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公開番号
2025051629
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2024157816
出願日
2024-09-11
発明の名称
霧化装置及びその霧化コア
出願人
深ゼン市華誠達精密工業有限公司
代理人
個人
,
個人
主分類
A24F
40/44 20200101AFI20250327BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】霧化装置及びその霧化コアを開示する。
【解決手段】霧化コアは導液体11及び発熱体12を含む。導液体には、縦方向に貫通する気流孔が設けられている。また、導液体には、更に、少なくとも1つの貯液溝が設けられている。貯液溝は気流孔の外周に設けられる。貯液溝は、少なくとも1つの第1サブ貯液溝1121及び少なくとも1つの第2サブ貯液溝1122を含む。第1サブ貯液溝と第2サブ貯液溝は連通している。気流孔と第2サブ貯液溝とが対向する壁面には霧化面Aが形成され、霧化面に発熱体が設けられる。前記気流孔は、霧化装置の送気口から近い導液体の中心位置に設けられる。これにより、エアロゾルの流動経路が短くなるため、温度の低下により吸い心地に影響を及ぼすとの事態が発生しにくい。かつ、流動過程で温度が低下することによるエアロゾルの凝縮を有効に回避し得るため、生成された凝縮液が消費者に吸い込まれるとの事態を回避できる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
導液体(11)及び発熱体(12)を含み、前記導液体(11)には、縦方向に貫通する気流孔(111)が設けられており、前記導液体(11)には、更に、少なくとも1つの貯液溝(112)が設けられており、前記貯液溝(112)は前記気流孔(111)の外周に設けられ、前記貯液溝(112)は、少なくとも1つの第1サブ貯液溝(1121)及び少なくとも1つの第2サブ貯液溝(1122)を含み、前記第1サブ貯液溝(1121)と前記第2サブ貯液溝(1122)は連通しており、
前記気流孔(111)と前記第2サブ貯液溝(1122)とが対向する壁面には霧化面(A)が形成され、前記霧化面(A)に前記発熱体(12)が設けられることを特徴とする霧化コア(10)。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1サブ貯液溝(1121)の深さは前記第2サブ貯液溝(1122)の深さよりも小さく、前記第1サブ貯液溝(1121)の縦断面の幅は前記第2サブ貯液溝(1122)の縦断面の幅と等しいことを特徴とする請求項1に記載の霧化コア(10)。
【請求項3】
前記第1サブ貯液溝(1121)の深さは前記第2サブ貯液溝(1122)の深さよりも小さく、前記第1サブ貯液溝(1121)の縦断面の幅は前記第2サブ貯液溝(1122)の縦断面の幅よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の霧化コア(10)。
【請求項4】
前記貯液溝(112)は、2つの第1サブ貯液溝(1121)及び1つの第2サブ貯液溝(1122)を含み、前記第2サブ貯液溝(1122)の両端は、それぞれ、2つの前記第1サブ貯液溝(1121)に接続されて連通することを特徴とする請求項1に記載の霧化コア(10)。
【請求項5】
前記貯液溝(112)の数は少なくとも2つであり、少なくとも2つの前記貯液溝(112)は、前記気流孔(111)の外周に間隔を開けて設けられることを特徴とする請求項1に記載の霧化コア(10)。
【請求項6】
前記気流孔(111)と前記第2サブ貯液溝(1122)とが対向する壁面は、円弧面又は平面であることを特徴とする請求項1に記載の霧化コア(10)。
【請求項7】
前記発熱体(12)は、発熱部(121)と、前記発熱部(121)に連なる少なくとも2つの電極部(122)を含み、前記発熱部(121)は前記霧化面(A)に貼設又は嵌設され、少なくとも2つの電極部(122)の端部は前記導液体(11)に貼り付け又は嵌設されることを特徴とする請求項1に記載の霧化コア(10)。
【請求項8】
前記導液体(11)の底部には、更に、収容溝(113)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の霧化コア(10)。
【請求項9】
前記収容溝(113)の幅は0.1~0.8mmであることを特徴とする請求項8に記載の霧化コア(10)。
【請求項10】
前記収容溝(113)の横断面は、C形構造、U形構造又は一文字形構造をなしていることを特徴とする請求項8に記載の霧化コア(10)。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、霧化の技術分野に関し、特に、霧化装置及びその霧化コアに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
電子霧化装置とは、電気を用いて液体を加熱することで、液体を沸点に到達させて蒸気に変える装置であり、現在、電子タバコや美容医療の分野に幅広く利用されている。
【0003】
電子霧化装置はアトマイザーを含む。アトマイザーの中核は霧化コアとなっている。図1に示すように、一般的に、霧化コアは、互いに組み合わされる導液体100及び発熱体200を含む。中でも、多孔質セラミック系の硬質の導液材料は、組み立てやすいことから幅広く利用されている。通常、導液体100はブロック体構造をなしており、一般的には側面(符号101又は符号102の部分)から給液し、底面(霧化面)に発熱体200を設けて霧化用リキッドを加熱する。
【0004】
加熱による霧化で形成されたエアロゾルは、前記導液体100の周方向の側面を通じてアトマイザーから導出されて、消費者に吸入される。この場合、エアロゾルの流動経路が長くなるため、流動過程で温度が低下することで吸い心地が変化し、ひいては一部のエアロゾルが凝縮する場合もある。これにより、霧化時の吸い心地の一貫性が悪化するほか、凝縮液を吸い込むことは体にとっても良くない。かつ、縦方向に配置される前記導液体100は側面から給液するため、液漏れが発生しやすいとの問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする技術的課題は、霧化装置及びその霧化コアを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明が技術的課題を解決するために採用する技術方案は、以下の通りである。
【0007】
即ち、霧化コアを構成する。前記霧化コアは導液体及び発熱体を含む。前記導液体には、縦方向に貫通する気流孔が設けられている。また、前記導液体には、更に、少なくとも1つの貯液溝が設けられている。前記貯液溝は前記気流孔の外周に設けられる。前記貯液溝は、少なくとも1つの第1サブ貯液溝及び少なくとも1つの第2サブ貯液溝を含む。前記第1サブ貯液溝と前記第2サブ貯液溝は連通している。
【0008】
前記気流孔と前記第2サブ貯液溝とが対向する壁面には霧化面が形成され、前記霧化面に前記発熱体が設けられる。
【0009】
いくつかの実施例において、前記第1サブ貯液溝の深さは前記第2サブ貯液溝の深さよりも小さく、前記第1サブ貯液溝の縦断面の幅は前記第2サブ貯液溝の縦断面の幅と等しい。
【0010】
いくつかの実施例において、前記第1サブ貯液溝の深さは前記第2サブ貯液溝の深さよりも小さく、前記第1サブ貯液溝の縦断面の幅は前記第2サブ貯液溝の縦断面の幅よりも大きい。
(【0011】以降は省略されています)
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