が高い充電可能な電子タバコケースを提供することにあり；また、従来技術における他の問題も解決した。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するために、本発明の技術案は以下のとおりである：
充電可能な電子タバコケースであって、一体成形された金属製のケース本体を含み；前記ケース本体は縦方向に延びる形状をなし；前記ケース本体の内部に取付キャビティが設けられ、上部にトップカバー取付口が設けられ；前記ケース本体の形状は複数回のプレス延伸により形成され、前記ケース本体の底部の中間位置には上向き逆プレスによりそれぞれ対応するボトムカバー取付溝と前記取付キャビティに突出する突起が形成され、前記ボトムカバー取付溝の底面には縦方向に貫通する充電孔とネジ位置決め孔がそれぞれ設けられ、前記突起により前記ネジ位置決め孔における引張強度と充電ケーブルの前記充電孔への挿入後の安定性が増加し；前記ケース本体の側壁には、横方向に貫通するスイッチ及び電気量表示孔がさらに設けられ；前記ケース本体の側壁厚は０．６ｍｍ－１ｍｍであり、前記突起の上面から前記ケース本体の底面までの厚さは２ｍｍ－３ｍｍであり、これにより前記ケース本体の全体強度を保証することができ；前記ケース本体の周囲外壁はいずれも外部突起の円弧面状をなし、前記ケース本体の把持風合いを良くし；前記ケース本体の底部の断面積は、前記ケース本体の残りの部分の断面積よりも小さく、かつ、前記ケース本体の側壁下端と前記ケース本体の底面との間に円弧遷移を形成するように、前記ケース本体の側壁下端と前記ケース本体の底面との間に円弧遷移を形成し、前記ケース本体が落下する際にこの円弧遷移が緩衝効果を発揮し、さらに前記ケース本体が損傷しにくいようにし；一体成形された金属製の前記ケース本体は、落下時に脱落や破損がないようにすることができる。
【０００７】
また、次のような技術案も含まれる：
さらに、前記ケース本体の側壁厚は０．８ｍｍであり；前記突起の上面と前記ケース本体の底面との間の厚みが２．６５ｍｍであることにより、ケース本体の強度を保証することができる。
【０００８】
さらに、ケース本体のうち、対向する両側壁間の最大距離は、他の対向する両側壁間の最大距離よりも小さく、ケース本体の全体形状を扁平状に類似した形状にすることができる。
【０００９】
さらに、前記ボトムカバー取付溝の寸法は、その周囲側壁を研削して拡大することができ、それによりボトムカバー取付溝に十分な寸法を持たせてボトムカバーを安定して取り付けることができる。
【００１０】
さらに、前記ボトムカバー取付溝は楕円形であり、この形状により、ボトムカバーを取付完了後に両側に揺動しないようにする。
（【００１１】以降は省略されています）

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