TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025163921
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2024067561
出願日2024-04-18
発明の名称たばこ用組成物、E-リキッド、たばこ製品
出願人Future Technology株式会社
代理人
主分類A24B 15/167 20200101AFI20251023BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】良好な甘みの持続性があり、雑味感を抑えることができるたばこ用組成物を提供する。
【解決手段】ネオテームと、アドバンテームと、ソーマチン及び/又はモネリンとを含むたばこ用組成物であり、液状で、ネオテームを0.01~10質量%、アドバンテームを0.01~5質量%、ソーマチン及び/又はモネリンを0.01~15質量%含むことが好ましい。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ネオテームと、アドバンテームと、ソーマチン及び/又はモネリンとを含むたばこ用組成物。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記ネオテームを0.01~10質量%、前記アドバンテームを0.01~5質量%、前記ソーマチン及び/又はモネリンを0.01~15質量%含む請求項1に記載のたばこ用組成物。
【請求項3】
前記ネオテーム及び前記アドバンテームの合計量(X)に対する前記ソーマチン及びモネリンの合計量(Y)の割合(Y/X)が、0.001~85である請求項1に記載のたばこ用組成物。
【請求項4】
さらに、有機溶媒を含む請求項1に記載のたばこ用組成物。
【請求項5】
前記有機溶媒中に前記ネオテームと、前記アドバンテームと、前記ソーマチン及び/又はモネリンと溶解させた有機溶媒溶液に対する前記ネオテームと、前記アドバンテームと、前記ソーマチン及び/又はモネリンの合計が0.5~25質量%である請求項4に記載のたばこ用組成物。
【請求項6】
前記有機溶媒がプロピレングリコールを含み、前記有機溶媒溶液に対する該プロピレングリコールの含有量が50質量%以上である請求項5に記載のたばこ用組成物。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載のたばこ用組成物を含むE-リキッド。
【請求項8】
請求項1~6のいずれか1項に記載のたばこ用組成物を含むたばこ製品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はたばこ用組成物、E-リキッド、及びたばこ製品に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来の燃焼式たばこ(紙巻きたばこ)の代替として、燃焼を伴わずに電気加熱を利用した加熱式たばこや電子たばこが普及している。これらのうち、香り付きの水蒸気をタバコのように吸う、VAPEとも呼ばれる電子タバコには、グリセリンとプロピレングリコールを主成分としたE-リキッドが用いられる。最近では甘みを加えることで香喫味を向上させるため、このE-リキッドに甘味料を配合する試みがなされている。
【0003】
例えば、特許文献1には、アドバンテームを含有するタバコが開示されている。アドバンテームは、ショ糖の約20,000倍の甘味を有する高甘味度甘味料である。このアドバンテームをタバコに含有・添加することにより、煙のイガイガ感が軽減される、後味がスッキリする、タバコの味が濃くなる等の効果が奏される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-15925号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1は、いわゆる燃焼式のたばこを対象としており、加熱式たばこや電子たばこのリキッドについて上記のような効果が得られることは示されていない。また、本発明者らの検討によれば、アドバンテームだけを含有させたE-リキッドは、一時的な強い甘みを得ることができるが、甘みの持続性が短かったり、雑味を感じたりすることがあることが分かった。
【0006】
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、良好な甘みの持続性があり、雑味感を抑えることができるたばこ用組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明者らは、たばこ用組成物として、ネオテームと、アドバンテームと、ソーマチン及び/又はモネリンとを含有させることにより、上記課題を解決できることを見出し本発明に想到した。
すなわち、本発明は下記のとおりである。
【0008】
[1] ネオテームと、アドバンテームと、ソーマチン及び/又はモネリンとを含むたばこ用組成物。
[2] 前記ネオテームを0.01~10質量%、前記アドバンテームを0.01~5質量%、前記ソーマチン及び/又はモネリンを0.01~15質量%含む[1]に記載のたばこ用組成物。
[3] 前記ネオテーム及び前記アドバンテームの合計量(X)に対する前記ソーマチン及びモネリンの合計量(Y)の割合(Y/X)が、0.001~85である[1]又は[2]に記載のたばこ用組成物。
[4] さらに、有機溶媒を含む[1]~[3]のいずれか1つに記載のたばこ用組成物。
[5] 前記有機溶媒中に前記ネオテームと、前記アドバンテームと、前記ソーマチン及び/又はモネリンと溶解させた有機溶媒溶液に対する前記ネオテームと、前記アドバンテームと、前記ソーマチン及び/又はモネリンの合計が0.5~25質量%である[4]に記載のたばこ用組成物。
[6] 前記有機溶媒がプロピレングリコールを含み、前記有機溶媒溶液に対する該プロピレングリコールの含有量が50質量%以上である[4]又は[5]に記載のたばこ用組成物。
[7] [1]~[6]のいずれか1つに記載のたばこ用組成物を含むE-リキッド。
[8] [1]~[6]のいずれか1つに記載のたばこ用組成物を含むたばこ製品。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、良好な甘みの持続性があり、雑味感を抑えることができるたばこ用組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態(本実施形態)について詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

株式会社ルック
携帯用灰皿
6か月前
個人
ヒートスティック除去具
4か月前
日本たばこ産業株式会社
香味吸引物品
1か月前
個人
電子タバコの加熱素子
3か月前
日本たばこ産業株式会社
香味発生物品
1か月前
日本たばこ産業株式会社
口腔用組成物
2か月前
日本たばこ産業株式会社
喫煙システム
2か月前
個人
フレーバ用ブースター器具およびシーシャ装置
3か月前
東莞市佳かい精密金属制品有限公司
充電可能な電子タバコケース
3か月前
日本たばこ産業株式会社
香味吸引システム
2か月前
日本たばこ産業株式会社
香味吸引システム
2か月前
Future Technology株式会社
エアロゾル吸引カートリッジ
1か月前
エム・クリエイト株式会社
灰皿装置及び灰皿管理システム
4か月前
日本たばこ産業株式会社
低香味原料を含むたばこセグメント
1か月前
日本たばこ産業株式会社
非燃焼加熱型香味吸引物品用フィルタ
5か月前
Future Technology株式会社
たばこ用組成物、E-リキッド、たばこ製品
3日前
日本たばこ産業株式会社
たばこ原料の製造方法およびたばこ原料
6か月前
日本たばこ産業株式会社
香味発生物品および香味吸引システム
2か月前
日本たばこ産業株式会社
粒状再生セルロースを含有する口腔用組成物
2か月前
Future Technology株式会社
エアロゾル吸引カートリッジ用のエアロゾル形成部材
6か月前
日本たばこ産業株式会社
電子装置
3か月前
Future Technology株式会社
芳香基材
3か月前
Future Technology株式会社
喫煙器具
1か月前
日本たばこ産業株式会社
吸引器
3か月前
日本たばこ産業株式会社
たばこ材料、その製造方法、および非燃焼加熱型喫煙物品
1か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
6か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
4か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
4か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
18日前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
5か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
6か月前
Future Technology株式会社
喫煙用カートリッジ
6か月前
Future Technology株式会社
タバコ充填物集積体
2か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
2か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
2か月前
続きを見る