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公開番号2025038253
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-19
出願番号2021206745
出願日2021-12-21
発明の名称たばこスラリー及びその製造方法、並びにたばこ製品の製造方法
出願人日本たばこ産業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A24B 15/18 20060101AFI20250312BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】低粘度であり、かつ、良好な香味を付与できるたばこスラリーを提供する。
【解決手段】水及びたばこ粒子を含む未処理スラリーを、100℃以上、160℃未満で30分以上加熱処理する工程を含む、たばこスラリーの製造方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
水及びたばこ粒子を含む未処理スラリーを、100℃以上、160℃未満で30分以上加熱処理する工程を含む、たばこスラリーの製造方法。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記加熱処理を加圧下で実施する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記たばこ粒子の平均粒子径が30μm以下である、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記未処理スラリー100質量%に含まれる前記たばこ粒子の含有量が1~30質量%である、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記未処理スラリー100質量%に含まれる前記水の含有量が70~99質量%である、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
25℃における前記未処理スラリーの粘度Aに対する、25℃における前記たばこスラリーの粘度Bの比率(粘度B/粘度A)が0.9以下である、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
25℃における前記たばこスラリーの粘度が1~100cPである、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか一項に記載の方法により製造されるたばこスラリー。
【請求項9】
請求項1~7のいずれか一項に記載の方法によりたばこスラリーを製造する工程と、
前記たばこスラリーが添加されたたばこ製品を製造する工程と、
を含む、たばこ製品の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、たばこスラリー及びその製造方法、並びにたばこ製品の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
たばこ製品においては、香味を調整して様々な嗜好に対応するたばこ製品を開発することが行われている。香味を調整する方法として、例えば特許文献1には、葉たばこ粒子を分散媒に分散させて分散液を調製し、該分散液をたばこ刻に噴霧等により添加する方法が開示されている。特許文献1に開示された方法は、たばこ刻等にむらなく香味を付与できる点で有用な技術である。しかし、たばこ原料と水等の溶媒を混合したばこ原料分散液を調製する段階において、たばこ原料由来の水溶性成分と水とが相互作用する等により分散液の粘度が上昇し、噴霧することが困難となる場合がある。
【0003】
たばこ原料分散液の粘度を低下させる方法として、例えば特許文献2には、水系分散媒および当該分散媒中に分散している平均粒径が30μm以下のたばこ粒子を含む分散液を準備し、当該分散液を160℃以上に加熱する工程を含む方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2014/185103号
国際公開第2019/049207号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、本発明者等は、特許文献2に開示された方法では、粘度を低下させることはできるものの、たばこ原料分散液を160℃以上に加熱するため、該分散液中に含まれるたばこ由来の糖等が分解し、たばこ製品に良好な香味が付与できない場合があることを見出した。そのため、低粘度であり、かつ、良好な香味を付与できるたばこスラリーを調製することが望まれている。
【0006】
本発明は、低粘度であり、かつ、良好な香味を付与できるたばこスラリー、及び該たばこスラリーが添加されたたばこ製品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は以下の実施態様を含む。
【0008】
[1]水及びたばこ粒子を含む未処理スラリーを、100℃以上、160℃未満で30分以上加熱処理する工程を含む、たばこスラリーの製造方法。
【0009】
[2]前記加熱処理を加圧下で実施する、[1]に記載の方法。
【0010】
[3]前記たばこ粒子の平均粒子径が30μm以下である、[1]又は[2]に記載の方法。
(【0011】以降は省略されています)

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