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公開番号
2024126032
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023034149
出願日
2023-03-07
発明の名称
加熱式タバコ用除去具及びそのケース
出願人
株式会社建協
代理人
個人
,
個人
主分類
A24F
40/85 20200101AFI20240912BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】加熱式タバコにタバコスティックを挿入装着し、この挿入装着した装着孔部の中で、このタバコスティックが折れ、詰まった場合にそれを取り出すための除去具及びこの除去具のケースの提供を目的とする。
【解決手段】加熱式タバコの装着孔部に挿入装着したタバコスティックが中折れした場合に、前記装着孔部に詰まったスティック残部を除去するのに用いられる除去具であって、指で把持するための本体部と、前記本体部の先端側にねじ部を有し、前記ねじ部の長さが前記装着孔部の深さに対応して設定してあることを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
加熱式タバコの装着孔部に挿入装着したタバコスティックが中折れした場合に、前記装着孔部に詰まったスティック残部を除去するのに用いられる除去具であって、
指で把持するための本体部と、前記本体部の先端側にねじ部を有し、前記ねじ部の長さが前記装着孔部の深さに対応して設定してあることを特徴とする加熱式タバコ用除去具。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記本体部の後部側には頭部を有し、前記頭部は前記本体部とT字形状に連結されていることを特徴とする請求項1記載の加熱式タバコ用除去具。
【請求項3】
請求項2記載の加熱式タバコ用除去具を着脱自在に収容するケースを有し、前記ケースはケース本体部と、
前記ケース本体部の先端側に設けた除去具のねじ部を収容する収容部と、
前記ケース本体部の後部側に設けた除去具の頭部を収容する軸支部とを有していることを特徴とするケース付き加熱式タバコ用除去具。
【請求項4】
前記ケース本体部は前記除去具の本体部に係止する係止部を有し、前記ケース本体部と前記除去具の本体部との間に所定の隙間を有し、
前記ケース本体部の両側に指が入る取外部を有していることを特徴とする請求項3記載のケース付き加熱式タバコ用除去具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱式タバコの装着孔部にタバコスティックが中折れして詰まった場合に、それを除去するための除去具とそのケースに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、タバコ葉を燃焼するのではなく、加熱により蒸気を発生させて、それを吸って愉しむための加熱式タバコが知られている。
この加熱式タバコは、電子機器を用いて加熱制御されているので、広い意味にて電子タバコと称されている場合もある。
加熱式タバコは、タバコホルダーの装着孔部にタバコスティックを挿入及び装着し、加熱制御されることで、蒸気が発生する。
このタバコスティックは、棒状の形状をしていて、その中にタバコ葉の充填部とフィルター部を有し、このフィルター部も軸方向にいくつかの層に分かれていることから、折れやすく、タバコホルダーの装着孔部の中で中折れし、詰まってしまう場合が生じる。
【0003】
このような場合には、装着孔部の中に詰まったタバコスティック残部を取り出して除去する必要がある。
これまでは、爪楊枝等を用いているが、詰まってしまったタバコスティックの残部を取り出すのが大変であった。
特許文献1には、持手部が円形の平板で形成され、螺旋状の軸部分を有している道具を開示している。
しかし、このような構造では道具の持ち運びが不便である。
また、全体の長さが5センチメートル程であるとなっているために、装着孔部の底部までは届かない長さであるとともに、どの位の深さまで挿入できたか分からないものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録亜痔3226539号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、加熱式タバコにタバコスティックを挿入装着し、この挿入装着した装着孔部の中で、このタバコスティックが折れ、詰まった場合にそれを取り出すための除去具及びこの除去具のケースの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る加熱式タバコ用除去具は、加熱式タバコの装着孔部に挿入装着したタバコスティックが中折れした場合に、前記装着孔部に詰まったスティック残部を除去するのに用いられる除去具であって、指で把持するための本体部と、前記本体部の先端側にねじ部を有し、前記ねじ部の長さが前記装着孔部の深さに対応して設定してあることを特徴とする。
ここで、ねじ部とは、ねじ状に螺旋形状である趣旨であり、ねじ山に相当する部分が連続でなく間欠しているものや、ねじ山ピッチが等間隔でないもの等も含まれる。
【0007】
本発明において、ねじ部の長さが加熱式タバコの装着孔部の深さに対応させて設定してあるとは、近年、加熱式タバコには、タバコスティックを装着し、吸引するタバコホルダーと充電用のチャージャーとが別体になっているものや、このホルダー部分とチャージャー部分とが一体になったもの等、各種構造のタイプが販売されているが、例えば装着孔部の深さが約70mmものがあるが、この深さ相当あるいは、それ以上の長さからなるねじ部を有することで、底部側に詰まったタバコ残部を取り出すことができるとともに、ねじ部の挿入深さにより、完全に除去できたか否かの判断がしやすい。
【0008】
本発明においては、除去具の本体部の後部側には頭部を有し、前記頭部は前記本体部とT字形状に連結されているのが好ましく、この除去具を着脱自在に収容するケースを有し、前記ケースはケース本体部と、前記ケース本体部の先端側に設けた除去具のねじ部を収容する収容部と、前記ケース本体部の後部側に設けた除去具の頭部を収容する軸支部とを有しているケース付き加熱式タバコ用除去具にするのが好ましい。
この場合に、ケース本体部は前記除去具の本体部に係止する係止部を有し、前記ケース本体部と前記除去具の本体部との間に所定の隙間を有し、前記ケース本体部の両側に指が入る取外部を有しているのが、さらに好ましい。
【0009】
このようにすると、除去具をケースに収容して持ち運んでもよく、チャージャー等の加熱式タバコ本体部に粘着等により一体化することもできる。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る除去具は、タバコスティックの装着孔部の深さに対応させて、ねじ部の長さを設定したので、装着孔部に詰まったタバコ残部に向けてねじ込むように廻して、差し込み引き抜くだけで除去できるとともに、差し込み深さにより除去ができたか否かの判断がしやすい。
(【0011】以降は省略されています)
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