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公開番号2025032382
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-11
出願番号2024224682,2022567999
出願日2024-12-20,2020-12-11
発明の名称香味吸引器
出願人日本たばこ産業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A24F 40/40 20200101AFI20250304BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】収容部で発生したエアロゾルが香味吸引器の筐体内部に漏出することを抑制する。
【解決手段】香味吸引器は、開口を形成する開口縁部を有し、香味発生物品の少なくとも一部を収容する収容部と、開口縁部の少なくとも一部と当接する当接部と、収容部を当接部に付勢する付勢部と、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
開口を形成する開口縁部を有し、香味発生物品の少なくとも一部を収容する収容部と、
前記開口縁部の少なくとも一部と当接する当接部と、
前記収容部を前記当接部に付勢する付勢部と、
を備えた香味吸引器。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の香味吸引器であって、
前記当接部は、前記香味発生物品を前記収容部に導くガイド部である、
香味吸引器。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の香味吸引器であって、
前記収容部は、一端に前記開口が形成された筒状形状を有し、
前記香味吸引器の筐体内において、前記当接部、前記収容部および前記付勢部は、この順に前記収容部の軸方向に沿って並んで配置されている、
香味吸引器。
【請求項4】
請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の香味吸引器であって、
前記当接部は、前記開口の全周にわたって前記開口縁部と当接する、
香味吸引器。
【請求項5】
請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の香味吸引器であって、
前記当接部は、前記収容部とは反対側で、前記香味吸引器の筐体および前記香味吸引器の筐体に固定された固定部の少なくとも一方と当接する、
香味吸引器。
【請求項6】
請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の香味吸引器であって、
前記付勢部は、前記収容部とは反対側で、前記香味吸引器の筐体および前記香味吸引器の筐体に固定された固定部の少なくとも一方と当接する、
香味吸引器。
【請求項7】
請求項6に記載の香味吸引器であって、
前記付勢部は、前記収容部とは反対方向に突出し、前記収容部から離れるにつれて先鋭となる突起部を有する、
香味吸引器。
【請求項8】
請求項7に記載の香味吸引器であって、
前記突起部は、前記収容部の軸の周りに連続的に配置された環状突起である、
香味吸引器。
【請求項9】
請求項7に記載の香味吸引器であって、
前記突起部は、前記収容部の軸の周りに断続的に配置された複数の突起である、
香味吸引器。
【請求項10】
請求項6に記載の香味吸引器であって、
前記付勢部は、前記香味吸引器の筐体および前記香味吸引器の筐体に固定された固定部の少なくとも一方から前記付勢部に向けて突出した第1突出部と当接する第1当接面を有する、
香味吸引器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、香味吸引器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、材料の燃焼をすることなく香味等を吸引するための香味吸引器が知られている。このような香味吸引器として、例えば、香味発生物品を収容する収容部と、収容部に収容される香味発生物品を加熱する加熱部とを有し、Oリングを用いて気密を確保するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/035454号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された香味吸引器では、収容部の近傍にOリングが配置されている。そのため、加熱部からの熱や収容部で発生したエアロゾルへの長期間の暴露により、Oリングが劣化するおそれがある。また、このOリングは、溝に嵌めるために伸長され、さらに取り付けた状態で圧縮されるので、溝が形成される部材には、長期間圧縮応力が作用し続ける。溝が変形すると、収容部で発生したエアロゾルが香味吸引器の筐体内部に漏出してしまい、電子回路部の劣化を促進させたり、電気接点部の接点不良による装置の故障を招いたりするおそれがある。これを回避するためには、溝が形成される部材の剛性を高めるべく、厚肉化や高剛性材料を採用する必要がある。また、安定した圧縮量を確保するためには、溝が形成される部材を高い精度で製作することが求められる。その結果、装置の大型化やコストアップを招く場合がある。
【0005】
本発明は、上記のような課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、収容部で発生したエアロゾルが香味吸引器の筐体内部に漏出することを抑制することができる香味吸引器を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1形態によれば、香味吸引器が提供される。この香味吸引器は、開口を形成する開口縁部を有し、香味発生物品の少なくとも一部を収容する収容部と、開口縁部の少なくとも一部と当接する当接部と、収容部を当接部に付勢する付勢部と、を備える。
【0007】
本発明の第1形態によれば、収容部の開口縁部と当接部との間でシールが形成されるので、収容部で発生したエアロゾルが香味吸引器の筐体内部に漏出することを抑制することができる。
【0008】
本発明の第2形態では、第1形態において、当接部は、香味発生物品を収容部に導くガイド部である。
【0009】
本発明の第2形態によれば、収容部の開口縁部とガイド部との間でシールが形成されるので、収容部で発生したエアロゾルが香味吸引器の筐体内部に漏出することを抑制することができる。
【0010】
本発明の第3形態では、第1形態または第2形態において、収容部は、一端に開口が形成された筒状形状を有し、香味吸引器の筐体内において、当接部、収容部および付勢部は、この順に収容部の軸方向に沿って並んで配置されている。
(【0011】以降は省略されています)

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