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公開番号2025038251
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-19
出願番号2021203106
出願日2021-12-15
発明の名称たばこ幹原料を含有するたばこ材料
出願人日本たばこ産業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A24B 15/16 20200101AFI20250312BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】新規なたばこ材料を提供する。
【解決手段】たばこ幹、その部位、およびこれらの組合せからなる群より選択されるたばこ幹原料を含有するたばこ材料。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
たばこ幹、その部位、およびこれらの組合せからなる群より選択されるたばこ幹原料を含有するたばこ材料。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記部位が、髄、皮層、および表皮からなる群から選択される、請求項1に記載のたばこ材料。
【請求項3】
前記たばこ幹原料が前記髄を含む、請求項2に記載のたばこ材料。
【請求項4】
前記たばこ幹原料が、粉砕物または非粉砕物の形態である、請求項1~3のいずれかに記載のたばこ材料。
【請求項5】
前記たばこ幹原料が、熱処理されているか、または熱処理されていない、請求項1~4のいずれかに記載のたばこ材料。
【請求項6】
前記たばこ幹原料が、乾燥されているか、または乾燥されていない、請求項1~5のいずれかに記載のたばこ材料。
【請求項7】
たばこ香味材である、請求項1~6のいずれかに記載のたばこ材料。
【請求項8】
前記たばこ幹原料として中骨を含む、請求項7に記載のたばこ材料。
【請求項9】
請求項1~8のいずれかに記載のたばこ材料と、
たばこ原料と、
を含むたばこ組成物。
【請求項10】
請求項9のたばこ組成物を含む、たばこセグメント。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はたばこ幹原料を含有するたばこ材料に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
たばこ幹はたばこ地上部のうち約50%の重量を占める。従来、たばこ幹は硬く取扱いが困難であるため、喫煙物品に直接使用されることはなく、加工されて再利用されてきた。例えば、たばこ幹を燃焼して肥料として用いることが知られている。また特許文献1には、たばこ幹をバイオ燃料として用いることが開示されている。さらに特許文献2には、たばこ幹の搾取液から繊維(セルロース)やニコチン入りたばこシロップを抽出し、得られた繊維からシートを作ることが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
欧州特許第3030098号
米国特許出願明細書第2019/0313690号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
たばこ幹は硬くて取扱いが困難であるため、前記特許文献に記載のとおりに再利用されてきた。一方で、発明者らは、たばこ幹をたばこ香味材等のたばこ材料として活用できるのではないかとの着想を得た。かかる事情に鑑み、本発明は新規なたばこ材料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題は、以下の本発明によって解決される。
態様1
たばこ幹、その部位、およびこれらの組合せからなる群より選択されるたばこ幹原料を含有するたばこ材料。
態様2
前記部位が、髄、皮層、および表皮からなる群から選択される、態様1に記載のたばこ材料。
態様3
前記たばこ幹原料が前記髄を含む、態様2に記載のたばこ材料。
態様4
前記たばこ幹原料が、粉砕物または非粉砕物の形態である、態様1~3のいずれかに記載のたばこ材料。
態様5
前記たばこ幹原料が、熱処理されているか、または熱処理されていない、態様1~4のいずれかに記載のたばこ材料。
態様6
前記たばこ幹原料が、乾燥されているか、または乾燥されていない、態様1~5のいずれかに記載のたばこ材料。
態様7
たばこ香味材である、態様1~6のいずれかに記載のたばこ材料。
態様8
前記たばこ幹原料として中骨を含む、態様7に記載のたばこ材料。
態様9
態様1~8のいずれかに記載のたばこ材料と、
たばこ原料と、
を含むたばこ組成物。
態様10
態様9のたばこ組成物を含む、たばこセグメント。
態様11
態様10に記載のたばこセグメントを備える香味吸引物品。
【発明の効果】
【0006】
本発明によって新規なたばこ材料を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
タバコ植物の概要を示す図
非燃焼加熱型たばこ香味吸引物品の一態様を示す図
非燃焼加熱型たばこ香味吸引システムの一態様を示す図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を詳細に説明する。本発明において「X~Y」は、その端値であるXおよびYを含む。
【0009】
1.たばこ材料
たばこ材料とは、香味吸引物品に使用される材料である。たばこ材料は、そのまま香味吸引物品の香味源として使用することができ、または香味吸引物品の構成材料に香喫味を付与するたばこ香味剤としても使用することができる。
【0010】
(1)たばこ幹原料
本発明のたばこ材料は、たばこ幹原料を含有する。たばこ幹原料は、たばこ幹、その部位、およびこれらの組合せからなる群から選択される。たばこ幹とは、図1に示すとおり、タバコ植物の茎およびタバコ葉の主脈(中骨)の総称である。図1はタバコ植物の模式図であり、1はたばこ植物、3は茎、5は中骨(タバコ葉の主脈)である。タバコ植物の茎3は、残幹およびそれ以外の幹を含む。タバコ植物としては、Nicotiana属に類する、例えば、タバカム、ルスチカなどを好適に使用できる。一態様においてたばこ幹原料は中骨を含み、別態様においてたばこ幹原料は中骨を含まないこともできる。前者の態様は、より優れた香喫味を与えることができるので、特にたばこ香味材として好適である。
(【0011】以降は省略されています)

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