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公開番号2025099329
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023215913
出願日2023-12-21
発明の名称ヒートスティック除去具
出願人個人,個人
代理人個人,個人
主分類A24F 40/85 20200101AFI20250626BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】加熱式タバコカートリッジに残ったヒートスティック(たばこスティック)を除去するためのヒートスティック除去具を提供する。
【解決手段】この除去具は、本体101とキャップとから構成される。本体101は、表面に滑り止めが形成された持手部1と螺旋部3が設けられた軸部2とから構成される。この除去具では、使用する前にキャップを本体101から引き抜いて本体101の軸部2を露出させる。そして、この軸部2の螺旋部3を、加熱式タバコのカートリッジのホルダーに折れて残ったヒートスティックにねじ込む。ヒートスティックに螺旋部3をねじ込む際は、持手部1を摘まんで回転させる。これにより螺旋部3がヒートスティックにねじ込まれる。そして、持手部1を引っ張ってヒートスティックをホルダーから引き抜く。この状態でヒートスティックがすべて除去できれば掃除は完了する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
軸状の持手部と、
持手部から軸状に延出すると共に軸周囲に木用コーススレッドの山部に近似した形状の螺旋部を有し且つ前記持手部の軸より小径の軸部と、
を有する本体からなるヒートスティック除去具。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記本体の軸部をカバーすると共に当該本体に着脱可能なキャップを有する請求項1に記載のヒートスティック除去具。
【請求項3】
前記軸部の尖った先端が球状となる請求項1又は2に記載のヒートスティック除去具。
【請求項4】
前記本体は透明な樹脂からなる請求項1又は2に記載のヒートスティック除去具。
【請求項5】
前記キャップは中空軸状であり前記本体に装着した状態でヒートスティックの長さ以下となる請求項2に記載のヒートスティック除去具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱式タバコカートリッジに残ったヒートスティック(たばこスティック)を除去するためのヒートスティック除去具に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から特許文献1に記載されているようなヒートスティックを取り出すための道具が知られている。当該道具は、加熱式タバコのヒートスティックがホルダー内で折れて詰まった際に用いるものである。この道具は、持手部、軸部及び差込部とからなる。持手部は円形の平板で形成され、軸部分はらせん状で形成される。
【0003】
ヒートスティックが折れてホルダー内に残った場合、差込部をヒートスティックにねじ込んでコルク栓を引き抜くような要領で引き出す。これによりホルダー内を清掃できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3226539号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来のヒートスティックを取り出すための道具は、ホルダー内が損傷しないように樹脂製であるところ、残留したタバコを取り出すのに適した螺旋形状を成型するのが困難であるという問題点があった。本発明は、係る問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るヒートスティック除去具は、軸状の持手部と、持手部から軸状に延出すると共に軸周囲に木用コーススレッドの山部に近似した形状の螺旋部を有し且つ前記持手部の軸より小径の軸部とを有する本体からなる。前記本体の軸部をカバーすると共に当該本体に着脱可能なキャップを有するようにするのが好ましい。更に、前記軸部の尖った先端が球状となるようにするのが好ましい。更に、前記本体は透明な樹脂からなるようにするのが好ましい。更に、前記キャップは中空軸状であり前記本体に装着した状態でヒートスティックの長さ以下となるようにするのが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施の形態1に係る除去具の操作部を示す平面図である。
図1に示した除去具のキャップを示す平面図(一部断面図)である。
本発明の実施の形態1に係る除去具を示す平面図である。
軸部の先端部分を示す拡大図である。
除去具の使用方法を示す説明図である。
除去具の変形例を示す説明図である。
除去具の変形例を示す説明図である。
本発明の実施の形態2に係る除去具の操作部を示す平面図である。
本発明の実施の形態2に係る除去具を示す平面図である。
本発明の実施の形態2に係る除去具のキャップを示す平面図である。
軸部の形状の例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る除去具の操作部を示す平面図である。図2は、図1に示した除去具のキャップを示す平面図(一部断面図)である。この除去具100は、本体101とキャップ102とから構成される。本体101は、表面に滑り止めが形成された円柱軸状の持手部1と、持手部1から延出すると共に軸周囲にネジ状の螺旋部3が設けられた軸状の軸部2とから構成される。軸部2の径は持手部1の径より小さい。螺旋部3の山部5の外径も持手部1の径より小さい。持手部1に円錐部4が設けられ当該円錐部4から軸部2が連続的に形成されることから軸部2の根元の強度が高まる。
【0009】
螺旋部3は、型からの抜けを容易にすると共にヒートスティックへの引っ掛かりを確保するための形状となる。螺旋部のネジ形状は、ネジ山の山部間隔が広く山部の高さが高い点で、木用のコーススレッドに近似したものである。これは、少ない回転でヒートスティックにねじ込むことができ且つヒートスティックへの引っ掛かりが良くなるようにするためである。山部5の形状については木用コーススレッドとは異なる形状を有する。螺旋の山部5は、軸部2に対して12山分形成される。山部5は軸部2に対して8山分~15山分でもよい。山部5の頂部までの径は、軸部2の径の1.4~1.7倍である。山部5の形状は、一部に切欠部5aが設けられる。この切欠部5aにより金型からの抜けが良くなる。
【0010】
切欠部5aは山部5の一部に設けられ、平面となる。金型でコーススレッドを射出成形する場合、アンダーカットが生じないようにする必要がある反面、通常のネジのネジ山を一部変形させることは性能低下につながるために行わない。この除去具では、ヒートスティックに咬みこめばよいことからネジ山の形状を均一にしなくても良い。切欠部5aの例は、図4(a)に示すが、これに限定されない。同図の例では、山部5の一部に切欠部5aを設けている。金型の構造は任意であるが金型からの抜けをよくするために複雑な構造になる傾向にあるところ、本発明のように一部に切欠部5aを設けることで金型からの抜けが良くなり且つ複雑化を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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