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公開番号2025119705
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024014641
出願日2024-02-02
発明の名称香味発生物品および香味吸引システム
出願人日本たばこ産業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A24D 1/20 20200101AFI20250807BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】香味発生物品に導入される空気による香味源の加熱効率の低下を抑制する。
【解決手段】香味発生物品は、マイクロ波によって加熱されて香味を発生する香味発生物品であって、香味源と、上流部であって、前記香味発生物品を用いて香味吸引が行われるとき、前記上流部に流入した空気が前記香味源を通過するように構成されている、上流部と、を備え、前記上流部は、比誘電率が10より大きい材料を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
マイクロ波によって加熱されて香味を発生する香味発生物品であって、
香味源と、
上流部であって、前記香味発生物品を用いて香味吸引が行われるとき、前記上流部に流入した空気が前記香味源を通過するように構成されている、上流部と、
を備え、
前記上流部は、比誘電率が10より大きい材料を含む、香味発生物品。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記上流部は、前記香味発生物品が前記香味吸引器に収容され、香味吸引が行われるとき、前記香味源に向かう空気を加熱するように構成されている、請求項1に記載の香味発生物品。
【請求項3】
前記上流部は、前記香味発生物品の上流側の端部に配置されたフィルタを含む、請求項1または2に記載の香味発生物品。
【請求項4】
前記フィルタは、前記フィルタの外周面に開口する第1空気流路を有する、請求項3に記載の香味発生物品。
【請求項5】
前記フィルタは、前記香味発生物品の長手方向に延在する複数の第2空気流路を画定する、請求項3または4に記載の香味発生物品。
【請求項6】
前記フィルタを取り囲むシート部材をさらに備え、
前記第2空気流路は、前記フィルタの外周面と前記シート部材の間に形成されているか、前記フィルタの外周面を含んで形成された換気部に形成されている、請求項5に記載の香味発生物品。
【請求項7】
前記フィルタは、トリアセチンを含まない、請求項3から6のいずれか一項に記載の香味発生物品。
【請求項8】
前記上流部は、エアロゾル源を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の香味発生物品。
【請求項9】
前記上流部は、グリセリン、機能化ポリシルセスキオキサン、カーボンナノチューブ、グラファイト、グラフェン、活性炭、金属粉、半導体粉、リン酸二水素カリウムおよび二酸化チタンからなる群から選択される少なくとも1つを含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の香味発生物品。
【請求項10】
前記材料の比誘電率は40以下である、請求項1から9のいずれか一項に記載の香味発生物品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、香味発生物品および香味吸引システムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、材料の燃焼をすることなく香味等を吸引するための香味発生物品が知られている。このような香味発生物品には、揮発成分を含むたばこを含む香味源を有し、マイクロ波によって加熱されるものが知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/090022号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のエアロゾル化可能材料を加熱するための装置は、マイクロ波を発生するためのパッチアンテナと、エアロゾル化可能材料を受け取るための第1の部分を有するハウジングとを有している。この装置では、香味吸引の際、外部から導入される空気によりエアロゾル化可能材料が冷却され、エアロゾル化可能材料の加熱効率が低下する可能性がある。
【0005】
以上を鑑み、本発明の目的の一つは、香味発生物品に導入される空気による香味源の加熱効率の低下を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様によれば、香味発生物品が提供される。この香味発生物品は、マイクロ波によって加熱されて香味を発生する香味発生物品であって、香味源と、上流部であって、前記香味発生物品を用いて香味吸引が行われるとき、前記上流部に流入した空気が前記香味源を通過するように構成されている、上流部と、を備え、前記上流部は、比誘電率が10より大きい材料を含む。
【0007】
第1態様によれば、香味発生物品に導入される空気による香味源の加熱効率の低下を抑制することができる。
【0008】
第2態様は、第1態様において、前記上流部は、前記香味発生物品が前記香味吸引器に収容され、香味吸引が行われるとき、前記香味源に向かう空気を加熱するように構成されている、ことを要旨とする。
【0009】
第2態様によれば、香味発生物品に導入される空気による香味源の加熱効率の低下を、より確実に抑制することができる。
【0010】
第3態様は、第1または第2の態様において、前記上流部は、前記香味発生物品の上流側の端部に配置されたフィルタを含む、ことを要旨とする。
(【0011】以降は省略されています)

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