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公開番号2025119060
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-14
出願番号2022074756
出願日2022-04-28
発明の名称粒状再生セルロースを含有する口腔用組成物
出願人日本たばこ産業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A24B 13/00 20060101AFI20250806BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】保存安定性に優れた口腔用組成物および口腔用パウチ製品を提供する。
【解決手段】 ニコチンと、
基材として25℃、相対湿度80%条件下での保水率が17重量%以上である有機材料と、
を含有する口腔用組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ニコチンと、
基材として25℃、相対湿度80%条件下での保水率が17重量%以上である有機材料と、
を含有する口腔用組成物。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記有機材料が粒状再生セルロースである、請求項1に記載の口腔用組成物。
【請求項3】
前記粒状再生セルロースの平均粒径が100~300μmである、
請求項2に記載の口腔用組成物。
【請求項4】
前記粒状再生セルロースの、水銀圧入法で測定された直径50nm以上の細孔の細孔容積が1.80~2.20cm

/gである、
請求項2または3に記載の口腔用組成物。
【請求項5】
前記粒状再生セルロースの水銀圧入法で測定された平均細孔直径が、0.2~1.0μmである、請求項2~4のいずれかに記載の口腔用組成物。
【請求項6】
水分含有量が30重量%以上である、請求項1~5のいずれかに記載の口腔用組成物。
【請求項7】
前記有機材料を10重量%以上含む、請求項1~6のいずれかに記載の口腔用組成物。
【請求項8】
請求項1~7のいずれかに記載の口腔用組成物と、
前記口腔用組成物を包装する包装材と、
を備える、口腔用パウチ製品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は粒状再生セルロースを含有する口腔用組成物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
口腔用パウチ製品の充填物である口腔用組成物については、初期の不織布異物感を緩和する手段として、製品の水分含有量を高く設計することが求められる。しかし高水分設計の口腔用パウチ製品では、水分を担持する基材成分の水分脱着能が高い場合、蔵置中の湿度変化等により製品中水分が低減することで、使用時の不織布異物感が増加し、ユーザー使用感の低下が生じる可能性があった。
【0003】
ところで、特許文献1にはニコチン含有医薬組成物の担体として微結晶セルロースを用いることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2014-530871号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は使用時の不織布異物感を低下させた口腔用パウチ製品を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題は以下の本発明によって解決される。
態様1
ニコチンと、
基材として25℃、相対湿度80%条件下での保水率が17重量%以上である有機材料と、
を含有する口腔用組成物。
態様2
前記有機材料が粒状再生セルロースである、態様1に記載の口腔用組成物。
態様3
前記粒状再生セルロースの平均粒径が100~300μmである、
態様2に記載の口腔用組成物。
態様4
前記粒状再生セルロースの、水銀圧入法で測定された直径50nm以上の細孔の細孔容積が1.80~2.20cm

/gである、
態様2または3に記載の口腔用組成物。
態様5
前記粒状再生セルロースの水銀圧入法で測定された平均細孔直径が、0.2~1.0μmである、態様2~4のいずれかに記載の口腔用組成物。
態様6
水分含有量が30重量%以上である、態様1~5のいずれかに記載の口腔用組成物。
態様7
前記有機材料を10重量%以上含む、態様1~6のいずれかに記載の口腔用組成物。
態様8
態様1~7のいずれかに記載の口腔用組成物と、
前記口腔用組成物を包装する包装材と、
を備える、口腔用パウチ製品。
【発明の効果】
【0007】
本発明によって保存安定性に優れた口腔用組成物および口腔用パウチ製品を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
材料の吸脱着等温線
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を詳細に説明する。本発明において「X~Y」はその端値、すなわちXおよびYを含む。口腔用製品とは、口腔に製品を含んだ状態で、唾液を介し有効成分を口腔粘膜より摂取する製品である。口腔用組成物とは口腔用製品に使用される組成物である。
【0010】
1.口腔用組成物
本実施態様にかかる口腔用組成物(以下単に「組成物」ともいう)は、特定の保水率を有する有機材料と、ニコチンとを含む。基材とは、組成物のマトリックスを構成する材料であり、賦形剤ともいう。
(【0011】以降は省略されています)

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